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【本編】第2章 暗闇に差す残光
第19話
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あれから実習の日々を過ごし、遂に魔法が使えるようになった。
魔法が使えるようになってからは講義室で講義を受け、実習も雷属性の方に加わった。
やはり最初は腕も鈍っていて魔法の精度は特に苦しめられたが、今となっては問題なく使えるようになってきている。
ノア「明日の予定は以上です。」
帰りのHRが終わり、ノアが退出していく。
それと同時にいつものように全員が帰りの支度を始めた。
リズ「ライトくん、調子はどう?」
ライト「もう感覚もだいぶ戻ったし、明日の行事も問題ないと思うよ。」
リズ「そっか、よかったね!」
笑顔で返される。
ここでライトはある提案を思い出した。
ライト「そうだ、この後家来る?」
リズ「いいの!?」
ライト「う、うん…。」
想像以上の食いつき方だ。
ライトが魔法を使えない期間は誘っても仕方がなかったので誘わなかったが、2週間も行ってないとやはり行きたくなるものだろうか。
リズ「じゃあ泊まりだね!」
ライト「え。」
リズ「……ダメ?」
ライト「いや、大丈夫だけど…。」
なんだか家に来ては泊まっている気がする。
別に1人でいてもやることは限られてるので誰かいるだけで正直有難いが、いくらなんでも女性の人と2人で家にいるのはなんとも言い難い。
ライト(まあ、リズなら大丈夫か。)
他の女性生徒ならまだしも、リズならば事件になることもないだろう。
それに、入学当初から心を通わせているリズだからこそというのもある。
リズ「ベガくんとかも誘ってみる?」
ライト「あぁ、そうだな。」
リズの提案もありベガに声をかけに行く。
ベガは話を聞くと凄く驚いた様子だった。
ベガ「すまん!今日用事入ってるんだわ。俺も行きたかったけど今日はパス!それじゃ俺行かなきゃだから、じゃあな!」
ライト「そっか、じゃあまた明日。」
リズ「じゃあね~!!」
ベガは一目散に走って行ってしまった。
ライト「そういえばエンリくんは?」
リズ「そういえば最近やけに帰るの早いよね。」
魔法が使えるようになってからは講義室に来るようになったが、ライトが不在の時からみんなが帰りの支度を始める頃には1人で先に講義室を抜けていくらしい。
ライト「じゃあ行こっか。」
リズ「うん!」
そうして2人で玄関を出て家へと向かった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
リズが荷物を家に取りに行っている間、ライトはいつもリズと別れる交差点の近くにある公園のベンチに座って待っていた。
ライト(こうして誰かが家に来るのもなんか久しぶりな気がするな。)
魔法が使えない間はずっと別室で講義、またはカイン先生の下実習続きだったので、誰とも会うことなく日々を過ごしていた。
そんな生活にもようやく解放され、明日はついに2回目のタイマン戦だ。
ライト(正直、どこまでやれるかは分かんないけどな。先生にも無茶はしないようにと釘を刺されてるし。)
魔法を使えるようになったとはいえ、未だ病み上がり状態。
無理をすればまた身体を故障する恐れもあるし、最悪癖になったり状態が悪化する可能性もある。
???「おい、なんとか言えよ!」
ふと公園の外から威勢を張り上げて喋る声が聞こえた。
急いで公演を出て辺りを見渡すと、そこにいたのは顔の知らない男性3人とエンリだった。
顔の知らない男性の1人がエンリの制服の胸ぐらを掴んでいた。
ライト「エンリくん…!」
男A「ちっ…、邪魔が入ったか。」
その男性はライトが声をかけて近寄るとエンリの胸ぐらから手を離し解放した。
エンリ「ごほっごほっ…。」
ライト「エンリくん大丈夫…!?」
開放されたエンリはそのまま尻もちをつき、首を押さえて咳き込んだ。
胸ぐらを掴んでいた男性はエンリの体格からしたらかなり高い。
胸ぐらを掴まれたことで足が浮き呼吸が出来ない状態だったのだろう。
ライト「君たちなんのつもりだ!」
ライトは振り返り男性達を見て言った。
男A「おっと、わりぃわりぃ。その制服、こいつと同じ学校の奴か。」
笑い混じりに男性は話した。
男A「同情するぜ。こいつと同じ学校になるなんてとんだ災難だよな!ははは!!」
男性は腹を抱えて笑った。
他の2人もそれと同時に笑い出す。
ライト「てめぇ…。」
