普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です｡帰らせて｡

中学生編

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｢僕そろそろ帰……あ､柚琉くん｡起きたんだ｣
｢先生っ!!｣
僕は先生の元へと駆けて行った｡
｢体調はどう？最近は寝込むこと少なくなった？｣
｢体調は大丈夫!!寝込むのはね､週1回になった!!凄いでしょ～｣
｢うん｡普通の人は月1回もないけどね｣
え…｡
…僕､前世の時から2ヶ月に1回は寝込んでたよ？
｢柚琉くん､今眠い？｣
｢ん～…ちょっとだけ？｣
｢これからは先生と寝る時間を決めてそれ以外で寝ないようにしようか｣
無理｡
だって僕睡魔に勝てないもん｡
｢柚琉くんはお昼寝してるんだよね？｣
｢あぁ｡午前と午後に1回ずつ｣
｢いきなり減らすのはまずいから…お昼寝の時間から削るしかないな…｣
え…僕のお昼寝時間少なくなるの？
頭ぼーっとしちゃう!!
｢やだっ!!お昼短くしない!!｣
｢じゃあ朝､早起きする？｣
｢無理!!｣
フラフラするもん!!
｢…万年貧血状態治ってないんだ｡鉄分取らせないの？｣
｢柚は内臓系全部だめでほうれん草も好き好んで食べる方じゃないから｡食べさせる方が大変だよ｣
｢プルーンは？｣
｢お皿に乗せたら避けられた｣
｢ダメか…やっぱり薬かな｣
ふぇ！？
お薬増やされるの！？
やだぁ!!
僕もういっぱい飲んだ!!
今もお腹のお薬飲んだもん!!
｢いい子してるのにっ!!｣
｢柚､もうちょっとの辛抱だからね｣
｢柚琉くん､大きくなれば免疫力も強くなってくるから｣
大きくっていつ？
明日？
来月？
それとも来年？