創作ノート

ルカ(聖夜月ルカ)

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もったいないから

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最近の「小説の書き方」みたいなものをのぞくと、「プロローグで読者をつかめ」みたいなことを良く書いてあります。
つまり、最初の部分で「おぉっ!」と思わせるようなことを書けということです。
そうでないと、その先を読んでもらえない…と。
確かに、最初に情報やら説明を詰め込み過ぎると、読む側は退屈になります。
でも、ごく静かに進んで行って、途中からどんどん面白くなるっていうのは、すごくわくわくするものなんです。
ごく普通に読み進めていた部分に、伏線が張ってあったことに気付いたり、最後にどんでん返しがあったりすると、本当にぞくぞくするほど楽しくなりますよね。
逆に最初だけ派手で、尻切れトンボになるのは最悪です。
最初のあれはなんだったんだ~!?って叫びたくなります。

今、ネットの小説を読んでる人の中には、以前は読書なんて全然しなかったけど、最近、読むようになったっていう人がけっこう多いらしいです。
そういう人の中には、やはり最初の部分に刺激を求める人が多いようです。
元々、本が好きで子供の頃から本ばっかり読んでた…っていう私のようなタイプは、活字に慣れてますから、少々退屈なメリハリのない文章でも読めるのです。
それに、この先楽しいことが待ってるかもしれないってことも考えますし、そもそも活字が好きなので読めるのです。
本っていうのは、本当に不思議なもので、ほんの数ページ読んで面白いかどうかがわかるもんじゃないんです。
最初は地味でも、あとですっごく華やかなものになるかもしれませんし、中には地味で始まり地味で終わるものもありますが、それはそれで納得したりもするんです。
だから、ページを開いてすぐにその本を判断するのは本当にもったいないことなのです。
たい焼きのしっぽの端っこだけ食べて、中に甘いあんこが入ってるのに気付かないようなものです(??)
だから、頑張って読みましょう。
たくさん読めば読むほど、読むのも早くもなりますし、本がますます好きになると思います。

2016/06/29
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