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side カンナ
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昨夜泊まった宿まではそれほど遠くはないのに、なんだかものすごく遠いように感じた。
宿に着いたら安心したのか、疲れがどっと出て来て、そのまま横になりたいような気分だったけど、だけど、お腹もすいてたから頑張って目を開けて…
町にはレストランなんてなくて、酒場みたいなところしかない。
食事も十分出来るけど、騒がしいのが玉に瑕。
「おい、聞いたか?
今日、ばあさんを祈りの塔の頂上まで連れて行ったやつがいたそうだぞ!」
その声に、私とアルバートさんは顔を見合わせた。
「息子かなにかか?」
「いや、違う!
ばあさんが頂上に連れて行ってくれって頼んでたみたいだ。
なんでも、病気の息子のために祈りたいって。
だけど、自分の足ではとても上れない。
かといって、自分だけでも大変なのに、ばあさんを背負って行ってくれるやつなんて普通はいないよな。
ところが、いたらしいんだ。
どこかの貴族のお坊ちゃまみたいな奴だったらしいぜ。」
「へぇ…世の中には酔狂な奴もいるんだな。」
アルバートさんは、その話を聞いて苦笑していた。
もう噂になってるんだね。
そうだよね。
あんなに過酷な塔だもの。
おばあさんのことを気の毒だとは思っても、なかなか連れてはいけないよね。
私だったら、絶対無理。
宿に着いたら安心したのか、疲れがどっと出て来て、そのまま横になりたいような気分だったけど、だけど、お腹もすいてたから頑張って目を開けて…
町にはレストランなんてなくて、酒場みたいなところしかない。
食事も十分出来るけど、騒がしいのが玉に瑕。
「おい、聞いたか?
今日、ばあさんを祈りの塔の頂上まで連れて行ったやつがいたそうだぞ!」
その声に、私とアルバートさんは顔を見合わせた。
「息子かなにかか?」
「いや、違う!
ばあさんが頂上に連れて行ってくれって頼んでたみたいだ。
なんでも、病気の息子のために祈りたいって。
だけど、自分の足ではとても上れない。
かといって、自分だけでも大変なのに、ばあさんを背負って行ってくれるやつなんて普通はいないよな。
ところが、いたらしいんだ。
どこかの貴族のお坊ちゃまみたいな奴だったらしいぜ。」
「へぇ…世の中には酔狂な奴もいるんだな。」
アルバートさんは、その話を聞いて苦笑していた。
もう噂になってるんだね。
そうだよね。
あんなに過酷な塔だもの。
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