教室ごと転移したのに陽キャ様がやる気ないのですが。

かーにゅ

文字の大きさ
66 / 68

しっくすてぃーしっくす オタク会議続き!語り始めたら何時間でも

しおりを挟む
「とりあえずこれからの事はこれでいいわね」

 日菜子ちゃん達はランクアップを目指す。僕はこの街に留まって情報収集。元の世界に帰る方法があるか否か。そして方法が見つかったとしたらクラスメイト全員を招集すること。そこで帰りたいかどうかを決めること。

「あ、そだ。先生ってどこいったんだっけ」
「割と最初で居なくなったわね」

 僕も知らないんだよね。バルドお兄さん話にも出さないし。日菜子ちゃん達のことは晩御飯のときにたまに話に出てくるかな。手際が良くて助かってるって。まぁナンパも多いみたいだけど。される側もする側も。…ほんと自重してね日菜子ちゃん。

「皆はどうしたい?方法が見つかったとして…帰りたい?それとも残る?」
「…私は帰りたい。向こうにちっちゃい弟残してきちゃったから」
「俺は残るかな。母さんと父さんは自由に生きてるし俺もこっちのが楽しいから」
「僕は…相手次第かなぁ。向こう帰ってもまたいつもの日常に戻るだけだし…こっちで相手が見つかれば残るかも」
「…私は正直決められないわね。向こうのサークルも何とかしなきゃだけどこっちでもサークル作っちゃったし」

 …待って日菜子ちゃん今なんて言った?サークル作ったって言った!?

「日菜子ちゃんいつの間に販売を!?」
「春樹くんの友達の子いるじゃない?あの子からお母さん紹介されてすぐよ」

 捕まってたァァ!でもでも…そんなキツそうじゃない?あれ?僕の時量半端なかったんだけど?

「日菜子ちゃん…キツくない?大丈夫?」
「二徹ぐらい余裕よ」
「健康的に問題あるよ!?」
「…春樹くん、今のうちから徹夜に慣れておきなさい。絶倫に捕まれば徹夜なんて当たり前よ」
「だから僕そっちじゃないんだって!!!!」

 むしろ僕が頑張る側であってね!?…あれ?襲い受けだと…僕頑張らないのか?ん?よく分からなくなってきた…。

「…あと身長30cm伸ばしてから言いなさい?」
「ひどい!ショタはステータスだよ!?こんな身体に萌える人もいるんだよ!?」
「そうね~」
「日菜子ちゃんは違うからね!?僕を攻めとして萌えてくれる人どっかにいないの!?」
「いないわね~」

 早くしないと僕は合法ショタになってしまう。そうなれば年齢的にはただのBLカップル、見た目は犯罪臭がする…みたいなことになりかねない!!

「保護者いる状態で相手探す方が無理だと思うけど」
「おや、少年漫画氏それはどういうことだい?」
「…後ろからそんなに睨み聞かせた状態でナンパするの?」

 睨み?そんなのしてたっけ?後ろを振り返ったがバルドお兄さんはいつものバルドお兄さんだ。みんな何を言ってるんだか。

「無自覚かよ…」
「うん、諦めて受けに行きましょうか。そっちのがまだ可能性はあるはずよ。春樹くんはガチムチ受け大丈夫なタイプじゃないでしょ」

 そうなんだよねー。BLといえば筋肉受け定番なんだけど僕あれあんま好きじゃなくて。どちらかといえば見目麗しいタイプが豹変して地味っ子くんを攻めるって方が…。

「…拗れてるわねぇ」
「日菜子ちゃんに言われたくない!」
「…なぁ、気になってたんだけど。春樹ってなんで俺らは名前呼びじゃないんだ?」
「忘れた!」

 ネットでもほぼ同士よ、としか言わない僕よ?名前覚えられるわけないってーアハハ。

「まぁ好きな物で分かればいっか」
「この世界でも似たようなの探すか」
「少年漫画の主人公とかいそう」
「宝島とか」
「魔王にさらわれる姫とか」

 何それ気になる。僕も冒険行きた…

「ダメだぞ」
「まだ何も言ってない!」
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…

こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』  ある日、教室中に響いた声だ。  ……この言い方には語弊があった。  正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。  テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。  問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。 *当作品はカクヨム様でも掲載しております。

【完結】弟を幸せにする唯一のルートを探すため、兄は何度も『やり直す』

バナナ男さん
BL
優秀な騎士の家系である伯爵家の【クレパス家】に生まれた<グレイ>は、容姿、実力、共に恵まれず、常に平均以上が取れない事から両親に冷たく扱われて育った。  そんなある日、父が気まぐれに手を出した娼婦が生んだ子供、腹違いの弟<ルーカス>が家にやってくる。 その生まれから弟は自分以上に両親にも使用人達にも冷たく扱われ、グレイは初めて『褒められる』という行為を知る。 それに恐怖を感じつつ、グレイはルーカスに接触を試みるも「金に困った事がないお坊ちゃんが!」と手酷く拒絶されてしまい……。   最初ツンツン、のちヤンデレ執着に変化する美形の弟✕平凡な兄です。兄弟、ヤンデレなので、地雷の方はご注意下さいm(__)m

拾った異世界の子どもがどタイプ男子に育つなんて聞いてない。

おまめ
BL
召喚に巻き込まれ異世界から来た少年、ハルを成り行きで引き取ることになった男、ソラ。立派に親代わりを務めようとしていたのに、一緒に暮らしていくうちに少年がどタイプ男子になっちゃって困ってます。 ✻✻✻ 2026/01/10 『1.出会い』を分割し、後半部分を『2.引き取ります。』として公開しました。

【完結】ここで会ったが、十年目。

N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化) 我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。 (追記5/14 : お互いぶん回してますね。) Special thanks illustration by おのつく 様 X(旧Twitter) @__oc_t ※ご都合主義です。あしからず。 ※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。 ※◎は視点が変わります。

事なかれ主義の回廊

由紀菜
BL
大学生の藤咲啓嗣は通学中に事故に遭い、知らない世界で転生する。大貴族の次男ランバート=アルフレイドとして初等部入学前から人生をやり直し、学園で出会う無愛想で大人顔負けの魔法の実力者であるヨアゼルン=フィアラルドと親友になるが、彼に隠された力に翻弄され次々と襲ってくる災難に巻き込まれる。終いには、国家の存続を揺るがす大事件にまで発展することに・・・

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました

SEKISUI
BL
 ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた  見た目は勝ち組  中身は社畜  斜めな思考の持ち主  なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う  そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される    

使用人と家族たちが過大評価しすぎて神認定されていた。

ふわりんしず。
BL
ちょっと勘とタイミングがいい主人公と 主人公を崇拝する使用人(人外)達の物語り 狂いに狂ったダンスを踊ろう。 ▲▲▲ なんでも許せる方向けの物語り 人外(悪魔)たちが登場予定。モブ殺害あり、人間を悪魔に変える表現あり。

妖精です、囲われてます

うあゆ
BL
僕は妖精 森で気ままに暮らしていました。 ふと気づいたら人間に囲まれてました。 でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。 __________ 妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精 なんやかんやお互い幸せに暮らします。

処理中です...