男A「お、やけにいい目してんじゃねぇか。俺たちとやるか?」
エンリを侮辱して笑う男性達に腹を立て鋭い目つきで見る。
男性達は煽るようにこちらを見つめ返してきた。
エンリ「大丈夫だよライトくん。僕のことは──」
ライト「いや、放っておかない。」
エンリの言葉を遮るように言った。
こんなことがあってはいけない。
この男性達がなんなのか、どういう意図があるのかは知らないが、自分の友達を傷つけたことを許せなかった。
男A「かっこいいね~。でもそんな奴守って何になるんだ?弱くて惨めで何も出来ないこいつを助けたところで何も変わりやしない。それとも、弱いやつを材料に自分の正義感を誇ろうってか?はははっ、笑え──」
ライト「黙れ!!」
ライトが怒鳴ると辺りが静まり返る。
まるで時が止まったようだった。
次第に周囲の人が騒ぎを聞いたのか、遠くからざわつく声が聞こえる。
しかし、ライトにはそんな声など聞こえなかった。
男A「おぉ~、あんちゃんやる気だね~?」
鋭い目つきで見つめるライトに対して舐めるような態度をとる。
バチバチと周囲に音が立ち始めた。
エンリ「ライトくん!ダメだよそんなことしたら!!」
エンリはライトに声をかけるが、全く届いていないようだ。
今のライトは全く周りが見えていない。
男B「お、おい、これまずいんじゃないか?」
男C「こんなマナの量見たことないぜ…。」
男A「はっ、どうせただの見世物だろ。大したことねぇって。」
ライトの周囲に放電が起こり始めたことに恐怖を感じたのか、男性2人はその場を引こうとする。
しかし、エンリの胸ぐらを掴んだりした張本人である男性は引こうとしない。
男A「どうせ俺らをビビらせようとしてんだろ?無駄だ無駄だ、所詮こいつと絡んでるほどの奴に俺が倒せるわけ──」
ライト「《ブリッツストーム》!!」
エンリ「ライトくん!!」
男A「!!」
ライトが《ブリッツストーム》を放つ瞬間、エンリは体重をかけてライトに伸し掛り、ライトの身体を倒した。
それにより、ライトが放った《ブリッツストーム》は男Aの顔の左側をとてつもないスピードで通過していった。
男A「はっ…はひ……?」
自身の顔のすぐ隣を電撃が通過したことに驚きを隠せず、男Aはただ呆然としていた。
その他2人は恐怖を感じ、直後に颯爽と逃げて行った。
男A「お、おい!お前ら…はっ!」
男Aは逃げた2人を追おうとしたが、こちらの気配を感じ取ったのかその場から動けずにいる。
完全に腰を抜かしている状態だ。
男A「許してくれ…俺はただ、そんなつもりじゃ…!」
ライトは立ち上がり、男Aに近づいていく。
男Aは後ずさりしながらも、距離は縮まっていく。
彼の目は完全にライトに囚われていた。
ライト「これ以上、俺の友達を侮辱したら…わかってるな?」
顔を近づけ、小さく呟いた。
男の顔には先程までの態度はなく、恐怖に塗れていた。
男は恐怖に耐えられなくなったのか、すぐさま立ち上がり逃げて行った。
エンリ「ライトくん…。」
ライト「…!俺は、一体…?」
その後ようやく我に返る。
辺りを見渡すと、エンリが心配そうに見ていた。
ライト「ごめん、エンリくんを馬鹿にするあいつらに腹が立って…俺…。」
エンリ「ううん、いいんだよ。守ってくれてありがとう。」
エンリが止めていなければ、今頃ライトはあの男性を殺していたに違いない。
完全に頭を狙っていたからだ。
仲間を守るためだからといって、自我を失い人を殺めていいわけあるはずがない。
反省すべきところだった。
エンリ「ごめんね、厄介事に巻き込んじゃって。」
ライト「あ、いや、たまたま通りかかっただけだから。それよりあの人達は?」
エンリ「あの人達は僕と同じ中学だった同級生で、僕をいつも虐めてきた人達だよ。」
ライト「あいつら…。」
人の心はないのかと思うしかなかった。
中学時代からの同期であれ、何をしてもいいわけではない。
そんなことは考えなくてもわかるだろう。
リズ「お待たせ~!あ、エンリくん!」
そうこうしているとリズが着いたようだ。
交差点の方から手を振ってこちらへと向かってくる。
エンリ「え、リズさん…?」
困惑するエンリを見て、ライトは提案した。
ライト「そうだ、エンリくんもこの後家に来る?」
エンリは目を逸らし、何かを考えるように黙った。
行くか行けないかの問題なのでそこまで考える時間が必要だろうかとも思ったが、人それぞれ予定等もあるし気にする事はないだろう。
逆に無責任だ。
少ししてエンリは申し訳なさそうに口を開いた。
エンリ「ごめん、今日は帰ってやる事があるから行けない。」
