6 / 68
しっくす お腹減った…ごはん食べたいです。漫画肉とかないかな。
しおりを挟む
くぅぅぅ。きゅるるるる。
「おなかすいたー」
「ついたぞ。酒屋だがこのあたりで一番料理の美味い店だ」
「ほぇ…」
看板、特になし。見た目、住居っぽくはない。木のドアはほとんど防音効果はないみたいだ。だってまだ店に入ってないのにめちゃくちゃうるさいんだもん。
「エール1つとリンゴジュース頼む」
お兄さんは僕を片手で抱き、もう片方の手で扉を開いてついでに注文までしていた。
てか自分はお酒飲むのね。僕にはダメだって言ったくせに!まあいいや。あとで勝手に飲んでやる。
「こっちだ」
お兄さんは勝手に2階席に上がった。2階には1つのテーブルと三脚の椅子があるのみ。予約席…ってわけではなさそう。個人的に作ったのかな。
「子供椅子はいかがいたしましょう」
「一応用意してくれ。あといくつかクッションも」
「かしこまりました」
耳のとがった黒人の女性がいつの間にか立っていた。
ふぉぉぉ!黒エルフだ!すごい!エルフが酒場にいるよ!店員として働いてるよ!
次にテーブルのほうを見ると他の椅子よりも座席の高くなった椅子が置かれていた。
「しごとがはやい…」
「これぐらいは当然じゃないか?」
…一瞬で仕事を終える超人が店員として働いてたら日本のファミレスとかのあの無駄に長い待機時間はできないって。お昼時だと大体待たされるよね。そして毎回キッズメニュー渡されるよね!僕一人だけに!
「ほらこのジュースはどうだ?」
木のコップに注がれた黄金色の液体。多分これはエールじゃない。お兄さんの銀の取って付きの木でできたジョッキがエールだろうな。これリンゴジュースか。よくみたら机に瓶ごと置いてあったし。
椅子に座らされ、両手を使ってコップを持ち上げた。
リンゴのいいにおいがする。においだけなら好き。味はどうだろう。これが初めての食事…ではないんだけどちゃんと味のある食事は初めてだもんな。美味しいの食べたい。
「うまく持てないか?」
「だいじょうぶ」
ほとんどコップを机に置いたまま、中の液体を飲んだ。
「おいしい」
「そうか。肉が食べたいと言っていたが何かリクエストはあるか?」
「おいしいの」
「だそうだ。調理法は任せる。俺の分は適当に見繕ってくれ」
「はい」
黒エルフのお姉さんは階段を下りて行ってしまった。
リンゴジュースだけじゃお腹すくなー早く料理来てくれないかな。僕今までろくなもの食べてないんだけど。おかゆ系から卒業したと思ったら見た目バームクーヘンのチョコレートケーキひとかけらだよ?そりゃお腹も空くって。
「お待たせいたしました」
全然待ってないでーすと言うのは野暮だろうか。
「こちら、当店自慢の若タンチキンの蒸し鳥とスパイシー風味の焼き鳥となっております。焼き鳥のほうはお子様には辛いかと思われますのでご注意を」
「ああ」
「いっただっきまーす!」
春樹くんはいい子だからね!おててパッチンいただきますってね。
「うまうま」
タンチキンって名前聞いた瞬間に牛なのか鳥なのかわからなくなりそうだったけどこれは鳥だな。鶏の肉に近い…異世界のタンチキン。
「蒸し鳥か…」
「きらい?」
「肉自体は嫌いじゃない。だが…蒸し鳥にはこれがついているだろう?」
「あー…」
わかった。お兄さんは野菜嫌いなわけか。ふふーん。僕もだぜ!葉物野菜は全般的に無理。世間一般に嫌いな野菜と言われるものはほぼすべて嫌い。ピーマンとかマジ無理。
「ぷー」
「どうした?口にあわなかったか?」
いやこれは美味しいってい言ったでしょうが。スパイシータンチキン取らないで!それ今から食べようと思ってたんだから!
「おなかすいたー」
「ついたぞ。酒屋だがこのあたりで一番料理の美味い店だ」
「ほぇ…」
看板、特になし。見た目、住居っぽくはない。木のドアはほとんど防音効果はないみたいだ。だってまだ店に入ってないのにめちゃくちゃうるさいんだもん。
「エール1つとリンゴジュース頼む」
お兄さんは僕を片手で抱き、もう片方の手で扉を開いてついでに注文までしていた。
てか自分はお酒飲むのね。僕にはダメだって言ったくせに!まあいいや。あとで勝手に飲んでやる。
「こっちだ」
お兄さんは勝手に2階席に上がった。2階には1つのテーブルと三脚の椅子があるのみ。予約席…ってわけではなさそう。個人的に作ったのかな。
「子供椅子はいかがいたしましょう」
「一応用意してくれ。あといくつかクッションも」
「かしこまりました」
耳のとがった黒人の女性がいつの間にか立っていた。
ふぉぉぉ!黒エルフだ!すごい!エルフが酒場にいるよ!店員として働いてるよ!
次にテーブルのほうを見ると他の椅子よりも座席の高くなった椅子が置かれていた。
「しごとがはやい…」
「これぐらいは当然じゃないか?」
…一瞬で仕事を終える超人が店員として働いてたら日本のファミレスとかのあの無駄に長い待機時間はできないって。お昼時だと大体待たされるよね。そして毎回キッズメニュー渡されるよね!僕一人だけに!
