教室ごと転移したのに陽キャ様がやる気ないのですが。

かーにゅ

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ふぁいぶ お泊りだよ?僕、住むとは言ってないよ?

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「ここだ」
「ふぉぁぁぁぁ」

 異世界ハウス!ログハウスっぽい!なにこれ!外観以上に広いんだけど‼

 ま、退院したばかりで歩けないんで抱っこなんですけどね。けっ。

「気に入ったか?」
「きにいった!」

 じたばたしてたらソファーにおろされた。あ、このソファーもふかふかだ。

「あまり動くと傷に障るぞ。マーケットに行くのはその傷が完治してからな」
「え…」

 もう治ってるよ?痣が残ってるだけだよ?たまに痛いってだけで頑張れば歩けるし。

「うぅ…」
「ハルキ、で登録してしまったがよかったか?」
「え?」

 お兄さんは僕の手に白色のカードを置いた。

「これって…」
「ギルドカードだ。欲しがっていただろう?10になるまでは自分では登録できない決まりでな」
「ありがとう!」

 10になるまではってところは聞かなかったことにするね。…みんなが登録できたのは10歳以上だと思われたってことだし。なんで僕だけ3歳認定?

「ここってせいじんなんさい?」
「15だ」

 うん、成人してる!てことは僕…お酒飲めたりする!?

「おさけ!」
「だめだ。傷が治るまでは飲まない方がいい。…いや、治ってからもしばらくは飲まないでくれ」

 え…楽しみにしてたのに…エール飲んでみたかった。異世界ってほとんど飲酒年齢設定されてないしうまくいけば僕でも飲める!そして酔った勢いで今度こそ‼

「がんばる!」
「何を?」

 …このお兄さんは無理だな。筋骨隆々のやつは興味ない。だって僕が押し倒せないし。絶対突撃しても倒れないって。

「えいっ!」

 とりあえず実践。うん、倒れないね。あとついでにおでこ痛い。なんでそんなに固いの?痛かったんだけど。

「急にどうした。かまってほしかったのか?」

 お茶の用意をしていたらしいお兄さんは僕を抱き上げた。そういや僕この人の名前知らないままだったな。まあいいや。

「これ食べるか?」
「なにそれー」

 年輪型のケーキらしきもの。うん、見た目バームクーヘン。さてさて味は?

「チョコレートケーキか…」

 どこも黒くないのに味はチョコて…チョコ…チョコ単体だけだったら見た目どうなるんだろう。

「ちょこれーとけーき?」
「ないの?」
「それがどんなものかは知らないな」

 マジか。僕あれ好きなんだけど。生クリームたっぷりのショートケーキも好きだけど…食べると周りの人がめちゃくちゃ見てくるから嫌。

「甘いものは好きなようだな。よかった」
「からいのもわりとたべれるよ?」

 ちょっとずつ子供っぽさをなくしていけば普通に話してもバレないはず。まあバレてもいいんだけど。

「無理はだめだろう。子供用しか出さないからな」
「えーからいのたべたいのにー」

 すっごい意外な顔されるけど激辛までなら食べれるんだよねーむしろ好き。ジョロキアとかはさすがに無理だけど普通のお店の用意する辛いメニューなら食べれるかな。この世界のものがどんな味なのか早く知りたいんだけど。

「…ハルの服もそろえないとな」
「ぼく、ハルなの?」

 そうやって呼んでくるのママしかいなかったんだけど。ハルちゃんって。…ママ女の子が欲しかったから。

「ギルドで用意してもいいがハルには合わないだろうし作るか」
「オーダーメイドじゃなくていいよ!」
「おーだーめいど?ハルはたまに不思議な言葉を使うな」

 おけ。横文字ほとんど伝わらないのか。いやでもベッドとかは伝わるみたいだし…見極め難しくない?

「今日の昼は何が食べたい?」
「にく!」
「食堂か外かどっちにするんだ?」

 うーむ。どちらとも捨てがたい…でも多分食堂はこれからたくさん利用することになりそうだし外行こう!ついでにマーケットもおねだりしてやれ!

「そと!」
「ならローブを被るんだぞ」

 ローブ…ってかこれケープのが近くない?たしかに全身覆うのって邪魔くさいなとは思ってたけど一回着てみたかったのに。胸元までしかないよー。

「…その髪で何か言われるかもしれないしな」
「の?」

 僕のこれ黒髪じゃないよ?黒染めしてあるんだよ?なんか父方の家系にロシア系の人がいたとかで白金なんだよ。日本じゃ目立つし身だしなみ検査のたびに言われるの嫌だから黒染めしてたんだよね。この世界にはそんなのないだろうし戻るかな。







目もカラコンいれてるんだよねー。乾燥してきたら痛いんだけど。どうしよ。今外しておくべき?
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