普通の学生だった〜番外編。「吸血鬼」

かーにゅ

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おにゃか 1

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柚琉視点

「うにゅ…」
ホテルに帰ってきたあと僕はベッドでぎゅーってしていた。
「…アイス2個にパフェ3個も食べるから」
「いつもの柚ならちゃんとセーブするか私と半分こするんだけどね…今日は忘れちゃったかしら」
「柚琉様…お眠りになるのでしたらティアラは外しましょう?」
「痛いでしょう?」
「やぁや…」
僕はお姫様するの…。
「薬は?」
「滅多に腹痛になることはありませんので柚琉様用の薬はなく…」
「さっき薬局で買ってきた市販薬しか」
「…柚お薬飲める?」
やだやだ!!
お薬はやーなの!!
お腹ギューってしながらふるふる首を振っていたら頭のティアラを取られた。
「ぼくのぉ…」
「壊れちゃうわよ?」
「はい、お薬飲もうね」
パパがパカッと空いた僕の口にサラサラーっとお薬を入れられた。
「けほっ」
「…柚今わざと咳してお薬出したでしょ」
「ゼリーの用意出来ました」
「…こうなると思ったけどね」
ゼリーにお薬が混ぜられた。
あれやー…。
おいしくないの…。
「はいお口開けて。ごっくんするんだよ?」
「ん…」
ごっくんしたらメイドさんがジュースをくれた。
「…おいちー」
「次ね」
またお口にお薬入れられた…。
ごっくんしてジュース。
またごっくんしてジュース。
何回か繰り返していたらメイドさんがゼリーをくれた。
「…おくすり…じゃない?」
「薬はもう終わりましたよ。よく頑張りましたね」
「ん…ぼくがんばったぁ…」
お腹痛い痛いしたけどあったかいのぎゅーしてくまちゃんとねんねしてるの。
「もう食べすぎないようにしようね」
「アイス2個食べるのはいけなかったわね。今度からはママも注意して見ててあげるから自分の限界を知りましょうね」
「うー…」
僕まだいっぱい食べたいのあったの…。
ちっちゃなケーキもまだ食べてないのあったの…。
「また今度おうちで用意してあげるから。というかうちの会社の系列のホテルでもやってる気がするんだけど」
「ですって。また今度行きましょうね」
「いくぅ…」
ママとお出かけ…。
楽しみにしてる…。
くぅ…。
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