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しっくすてぃーわん 求:過保護な保護者を治す方法 出:春樹くんの笑顔(いつの間にかハートが使えなくなってた……嘘でしょBy作者)
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「ハル!ハル!」
目を離すべきじゃなかった。よく寝ていたからって一人にするべきじゃなかったんだ。家に一人で置いてきて…人見知りなのはわかってたのに客の応対までさせて、それが王宮の兵士?威圧でもされていたかもしれない。それで怖くておびえていたのにこんなところにまで連れてこられて…。
「…院内では静かにしてくださいよ」
「ルチア!ハルはなんで目覚めないんだ‼治療は!?」
「ただ緊張の糸が切れて寝てるだけですって。今は静かに寝かせていてください」
寝てる?俺が知らせを受けて王宮に向かって、治療院に移動させてから4時間は経ったんだぞ?昼寝をしないハルが4時間も寝てるんだぞ?あのハルが!
治療院の白いベッドに寝かされたハルは顔色こそはいいものの、少し…夢見が悪そうだ。うなされている。
「団長、俺はもう治療院の人間なんですよ。いつまでも団長権限で居座らないでもらえますかね」
「ハルが心配だからここにいるんだ。いつになったら連れ帰っていいんだ?」
「とりあえず目が覚めて診察して異常が見つからなければ、ですかね」
「…そうか」
白い、小さなハルの手を握った。
あたたかい。冒険者をしていれば人の死ぬ瞬間にはよく立ち会うことになる。もう慣れたものだと思っていた。なのに、ハルを失うことだけは怖い。こんな大柄な俺が小さな小さなハルを失うことが怖いんだ。いや、小さいからこそ怖いのかもしれない。スライムさえ一人で倒せない非力なハルだから。
************************************************************************************************
春樹視点
「いたいよ」
目が覚めたらバルドお兄さんが僕の手を握って祈るようなポーズをしていた。
ぷっ。似合わないw
「ハル!」
「なんで僕ここにいるわけ?王宮は?広間は?謁見は?」
「…倒れたことは覚えているか?」
「あー…」
そういやキャパオーバーでぶっ倒れた気がする。いつ以来だっけ。小学生の…あ、学芸会だ。小2の時の!初めて劇でセリフありの役をもらったんだけど本番、僕に向けられたカメラや視線に耐えられなくてブラックアウトしたんだ。懐かしいなー。あれ以来僕がもらう役は全てモブか裏方になったんだよね。うん、僕らしい!
「痛いところはないか?気持ち悪いところは?」
「ないよー」
「…そうか」
「ハルくん、起きれたかな。ちょっとだけ触ってもいい?」
「うん」
ルチアさん…だっけ…は僕の腕だったり頭だったりを触っていた。
この世界の人って触るの好きなのかなー。だから僕は道行く人に撫でられるのかなー。
「問題なさそうだね。団長、念のため一週間後また連れてきてもらえますか?異常があればそれより前でも構いませんから」
「あぁ。ハル、帰ろうか」
「ん」
しばし沈黙が流れた。わけのわからなかった僕だけが首をかしげていた。
が、直後…バルドお兄さんに抱き上げられていた。
あ、僕無意識で両手広げて抱っこしてーのポーズしてたのか。あーそれでみんな驚いてたのね。そりゃそうだよね!何やってんだ僕は!
目を離すべきじゃなかった。よく寝ていたからって一人にするべきじゃなかったんだ。家に一人で置いてきて…人見知りなのはわかってたのに客の応対までさせて、それが王宮の兵士?威圧でもされていたかもしれない。それで怖くておびえていたのにこんなところにまで連れてこられて…。
「…院内では静かにしてくださいよ」
「ルチア!ハルはなんで目覚めないんだ‼治療は!?」
「ただ緊張の糸が切れて寝てるだけですって。今は静かに寝かせていてください」
寝てる?俺が知らせを受けて王宮に向かって、治療院に移動させてから4時間は経ったんだぞ?昼寝をしないハルが4時間も寝てるんだぞ?あのハルが!
治療院の白いベッドに寝かされたハルは顔色こそはいいものの、少し…夢見が悪そうだ。うなされている。
「団長、俺はもう治療院の人間なんですよ。いつまでも団長権限で居座らないでもらえますかね」
「ハルが心配だからここにいるんだ。いつになったら連れ帰っていいんだ?」
「とりあえず目が覚めて診察して異常が見つからなければ、ですかね」
「…そうか」
白い、小さなハルの手を握った。
あたたかい。冒険者をしていれば人の死ぬ瞬間にはよく立ち会うことになる。もう慣れたものだと思っていた。なのに、ハルを失うことだけは怖い。こんな大柄な俺が小さな小さなハルを失うことが怖いんだ。いや、小さいからこそ怖いのかもしれない。スライムさえ一人で倒せない非力なハルだから。
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「いたいよ」
目が覚めたらバルドお兄さんが僕の手を握って祈るようなポーズをしていた。
ぷっ。似合わないw
「ハル!」
「なんで僕ここにいるわけ?王宮は?広間は?謁見は?」
「…倒れたことは覚えているか?」
「あー…」
そういやキャパオーバーでぶっ倒れた気がする。いつ以来だっけ。小学生の…あ、学芸会だ。小2の時の!初めて劇でセリフありの役をもらったんだけど本番、僕に向けられたカメラや視線に耐えられなくてブラックアウトしたんだ。懐かしいなー。あれ以来僕がもらう役は全てモブか裏方になったんだよね。うん、僕らしい!
「痛いところはないか?気持ち悪いところは?」
「ないよー」
「…そうか」
「ハルくん、起きれたかな。ちょっとだけ触ってもいい?」
「うん」
ルチアさん…だっけ…は僕の腕だったり頭だったりを触っていた。
この世界の人って触るの好きなのかなー。だから僕は道行く人に撫でられるのかなー。
「問題なさそうだね。団長、念のため一週間後また連れてきてもらえますか?異常があればそれより前でも構いませんから」
「あぁ。ハル、帰ろうか」
「ん」
しばし沈黙が流れた。わけのわからなかった僕だけが首をかしげていた。
が、直後…バルドお兄さんに抱き上げられていた。
あ、僕無意識で両手広げて抱っこしてーのポーズしてたのか。あーそれでみんな驚いてたのね。そりゃそうだよね!何やってんだ僕は!
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