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任務
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「なんだって!
そんな無謀なことをしたのか!?」
「仕方ないだろ!
本当かどうか、わからなかったんだから。」
「……それで、本当だったんだな。」
「……あぁ。」
ロマノスが、沈んだ声で答えた。
「ネストル、魔導師を何人か用意出来ないか?」
「魔導師を?何をするつもりだ。」
「こちらからの力を強くする。
多少なら強化されるかもしれないが、爆発的に強い力にすれば、さすがに破れると思うんだ。」
「しかし、それは君の推測でしかない。失敗したら、結界はさらに強化されてしまうのだぞ。
そうなったら、もうどうしようもない。」
「だが、方法はそれしかないんだ!」
クレオンが珍しく声を荒らげた。
ネストルは何かを考えるように、じっと一点をみつめていた。
「魔導師は何人いるんだ?」
「え?あぁ…最低三人は欲しいところだ。」
「三人か……」
ネストルは気落ちした声で囁いた。
「無理なのか?」
「いや、何とかしようと思えばなんとかなる。
だが、その三人の口を塞がねばならん。
貴重な魔導師を三人も葬らねばならんのだ。」
ネストルの言葉に、クレオンとロマノスは驚きを隠せなかった。
「なんだって!
そんな無謀なことをしたのか!?」
「仕方ないだろ!
本当かどうか、わからなかったんだから。」
「……それで、本当だったんだな。」
「……あぁ。」
ロマノスが、沈んだ声で答えた。
「ネストル、魔導師を何人か用意出来ないか?」
「魔導師を?何をするつもりだ。」
「こちらからの力を強くする。
多少なら強化されるかもしれないが、爆発的に強い力にすれば、さすがに破れると思うんだ。」
「しかし、それは君の推測でしかない。失敗したら、結界はさらに強化されてしまうのだぞ。
そうなったら、もうどうしようもない。」
「だが、方法はそれしかないんだ!」
クレオンが珍しく声を荒らげた。
ネストルは何かを考えるように、じっと一点をみつめていた。
「魔導師は何人いるんだ?」
「え?あぁ…最低三人は欲しいところだ。」
「三人か……」
ネストルは気落ちした声で囁いた。
「無理なのか?」
「いや、何とかしようと思えばなんとかなる。
だが、その三人の口を塞がねばならん。
貴重な魔導師を三人も葬らねばならんのだ。」
ネストルの言葉に、クレオンとロマノスは驚きを隠せなかった。
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