教室ごと転移したのに陽キャ様がやる気ないのですが。

かーにゅ

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さーてぃーせぶん お昼ご飯だー!何を買おうかな(^^♪

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「母さん、ベリーのヘタ取り終わったぞ」
「ありがとう。じゃああなたたちはお昼ご飯を買いに行ってらっしゃい。その間に煮込んでおくから」

 ゼムのお母さんすっごい綺麗だった…エルフだ…エルフ耳にピアスってめっちゃ似合うな。とんがってる分髪から飛び出てるからピアス付けてるのが目立つ。

「ハルキ、人の母親に見惚れてんじゃねぇよ」
「ごめん、エルフ見たの初めてで…」
「は?」

 だって日本にはエルフなんていないし(いや正確にはエルフっぽい人は年2回東京に現れるけどさ)異種族って珍しくて見ちゃわない?

「…人しかいないところにいたのか?いやお前ギルマスが保護者なんだよな?この街って割といろんな種族が集まってるだろ」
「んー詳しく説明すると面倒だからまた今度ね」
「…おう、昼食べながら話すぞ」

 あ、今度がめちゃくちゃ早い!?やべ…何を話していいかわかんないんだけど。春樹くんははっちゃけるとよくしゃべるけど元はコミュ障なんですけど。えーと…異世界から来たってのは言ってもいいのか?んー同級生に腹パンされて入院(?)したことは?そしてその後バルドお兄さんに(強引に)引き取られたんだけどさー。


 どれが話しちゃいけない奴だ?



























「おいしそう!あれ!あれ買う!」
「おいハルキそんな食えねえだろ」
「そうよ。それにあれは高いのよ?」
「お財布あるから!食べたいのー!」

 異世界の謎の肉の挟まったコッペパンらしき何か!あれ食べたい!

「んーあれはやめた方がいいと思うよー?同じのが食べたいなら僕の家においでーあれ作ったの母さんだからー」
「「へ?」」
「え?」
「どうするー?あーでも今営業時間内だから母さん料理できないやーまた今度招待するねー」
「ありがとっ!」

 じゃあ今日のお昼ご飯は何にしようかな。

 周りの屋台を見まわし…匂いも嗅ぎ…さらに迷った。

「あー!食べたいのが多すぎる!ウルト!マジックバッグ貸して!」
「僕のは時間停止つかないよー?」
「そんなぁ…」

 このお金で時間停止付きのカバンとか買えないかな…。

「時間停止付きは小さいのだと銀貨2枚くらいねー」

 ウルトさんきゅ!

「買ってくるー!」
「小さいのは時間停止だけで空間拡張はないからねーギルマスぐらいの性能のが欲しいなら金貨持ってきて」
「うそん…」
「今日は食える分だけで我慢しろ。この辺の店は変わらないからいつ来ても食えるぞ」
「うぅ…」

 じゃあ何かパン系のものを買っていく…サンドウィッチとかないかな。ないなら作ろうかな?ジャムを作れるんだし火はあるってことだよね?僕ちょっと焼いたベーコンと半熟卵の目玉焼きをのっけたベーコンエッグ好きなんだよねー。

「ベーコンと卵一個ずつと薄切りの食パンが欲しい…」
「しょくぱん?」
「このぐらいの四角形のパンのことー柔らかいのがいいな…いやでもトーストするなら別にいいか」
「んーじゃあパン屋にでも行ってみるー?あ、でもそんなの見たことないから作るのに時間かかるかもねー」
「出来合いのやつにする…」

 はーどうしよ。迷う…迷い過ぎてもう何を食べていいのかわかんなくなってきた。

「ハルキ、一緒にこれ食べましょう?」
「ん?ユラ、なにこれ」
「ポテのフライよ。これがおいしいのよね」

 半月型のなにか。既視感があるんだけど。見た目と名前から想像するとポテトフライだよね?

「んー」

 塩味のふわふわ系のポテトフライ。あの某バーガー屋の細いポテトも好きだけど太いのも好きなんだよね。半月型なら皮付きが良い。

「ね?美味しいでしょう?」
「うまい!」
「主とするには物足りないのだけれどお昼を選びながら食べるならこれが最高よ」

 紙で簡単に箱を作られた形は確かに持ち歩きやすい。

「パンがいいならあそこの肉サンドがおすすめだぜ。本当なら銅貨1枚くらいとってもいいのに子供にだけ特別だって小銅貨5枚で肉の量も増やしてくれるんだ」
「マジで!?」

 神ですか!?神なのですか!?

「おっちゃん。4人分頼む」
「あいよ。そっちのちっこいのは新入りか?」
「そうだ」
「ほいよ。これはちっこいの用な。肉は小さくカットして入れてあるしタレも甘めの味付けにしてあるからな」

 ちっこいのって連発されたけど僕は怒らないよ?お肉のためならば…ね?

「たくさん食って大きくなれよチビども」


 誰がチビじゃ!
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