ライト「そっか…。じゃあまた明日、頑張ろうね!」
別れの言葉をかけてエンリと別れる。
ライトはリズと家へ向かった。
魔法が使えるようになってからは講義室で講義を受け、実習も雷属性の方に加わった。
やはり最初は腕も鈍っていて魔法の精度は特に苦しめられたが、今となっては問題なく使えるようになってきている。
ノア「明日の予定は以上です。」
帰りのHRが終わり、ノアが退出していく。
それと同時にいつものように全員が帰りの支度を始めた。
リズ「ライトくん、調子はどう?」
ライト「もう感覚もだいぶ戻ったし、明日の行事も問題ないと思うよ。」
リズ「そっか、よかったね!」
笑顔で返される。
ここでライトはある提案を思い出した。
ライト「そうだ、この後家来る?」
リズ「いいの!?」
ライト「う、うん…。」
想像以上の食いつき方だ。
ライトが魔法を使えない期間は誘っても仕方がなかったので誘わなかったが、2週間も行ってないとやはり行きたくなるものだろうか。
リズ「じゃあ泊まりだね!」
ライト「え。」
リズ「……ダメ?」
ライト「いや、大丈夫だけど…。」
なんだか家に来ては泊まっている気がする。
別に1人でいてもやることは限られてるので誰かいるだけで正直有難いが、いくらなんでも女性の人と2人で家にいるのはなんとも言い難い。
ライト(まあ、リズなら大丈夫か。)
他の女性生徒ならまだしも、リズならば事件になることもないだろう。
それに、入学当初から心を通わせているリズだからこそというのもある。
リズ「ベガくんとかも誘ってみる?」
ライト「あぁ、そうだな。」
リズの提案もありベガに声をかけに行く。
ベガは話を聞くと凄く驚いた様子だった。
ベガ「すまん!今日用事入ってるんだわ。俺も行きたかったけど今日はパス!それじゃ俺行かなきゃだから、じゃあな!」
ライト「そっか、じゃあまた明日。」
リズ「じゃあね~!!」
ベガは一目散に走って行ってしまった。
ライト「そういえばエンリくんは?」
リズ「そういえば最近やけに帰るの早いよね。」
魔法が使えるようになってからは講義室に来るようになったが、ライトが不在の時からみんなが帰りの支度を始める頃には1人で先に講義室を抜けていくらしい。
ライト「じゃあ行こっか。」
リズ「うん!」
そうして2人で玄関を出て家へと向かった。
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リズが荷物を家に取りに行っている間、ライトはいつもリズと別れる交差点の近くにある公園のベンチに座って待っていた。
ライト(こうして誰かが家に来るのもなんか久しぶりな気がするな。)
魔法が使えない間はずっと別室で講義、またはカイン先生の下実習続きだったので、誰とも会うことなく日々を過ごしていた。
そんな生活にもようやく解放され、明日はついに2回目のタイマン戦だ。
ライト(正直、どこまでやれるかは分かんないけどな。先生にも無茶はしないようにと釘を刺されてるし。)
魔法を使えるようになったとはいえ、未だ病み上がり状態。
無理をすればまた身体を故障する恐れもあるし、最悪癖になったり状態が悪化する可能性もある。
???「おい、なんとか言えよ!」
ふと公園の外から威勢を張り上げて喋る声が聞こえた。
急いで公演を出て辺りを見渡すと、そこにいたのは顔の知らない男性3人とエンリだった。
顔の知らない男性の1人がエンリの制服の胸ぐらを掴んでいた。
ライト「エンリくん…!」
男A「ちっ…、邪魔が入ったか。」
その男性はライトが声をかけて近寄るとエンリの胸ぐらから手を離し解放した。
エンリ「ごほっごほっ…。」
ライト「エンリくん大丈夫…!?」
開放されたエンリはそのまま尻もちをつき、首を押さえて咳き込んだ。
胸ぐらを掴んでいた男性はエンリの体格からしたらかなり高い。
胸ぐらを掴まれたことで足が浮き呼吸が出来ない状態だったのだろう。
ライト「君たちなんのつもりだ!」
ライトは振り返り男性達を見て言った。
男A「おっと、わりぃわりぃ。その制服、こいつと同じ学校の奴か。」
笑い混じりに男性は話した。
男A「同情するぜ。こいつと同じ学校になるなんてとんだ災難だよな!ははは!!」
男性は腹を抱えて笑った。
他の2人もそれと同時に笑い出す。
ライト「てめぇ…。」
男A「お、やけにいい目してんじゃねぇか。俺たちとやるか?」
エンリを侮辱して笑う男性達に腹を立て鋭い目つきで見る。
男性達は煽るようにこちらを見つめ返してきた。
エンリ「大丈夫だよライトくん。僕のことは──」
ライト「いや、放っておかない。」
