魔法のパイ屋さん

ルカ(聖夜月ルカ)

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「じゃあ、これはおまえの分な!」

ルディは、カパエルの受け取った賞金を半分わけにすると言って3分の1程をカパエルに手渡した。



「ありがとう、ルディ!」

「ま、おまえがこの金をもらえたのも、俺がこの町に行こうって言ったからなんだから本当なら俺が全部もらって良いわけなんだが、俺は優しいからそんなことは出来ない。
ま、遠慮しないで半分受けとってくれ。
じゃ、俺はこれから二次会に行って来るからな。」

「本当にいつもありがとうね。
僕、君と旅が出来て本当についてたよ。
ありがとう、ルディ。
じゃあ、僕は眠いからもう寝るね。
あ…野宿しないですんだのも君のおかげだね!
本当にありがとう!」

カパエルは、一足先に宿へ向かい、ルディは二次会へ繰り出し、夜明け近くまで飲み明かした。
パーティ以上に盛りあがった二次会にすっかり満足し、心地良い疲労感を感じながら宿に戻ったルディは、頭のかぼちゃをはずそうと手をかけた。
しかし、その頭はまるで自分自身の頭のようにしっかりと着いており、どれほど力を入れてひっぱってもそれが離れることはなかった…

ルディの酔いは一瞬で覚め、不安な気持ちを抱えたまま、カパエルの部屋に走った。 
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