「ほらこのジュースはどうだ?」
木のコップに注がれた黄金色の液体。多分これはエールじゃない。お兄さんの銀の取って付きの木でできたジョッキがエールだろうな。これリンゴジュースか。よくみたら机に瓶ごと置いてあったし。
椅子に座らされ、両手を使ってコップを持ち上げた。
リンゴのいいにおいがする。においだけなら好き。味はどうだろう。これが初めての食事…ではないんだけどちゃんと味のある食事は初めてだもんな。美味しいの食べたい。
「うまく持てないか?」
「だいじょうぶ」
ほとんどコップを机に置いたまま、中の液体を飲んだ。
「おいしい」
「そうか。肉が食べたいと言っていたが何かリクエストはあるか?」
「おいしいの」
「だそうだ。調理法は任せる。俺の分は適当に見繕ってくれ」
「はい」
黒エルフのお姉さんは階段を下りて行ってしまった。
リンゴジュースだけじゃお腹すくなー早く料理来てくれないかな。僕今までろくなもの食べてないんだけど。おかゆ系から卒業したと思ったら見た目バームクーヘンのチョコレートケーキひとかけらだよ?そりゃお腹も空くって。
「お待たせいたしました」
全然待ってないでーすと言うのは野暮だろうか。
「こちら、当店自慢の若タンチキンの蒸し鳥とスパイシー風味の焼き鳥となっております。焼き鳥のほうはお子様には辛いかと思われますのでご注意を」
「ああ」
「いっただっきまーす!」
春樹くんはいい子だからね!おててパッチンいただきますってね。
「うまうま」
タンチキンって名前聞いた瞬間に牛なのか鳥なのかわからなくなりそうだったけどこれは鳥だな。鶏の肉に近い…異世界のタンチキン。
「蒸し鳥か…」
「きらい?」
「肉自体は嫌いじゃない。だが…蒸し鳥にはこれがついているだろう?」
「あー…」
わかった。お兄さんは野菜嫌いなわけか。ふふーん。僕もだぜ!葉物野菜は全般的に無理。世間一般に嫌いな野菜と言われるものはほぼすべて嫌い。ピーマンとかマジ無理。
「ぷー」
「どうした?口にあわなかったか?」
いやこれは美味しいってい言ったでしょうが。スパイシータンチキン取らないで!それ今から食べようと思ってたんだから!
50
あなたにおすすめの小説
運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…
こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。
【完結】弟を幸せにする唯一のルートを探すため、兄は何度も『やり直す』
バナナ男さん
BL
優秀な騎士の家系である伯爵家の【クレパス家】に生まれた<グレイ>は、容姿、実力、共に恵まれず、常に平均以上が取れない事から両親に冷たく扱われて育った。 そんなある日、父が気まぐれに手を出した娼婦が生んだ子供、腹違いの弟<ルーカス>が家にやってくる。 その生まれから弟は自分以上に両親にも使用人達にも冷たく扱われ、グレイは初めて『褒められる』という行為を知る。 それに恐怖を感じつつ、グレイはルーカスに接触を試みるも「金に困った事がないお坊ちゃんが!」と手酷く拒絶されてしまい……。 最初ツンツン、のちヤンデレ執着に変化する美形の弟✕平凡な兄です。兄弟、ヤンデレなので、地雷の方はご注意下さいm(__)m
拾った異世界の子どもがどタイプ男子に育つなんて聞いてない。
おまめ
BL
召喚に巻き込まれ異世界から来た少年、ハルを成り行きで引き取ることになった男、ソラ。立派に親代わりを務めようとしていたのに、一緒に暮らしていくうちに少年がどタイプ男子になっちゃって困ってます。
✻✻✻
2026/01/10 『1.出会い』を分割し、後半部分を『2.引き取ります。』として公開しました。
【完結】ここで会ったが、十年目。
N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化)
我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。
(追記5/14 : お互いぶん回してますね。)
Special thanks
illustration by おのつく 様
X(旧Twitter) @__oc_t
※ご都合主義です。あしからず。
※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。
※◎は視点が変わります。
事なかれ主義の回廊
由紀菜
BL
大学生の藤咲啓嗣は通学中に事故に遭い、知らない世界で転生する。大貴族の次男ランバート=アルフレイドとして初等部入学前から人生をやり直し、学園で出会う無愛想で大人顔負けの魔法の実力者であるヨアゼルン=フィアラルドと親友になるが、彼に隠された力に翻弄され次々と襲ってくる災難に巻き込まれる。終いには、国家の存続を揺るがす大事件にまで発展することに・・・
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
使用人と家族たちが過大評価しすぎて神認定されていた。
ふわりんしず。
BL
ちょっと勘とタイミングがいい主人公と
主人公を崇拝する使用人(人外)達の物語り
狂いに狂ったダンスを踊ろう。
▲▲▲
なんでも許せる方向けの物語り
人外(悪魔)たちが登場予定。モブ殺害あり、人間を悪魔に変える表現あり。
僕はただの妖精だから執着しないで
ふわりんしず。
BL
BLゲームの世界に迷い込んだ桜
役割は…ストーリーにもあまり出てこないただの妖精。主人公、攻略対象者の恋をこっそり応援するはずが…気付いたら皆に執着されてました。
お願いそっとしてて下さい。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
多分短編予定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる