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魔法のパイ屋さん
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「カパエル、食べるものは本当にもう何もないのか?」
「ごめんね。もう本当にないんだよ。
このあたりは川もないから魚も採れないし、木の実も全然ないもんね…」
カパエルは申し訳なさそうに呟いた。
「ちっ!おまえがこっちの道に行きたいなんて言ったから、こんなことになったんだぞ。
俺は本当は反対側の道に行きたかったのに、おまえに合わせてやったからこんなことに…」
カパエルの背中におぶさりながら、ルディは大きな声で悪態を吐く。
そんなルディにカパエルはただひたすら謝るばかりだった。
昨日から、二人の食料は底を着き、腹が減って歩けないというルディをカパエルはいやがる事なく背負い山道を歩いていた。
「あれ…あそこにあるのは町じゃないか?」
ルディが指差す先に、町の輪郭が小さく見えた。
「あ、本当だ!」
「助かったな!
あの町に着いたら、俺がすぐに働き口を探して来てやるから、おまえはそこで一生懸命働くんだぞ!
なんせ、おまえがこっちに行きたいって言ったせいでこんなことになったんだからな!」
「うん!わかった!
僕、一生懸命働くよ!
……ん?」
「どうした?カパエル?」
「ルディ、見て。
あそこに小屋があるよ。
それに大きなかぼちゃの畑が…
ねぇ、あのかぼちゃを少しわけてもらおうか?」
少し離れた所に、広大なかぼちゃ畑が広がり、その傍には粗末な小屋がぽつねんと建っていた。
「かぼちゃ…?やめとけ、やめとけ!
かぼちゃなんてうまくもなんともない。
そんなことより、早く町に行くぞ!
ちんたら歩いてないで、走れ、走れ!」
背中のルディに急かされ、ルディは山道を町に向かって駆け抜けた。
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「カパエル、食べるものは本当にもう何もないのか?」
「ごめんね。もう本当にないんだよ。
このあたりは川もないから魚も採れないし、木の実も全然ないもんね…」
カパエルは申し訳なさそうに呟いた。
「ちっ!おまえがこっちの道に行きたいなんて言ったから、こんなことになったんだぞ。
俺は本当は反対側の道に行きたかったのに、おまえに合わせてやったからこんなことに…」
カパエルの背中におぶさりながら、ルディは大きな声で悪態を吐く。
そんなルディにカパエルはただひたすら謝るばかりだった。
昨日から、二人の食料は底を着き、腹が減って歩けないというルディをカパエルはいやがる事なく背負い山道を歩いていた。
「あれ…あそこにあるのは町じゃないか?」
ルディが指差す先に、町の輪郭が小さく見えた。
「あ、本当だ!」
「助かったな!
あの町に着いたら、俺がすぐに働き口を探して来てやるから、おまえはそこで一生懸命働くんだぞ!
なんせ、おまえがこっちに行きたいって言ったせいでこんなことになったんだからな!」
「うん!わかった!
僕、一生懸命働くよ!
……ん?」
「どうした?カパエル?」
「ルディ、見て。
あそこに小屋があるよ。
それに大きなかぼちゃの畑が…
ねぇ、あのかぼちゃを少しわけてもらおうか?」
少し離れた所に、広大なかぼちゃ畑が広がり、その傍には粗末な小屋がぽつねんと建っていた。
「かぼちゃ…?やめとけ、やめとけ!
かぼちゃなんてうまくもなんともない。
そんなことより、早く町に行くぞ!
ちんたら歩いてないで、走れ、走れ!」
背中のルディに急かされ、ルディは山道を町に向かって駆け抜けた。
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