深淵に眠る十字架 The second

ルカ(聖夜月ルカ)

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運命の出会い

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「それにしても、思いがけないほど早くにみつかったものだな。
こいつは、自分でも言っている通り、確かに高位の悪魔だ。
能力も相当高い。
それに、見た目もこの通り、美しい…」

「そなたには劣るが、確かに悪くはないな。」

ジェロームの視線が、アレクシスの全身をなめまわす。



「な…なんの、話をしている…?」

「おまえはこれから契約するのだ。
ただし、契約の相手は私ではなく、このジェロームだがな…」

「な…何を…ばかな…」

「おまえに選択肢はない…
さぁ、今すぐジェロームの身体に入れ。」

「い…やだ…」

「いつまでそんなことが言ってられるかな…」

ベルナールは、アレクシスの身体を激しく蹴り上げた。
アレクシスは短いうめき声をあげて、身を縮める。
ほとんど抵抗の出来ないアレクシスをベルナールは執拗に痛めつける。



「早くに言うことを聞いた方が良いぞ…
私は意外に気が短くてな…」

ベルナールの振り上げた拳をジェロームが制した。



「ジェローム、何を…」

「やめろ…その姿にそういう行為はあまり似合わん…
それにこの者の美しい顔にも傷が付くではないか…
おぉ、可哀想に…」

ジェロームはアレクシスの切れて流れる唇の血を舐めとり、ゆっくりと着ているものを脱ぎ始めた。



「こういう美しい者は、可愛がってやらねばもったいないではないか…」

「や…やめろ…」

ジェロームの意図を知ったアレクシスは必死でその場から後ずさる…



「何を恐れておる?
おまえも男が好きなのだろう?
私とおまえはこれから契約を結ぶ仲ではないか…
いつもとは少し立場が違うかもしれんがな…」

ジェロームの片方の口角がめくれ上がった。



「やれやれ…そなたは、本当に好きだな…
悪魔にまで手を出すとは…」

「悪魔だろうが人間だろうが、美しければそれで良いのだ。」

「た、頼む…ジェ、ローム…や、やめてくれ…」

「良い目だ…
私はそういう不安に押し潰されそうな瞳を見ると身体の芯がぞくぞくするのだ。
存分に可愛がってやるぞ…死にたくなるほどにな…」

「や…や、めろーーー…!!」
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