78~運命のカード

ルカ(聖夜月ルカ)

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新たな結界

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「あぁ、こんなにもすごいダメージなんじゃな。
シールドの術と護符を使っておるのに、まだこれほど痛いとは。」

ロダンは顔をしかめながらも、嬉しそうにそう語った。



「本当に酷い痛みですね。」

「ほんに貴重な体験をさせてもらった。」

スピロスは、苦笑いを浮かべながら、ロダンとリアナの治療を続けた。



「でも、どうしてリアナさんまで?」

ディオニシスは、ロダンに問いかけた。



「リアナは、わしの助手じゃからな。
最高の結界を作るためには、リアナは欠かせんのじゃよ。」

ディオニシスには、その返事の意味が分からず、複雑な笑みを浮かべた。



それから数日後、リアナとロダンの体調はほぼ元通りに回復した。
ロダンは早速、結界を調べると言い出した。



「体調はもう大丈夫なんですか?」

「あぁ、お陰様で痛みはほぼなくなった。
リアナももう大丈夫じゃな?」

「はい。」

「寒いから、気を付けて行って下さい。」

「ありがとうよ。」

ミカエルがふたりをトラニキアの頂上に運んだ。



「リアナさん、まだロダンさんの所で働いてたんだね。
それに、ロダンさんはかなりリアナさんのことを信頼してるみたいだね。」

「そうですね。リアナもロダンさんを信頼してるみたいだし、まさかあの二人、熱愛中なんじゃ…」

「えっ!?で、でも、歳が…」

「ディオニシス様、そういうことには歳なんて関係ないものですよ。」

ウォルトの言葉に、ディオニシスは呆然とした。
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