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てん フリルとレースお断り。動物モチーフもお断りです。
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「ハル?」
「あぁ…うん…もう…いいや」
次々と出来上がっていく服の山。どれもフリルとリボン付きのかわいいやつ。それ女の子用じゃないですかね。あ、僕のですか。そうですか。
「アン。そのあたりにしておけ」
「えー…まだ作り足りない…」
「ハルが引いてるぞ」
あー…僕さっきの酒屋に帰っちゃだめですか。もう服なんて見たくない。
「ごめんね。私はアンヌ。アンって呼んでちょうだいね」
「アンヌ?アリシアさんじゃないの?」
「アリシアは私の前の名前。前からの知り合いのバルドたちはまだ私をアリシアと呼ぶのよ」
「ふぅん」
わけあり?本当はお貴族様だったけどなにかしらの事情があって家を飛び出して平民になるんだから名前も変えないとッて思って元の名前に近いアンヌにしたとか?
「ハル。今日の服はどれにするんだ?」
「これで」
比較的フリルの少ないものを選んだ。その代わりデザインはセーラー服のようになっているけど。そしてズボンは膝が出る…うん、そうだね。ママもそんなの選んでたな。この中で一番男らしいのがこれって…はぁ。
「ひとりで着れるか?」
「大丈夫だよっ!」
治療院では頭からかぶるでかいTシャツみたいなのしか着てなかったけど。僕最初に出会ったとき制服着てたよね?あれ誰かに着せてもらったと思ってるの?
「着替えるのは…」
あ、その場で着替えるんですね。幼い子の体を見てもどうも思わないってことか。けっ。どうせ僕はちびですよーだ。
「…ハル。この傷はどうした」
「んー?」
バルドお兄さんは僕の背中の傷跡に手を当てた。くすぐったいから触らないでほしいんだけどな。
「僕小さいときに事故に遭ったらしくてその時の傷が残ってるの」
「事故に!?痛かっただろう?」
「さぁ?覚えてないもん」
小さいっていっても1歳の時だって言ってたし。まぁ僕が何かして事故に遭ったというよりは近所の悪ガキのせいってさ。なんか僕の乗ってたベビーカーを奪った挙句、それを面白がって押し始めて坂に入ったところで止まらないことに気づいて手を放しちゃって、それで僕はベビーカーごと勢いに乗って車道に飛び出したらしいの。ほんとなにやってくれてんだか。
「傷が残るほどの大けがをしたんだ。どこかに不調が残っていても不思議ではないがそういったことはないか?」
「ないよ~」
それに関しては奇跡だって言われたもん。なんかつぶれたベビーカーとママのカバンが僕の下の荷物置きに入っていたおかげでいい感じにクッションになってたらしいよ。その事故にあったあとからママはベビーカー怖くなっちゃってずっと抱っこ紐使ってたってさ。
「それより僕もう服着ていい?」
「あ、あぁ。すまん」
やっとバルドお兄さんは僕の背中から手を離した。全く、バルドお兄さんもこの傷を見たからさらに過保護に~とかやめてよ?ね?そこでお話しているおふたりさん?よくわからないけど柔らかい布を注文するのはやめなさい。嫌な予感がする。
「あぁ…うん…もう…いいや」
次々と出来上がっていく服の山。どれもフリルとリボン付きのかわいいやつ。それ女の子用じゃないですかね。あ、僕のですか。そうですか。
「アン。そのあたりにしておけ」
「えー…まだ作り足りない…」
「ハルが引いてるぞ」
あー…僕さっきの酒屋に帰っちゃだめですか。もう服なんて見たくない。
「ごめんね。私はアンヌ。アンって呼んでちょうだいね」
「アンヌ?アリシアさんじゃないの?」
「アリシアは私の前の名前。前からの知り合いのバルドたちはまだ私をアリシアと呼ぶのよ」
「ふぅん」
わけあり?本当はお貴族様だったけどなにかしらの事情があって家を飛び出して平民になるんだから名前も変えないとッて思って元の名前に近いアンヌにしたとか?
「ハル。今日の服はどれにするんだ?」
「これで」
比較的フリルの少ないものを選んだ。その代わりデザインはセーラー服のようになっているけど。そしてズボンは膝が出る…うん、そうだね。ママもそんなの選んでたな。この中で一番男らしいのがこれって…はぁ。
「ひとりで着れるか?」
「大丈夫だよっ!」
治療院では頭からかぶるでかいTシャツみたいなのしか着てなかったけど。僕最初に出会ったとき制服着てたよね?あれ誰かに着せてもらったと思ってるの?
「着替えるのは…」
あ、その場で着替えるんですね。幼い子の体を見てもどうも思わないってことか。けっ。どうせ僕はちびですよーだ。
「…ハル。この傷はどうした」
「んー?」
バルドお兄さんは僕の背中の傷跡に手を当てた。くすぐったいから触らないでほしいんだけどな。
「僕小さいときに事故に遭ったらしくてその時の傷が残ってるの」
「事故に!?痛かっただろう?」
「さぁ?覚えてないもん」
小さいっていっても1歳の時だって言ってたし。まぁ僕が何かして事故に遭ったというよりは近所の悪ガキのせいってさ。なんか僕の乗ってたベビーカーを奪った挙句、それを面白がって押し始めて坂に入ったところで止まらないことに気づいて手を放しちゃって、それで僕はベビーカーごと勢いに乗って車道に飛び出したらしいの。ほんとなにやってくれてんだか。
「傷が残るほどの大けがをしたんだ。どこかに不調が残っていても不思議ではないがそういったことはないか?」
「ないよ~」
それに関しては奇跡だって言われたもん。なんかつぶれたベビーカーとママのカバンが僕の下の荷物置きに入っていたおかげでいい感じにクッションになってたらしいよ。その事故にあったあとからママはベビーカー怖くなっちゃってずっと抱っこ紐使ってたってさ。
「それより僕もう服着ていい?」
「あ、あぁ。すまん」
やっとバルドお兄さんは僕の背中から手を離した。全く、バルドお兄さんもこの傷を見たからさらに過保護に~とかやめてよ?ね?そこでお話しているおふたりさん?よくわからないけど柔らかい布を注文するのはやめなさい。嫌な予感がする。
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