教室ごと転移したのに陽キャ様がやる気ないのですが。

かーにゅ

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さーてぃーわん 公園ってさ、どうしてこう楽しくなっちゃうんだろうね。不思議な魅力があるよね。

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「よーし、じゃあ遊具ありの鬼ごっこでもやろー」
「おにごっこ?なんだそれ」

 どうやら僕が遊んでいた大体の遊びは知られていないものらしい。鬼ごっことか定番だと思うんだけどな。転移者とかいなかったのー?いやでも迷い子って転移してきたんだよね?いるはずだよね?ちゃんと文化とか守っちゃう系のお堅い方だったの?

「ひとり鬼を決めてータッチされた人が次に鬼をやるの。すぐ鬼が変更されると前の鬼がすぐに捕まっちゃうから10秒とか待った後に追いかけるのー。本当は遊具使わなくても3人以上いれば遊べるんだけど…僕とみんなのリーチの差を考えてこういうルールにしたの」
「へぇー…」

 ウルトさん?おめめが怖いですよ?また僕あとで尋問受けるやつですか?もう思いつく遊びとか紙に書いておこうかな。いや僕この世界の文字書けないんだった。早めに覚えないとまずいなー。

「じゃあ最初鬼やる人ー」

 シーン。

 まぁいませんよね。そういう時はー

「じゃんけんだー」
「「「じゃんけん?」」」

 あ、それも知りませんか。

「手を使って遊ぶの。遊びなんだけど役割とか決めるのにも役立つから大人でもやるよ」

 手の形も全部教えた。反則技は教えてないよ。あれ出てくるとほんとめんどうだからね。

「最初はぐー、じゃんけんぽん」

 ゼム:ぐー ユラ:ぱー ウルト:ぱー 僕:ぐー

「僕とゼムが負けだからふたりでもっかい」

 ゼム:ちょき 僕:ぐー

「んじゃゼムが鬼でー10秒数えてねー」
「おう」

 10秒数えている間に庭に散った。範囲は庭だけ。まぁ僕は遊具の上に逃げますけども。靴下?脱いでありますよ。なぜならばをするからな。

「よっ」

 やっぱりゼムは僕を狙ってきた。が、僕がいるのは滑り台の上。ゼムには階段から登る、という選択肢しかないようだが僕にはまだ手段があるのだよ、フフフフ。

「んじゃまたね」

 ゼムが上りきってから僕は滑って降りた。で、ゼムは速攻で滑り台を滑ってくるだろう。なので僕は階段まで行くのが面倒なのでショーットカーット。支えている支柱を上ります。

「はっ!?」
「へへーん。遊具ありにしたのはこれがあるからだよー」

 小さいころからすぐ狙われたからね!逃げる術だけは学んだよ!

「ハルキすごいわねー」
「ゼム頑張れー」
「他人事のように見てるんじゃねぇよ」

 ゼムの狙いが変更された。フフフ、遊具の上は僕のフィールドだぜ!まぁ変態おじさんなどなどから逃げるのに街灯とかが使いやすかっただけなんだけどねー。逃げるためならどこでも行くよ。相手がおデブさんなら建物の隙間とかスーツ着た人なら乗り越えないと進めないところに行ったり。相手によって作戦を変えるのは定石だよね☆
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