エンリの言葉を遮るように言った。
こんなことがあってはいけない。
この男性達がなんなのか、どういう意図があるのかは知らないが、自分の友達を傷つけたことを許せなかった。
男A「かっこいいね~。でもそんな奴守って何になるんだ?弱くて惨めで何も出来ないこいつを助けたところで何も変わりやしない。それとも、弱いやつを材料に自分の正義感を誇ろうってか?はははっ、笑え──」
ライト「黙れ!!」
ライトが怒鳴ると辺りが静まり返る。
まるで時が止まったようだった。
次第に周囲の人が騒ぎを聞いたのか、遠くからざわつく声が聞こえる。
しかし、ライトにはそんな声など聞こえなかった。
男A「おぉ~、あんちゃんやる気だね~?」
鋭い目つきで見つめるライトに対して舐めるような態度をとる。
バチバチと周囲に音が立ち始めた。
エンリ「ライトくん!ダメだよそんなことしたら!!」
エンリはライトに声をかけるが、全く届いていないようだ。
今のライトは全く周りが見えていない。
男B「お、おい、これまずいんじゃないか?」
男C「こんなマナの量見たことないぜ…。」
男A「はっ、どうせただの見世物だろ。大したことねぇって。」
ライトの周囲に放電が起こり始めたことに恐怖を感じたのか、男性2人はその場を引こうとする。
しかし、エンリの胸ぐらを掴んだりした張本人である男性は引こうとしない。
男A「どうせ俺らをビビらせようとしてんだろ?無駄だ無駄だ、所詮こいつと絡んでるほどの奴に俺が倒せるわけ──」
ライト「《ブリッツストーム》!!」
エンリ「ライトくん!!」
男A「!!」
ライトが《ブリッツストーム》を放つ瞬間、エンリは体重をかけてライトに伸し掛り、ライトの身体を倒した。
それにより、ライトが放った《ブリッツストーム》は男Aの顔の左側をとてつもないスピードで通過していった。
男A「はっ…はひ……?」
自身の顔のすぐ隣を電撃が通過したことに驚きを隠せず、男Aはただ呆然としていた。
その他2人は恐怖を感じ、直後に颯爽と逃げて行った。
男A「お、おい!お前ら…はっ!」
男Aは逃げた2人を追おうとしたが、こちらの気配を感じ取ったのかその場から動けずにいる。
完全に腰を抜かしている状態だ。
男A「許してくれ…俺はただ、そんなつもりじゃ…!」
ライトは立ち上がり、男Aに近づいていく。
男Aは後ずさりしながらも、距離は縮まっていく。
彼の目は完全にライトに囚われていた。
ライト「これ以上、俺の友達を侮辱したら…わかってるな?」
顔を近づけ、小さく呟いた。
男の顔には先程までの態度はなく、恐怖に塗れていた。
男は恐怖に耐えられなくなったのか、すぐさま立ち上がり逃げて行った。
エンリ「ライトくん…。」
ライト「…!俺は、一体…?」
その後ようやく我に返る。
辺りを見渡すと、エンリが心配そうに見ていた。
ライト「ごめん、エンリくんを馬鹿にするあいつらに腹が立って…俺…。」
エンリ「ううん、いいんだよ。守ってくれてありがとう。」
エンリが止めていなければ、今頃ライトはあの男性を殺していたに違いない。
完全に頭を狙っていたからだ。
仲間を守るためだからといって、自我を失い人を殺めていいわけあるはずがない。
反省すべきところだった。
エンリ「ごめんね、厄介事に巻き込んじゃって。」
ライト「あ、いや、たまたま通りかかっただけだから。それよりあの人達は?」
エンリ「あの人達は僕と同じ中学だった同級生で、僕をいつも虐めてきた人達だよ。」
ライト「あいつら…。」
人の心はないのかと思うしかなかった。
中学時代からの同期であれ、何をしてもいいわけではない。
そんなことは考えなくてもわかるだろう。
リズ「お待たせ~!あ、エンリくん!」
そうこうしているとリズが着いたようだ。
交差点の方から手を振ってこちらへと向かってくる。
エンリ「え、リズさん…?」
困惑するエンリを見て、ライトは提案した。
ライト「そうだ、エンリくんもこの後家に来る?」
エンリは目を逸らし、何かを考えるように黙った。
行くか行けないかの問題なのでそこまで考える時間が必要だろうかとも思ったが、人それぞれ予定等もあるし気にする事はないだろう。
逆に無責任だ。
少ししてエンリは申し訳なさそうに口を開いた。
エンリ「ごめん、今日は帰ってやる事があるから行けない。」
ライト「そっか…。じゃあまた明日、頑張ろうね!」
別れの言葉をかけてエンリと別れる。
ライトはリズと家へ向かった。
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