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side カンナ
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「……どうかしたのか?」
「え!?あ、いえ……」
いけない。ここがアルバートさんの部屋だってことも忘れて、考え事しちゃった。
「あ、あの…モルドに行ったら、なにをされるおつもりなんですか?」
私が質問したら、アルバートさんの視線が急に厳しいものに変わった。
何か、まずいこと言ってしまったのかな?
「私がすることに、関心を持つな。
モルドに着いたら、君は一切、私たちのことは忘れてとにかく待つのだ。
首都は大きな町らしいから、退屈はしないだろう。」
「あ、あの…なぜですか?」
「……君を巻き込みたくない。」
その言葉が意味することは、アルバートさんは危険なことをしようとしているってことだ。
一瞬、ぞくっとしたけれど…
よく考えたら、私達はもう死んでるんだから、危険も何も関係ないのに…
やっぱり、アルバートさんは今の状況に全く気付いてないんだね。
「僕のことなら心配しないで下さい。
確かに、僕は剣も使えませんし、武術とかも全く出来ませんが、でも、もしも僕に出来ることがあるなら、なんでも言って下さい。」
私がそう言うと、アルバートさんはちょっと驚いたような顔をして…
「……君は意外と勇気があるんだな。」
そう言って、またあの優しい笑顔を見せてくれた。
「え!?あ、いえ……」
いけない。ここがアルバートさんの部屋だってことも忘れて、考え事しちゃった。
「あ、あの…モルドに行ったら、なにをされるおつもりなんですか?」
私が質問したら、アルバートさんの視線が急に厳しいものに変わった。
何か、まずいこと言ってしまったのかな?
「私がすることに、関心を持つな。
モルドに着いたら、君は一切、私たちのことは忘れてとにかく待つのだ。
首都は大きな町らしいから、退屈はしないだろう。」
「あ、あの…なぜですか?」
「……君を巻き込みたくない。」
その言葉が意味することは、アルバートさんは危険なことをしようとしているってことだ。
一瞬、ぞくっとしたけれど…
よく考えたら、私達はもう死んでるんだから、危険も何も関係ないのに…
やっぱり、アルバートさんは今の状況に全く気付いてないんだね。
「僕のことなら心配しないで下さい。
確かに、僕は剣も使えませんし、武術とかも全く出来ませんが、でも、もしも僕に出来ることがあるなら、なんでも言って下さい。」
私がそう言うと、アルバートさんはちょっと驚いたような顔をして…
「……君は意外と勇気があるんだな。」
そう言って、またあの優しい笑顔を見せてくれた。
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