深淵に眠る十字架 The second

ルカ(聖夜月ルカ)

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さらなる復讐

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「……なんてことだ…
ランディ、すまん!
オルジェスのせいで…大変なことに…」

「……いや…オルジェスだけのせいじゃない。
ルークのやったことでもあるんだ。
俺が、ルークの育て方を間違ったんだ、きっと…」

ランディは、自制するように拳を握り締めて俯いた。



「そうじゃない!
ルークは、オルジェスの言うことを聞いただけだ。
ルークがそんな酷いことを考える筈がない。
最近のことはすべてオルジェスが仕組んだことなんだ。
あいつは俺への憎しみのため、ルークも利用してるんだ!」

「……トレル…
それはどういうことだ?」

口を開こうとしないトレルに変わって、ランディが話し始めた。



「……アズラエル…実はな……」







「オルジェスがそんなことを…!!」

いつも冷静なアズラエルが動揺し、その瞳が大きく見開かれた。



「信じられない…いくらなんでも、実の親に刃を向けるなんてそんなこと…
し、しかも、あんな状態のトレルに…」

「……だが、本当のことなんだ。」

その時のことが思い出されたのか、トレルの瞳に深い悲しみの色が浮かんだ。



「ここへ来て君の姿を見て…イアンさんが君に命を捧げたことはすぐに気付いた。
だが、まさかそんなことがあったせいだとは…
……いや、私にはまだ信じられない。」

アズラエルは、力なく首を振る。
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