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幼児編
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「…おいしい」
でもこれ何?
食べたことない。
「これはフィナンシェだ。…食べたことないか?」
「うん」
…もぐもぐもぐ。
…はっ!!
そういや僕アレルギーあるんだった。
これ大丈夫なのかな?
「おじいちゃん」
「ん?なんだ?」
「…ぼくね、たまごアレルギーなの」
「柊二から聞いてるぞ?どうしたんだ?」
「これ…たべてもいいの?」
「柚琉のためにうちの料理人が腕によりをかけて作ったんだ。たんとお食べ」
「はぁい!!」
そうと分かればいっぱい食べるぞ!!
もぐもぐ。
「柚琉?」
もぐもぐもぐもぐ。
あ、これ前にもやったわ。
「んっ」
僕は左手で新しいフィナンシェを掴み、おじいちゃんに差し出した。
「みんなでたべたほうがおいしいよ?」
「…ありがとう、柚琉」
もぐもぐもぐもぐもぐもぐ。
僕って何か食べると無言になるくせがあるのかな?
美味しい以外言葉を発してない気がする。
「けふっ…おなかいっぱい」
「柚琉はお菓子好きか?」
「うん!!おいしいのすき!!」
「…お菓子につられて誘拐…有り得るな。柊二は何も対策してないのか?」
「んぅ?なぁに?」
おじいちゃんは僕のリングに触れていた。
「柚琉によく似合ってるな。…ここにICチップでも埋め込むか」
「あいしーちっぷ?」
それ聞いたことある。
確か体に埋め込………体!?
「やだぁ!!おろして!!おろしてぇ!!」
「柚琉!?どうしたんだ!?」
「いたいのやだぁ!!いらないもん!!ちっぷいらないもん!!」
「埋め込むと聞いたからか?…柚琉。寝ている間に終わらせるから大丈夫だぞ」
「いーやー!!」
体に異物を埋め込むのがまず無理!!
そんなのするなら僕逃げるよ!!
1人になるのは嫌だけど仕方ないもん!!
…夏ならついてきてくれるかな?
でもこれ何?
食べたことない。
「これはフィナンシェだ。…食べたことないか?」
「うん」
…もぐもぐもぐ。
…はっ!!
そういや僕アレルギーあるんだった。
これ大丈夫なのかな?
「おじいちゃん」
「ん?なんだ?」
「…ぼくね、たまごアレルギーなの」
「柊二から聞いてるぞ?どうしたんだ?」
「これ…たべてもいいの?」
「柚琉のためにうちの料理人が腕によりをかけて作ったんだ。たんとお食べ」
「はぁい!!」
そうと分かればいっぱい食べるぞ!!
もぐもぐ。
「柚琉?」
もぐもぐもぐもぐ。
あ、これ前にもやったわ。
「んっ」
僕は左手で新しいフィナンシェを掴み、おじいちゃんに差し出した。
「みんなでたべたほうがおいしいよ?」
「…ありがとう、柚琉」
もぐもぐもぐもぐもぐもぐ。
僕って何か食べると無言になるくせがあるのかな?
美味しい以外言葉を発してない気がする。
「けふっ…おなかいっぱい」
「柚琉はお菓子好きか?」
「うん!!おいしいのすき!!」
「…お菓子につられて誘拐…有り得るな。柊二は何も対策してないのか?」
「んぅ?なぁに?」
おじいちゃんは僕のリングに触れていた。
「柚琉によく似合ってるな。…ここにICチップでも埋め込むか」
「あいしーちっぷ?」
それ聞いたことある。
確か体に埋め込………体!?
「やだぁ!!おろして!!おろしてぇ!!」
「柚琉!?どうしたんだ!?」
「いたいのやだぁ!!いらないもん!!ちっぷいらないもん!!」
「埋め込むと聞いたからか?…柚琉。寝ている間に終わらせるから大丈夫だぞ」
「いーやー!!」
体に異物を埋め込むのがまず無理!!
そんなのするなら僕逃げるよ!!
1人になるのは嫌だけど仕方ないもん!!
…夏ならついてきてくれるかな?
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