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終わりなき旅立ち
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「ここだよ…」
ローランの案内で山の麓に着いた。
「……高いわね…
上の方は雲がかかって見えないけど、相当高そうね。」
「ジョゼット、本当に行ける?
実はここを登って向こう側に行こうとした人は何人かいたらしいんだけど…」
「まさか…だれも登りきれた人がいないっていうの?」
「…多分ね。」
「でも、その人達は一人だったんでしょう?
私達は二人だもの…
私達なら、助け合ってきっと登りきることが出来るわ!」
「そうだね!
じゃあ、行こうか!」
少し登って行った所で、二人の足はぴたりと停まった。
「……これじゃあ…登れないはずだわ…」
「そうだね…ジョゼット…
ひき返すかい?」
ジョゼットは少し考えているように一呼吸おいて、左右に首を振った。
「ひどい足になるかもしれないけど、私のこと嫌いにならないでね。」
「そんなこと、僕は気にしないよ。」
二人は歩き出した。
赤く煮えたぎる溶岩が流れる道を…
「あぁ…っっ!!」
ジョゼットの甲高い悲鳴があがった。
二人の粗末な靴にはすぐに穴が開き、熱い溶岩が二人の足を溶かそうとする。
真っ白な足は赤くただれ、皮膚は一瞬でぼろ布のようになっていた。
それでも二人は溶岩の道を歩いていく…
蒸せかえるような熱さのために出る汗なのか、やけどの痛さで出る冷や汗なのか…
もはや、二人にはそんな感覚すらもわからなくなっていた。
もう何かを集中して考えることなど出来ず、ただ泣きながら前を向いて歩くだけ。
「あ……!」
熱さと痛みで疲れきったジョゼットの身体は、バランスを崩して溶岩の中に倒れこむ。
「あああああーーーーーっっ!」
「ジョゼット!!」
ローランは、倒れたジョゼットを抱き起こそうとするが、痛みにもだえ転がるジョゼットをなかなか助け起こすことが出来ない。
「痛い!!痛い!
助けて!ローラン!!」
泣き叫ぶジョゼットに今度はローランの身体が倒れこむ。
「あああああーーーーーーっっ!!」
二人はもがき苦しみ、ひどいやけどを負いながらなんとかその場から立ちあがることが出来た。
ジョゼットは、涙でぐしゃぐしゃになった顔でがたがたと震え、一人ではまっすぐに立っている事さえ出来ないでいた。
二人の身体はまるでぼろ雑巾のように焼けただれていた。
「ジョゼット…可哀想に…こんなにひどいやけどを負って…
ひき返そう…もう無理だ…」
「い…いや…いやよ!
私はひき返さない!!」
「ジョゼット…」
何がジョゼットを突き動かしているのかはわからなかったが、ローランはその想いを受け止めた。
「じゃ、行こうか…」
「ここだよ…」
ローランの案内で山の麓に着いた。
「……高いわね…
上の方は雲がかかって見えないけど、相当高そうね。」
「ジョゼット、本当に行ける?
実はここを登って向こう側に行こうとした人は何人かいたらしいんだけど…」
「まさか…だれも登りきれた人がいないっていうの?」
「…多分ね。」
「でも、その人達は一人だったんでしょう?
私達は二人だもの…
私達なら、助け合ってきっと登りきることが出来るわ!」
「そうだね!
じゃあ、行こうか!」
少し登って行った所で、二人の足はぴたりと停まった。
「……これじゃあ…登れないはずだわ…」
「そうだね…ジョゼット…
ひき返すかい?」
ジョゼットは少し考えているように一呼吸おいて、左右に首を振った。
「ひどい足になるかもしれないけど、私のこと嫌いにならないでね。」
「そんなこと、僕は気にしないよ。」
二人は歩き出した。
赤く煮えたぎる溶岩が流れる道を…
「あぁ…っっ!!」
ジョゼットの甲高い悲鳴があがった。
二人の粗末な靴にはすぐに穴が開き、熱い溶岩が二人の足を溶かそうとする。
真っ白な足は赤くただれ、皮膚は一瞬でぼろ布のようになっていた。
それでも二人は溶岩の道を歩いていく…
蒸せかえるような熱さのために出る汗なのか、やけどの痛さで出る冷や汗なのか…
もはや、二人にはそんな感覚すらもわからなくなっていた。
もう何かを集中して考えることなど出来ず、ただ泣きながら前を向いて歩くだけ。
「あ……!」
熱さと痛みで疲れきったジョゼットの身体は、バランスを崩して溶岩の中に倒れこむ。
「あああああーーーーーっっ!」
「ジョゼット!!」
ローランは、倒れたジョゼットを抱き起こそうとするが、痛みにもだえ転がるジョゼットをなかなか助け起こすことが出来ない。
「痛い!!痛い!
助けて!ローラン!!」
泣き叫ぶジョゼットに今度はローランの身体が倒れこむ。
「あああああーーーーーーっっ!!」
二人はもがき苦しみ、ひどいやけどを負いながらなんとかその場から立ちあがることが出来た。
ジョゼットは、涙でぐしゃぐしゃになった顔でがたがたと震え、一人ではまっすぐに立っている事さえ出来ないでいた。
二人の身体はまるでぼろ雑巾のように焼けただれていた。
「ジョゼット…可哀想に…こんなにひどいやけどを負って…
ひき返そう…もう無理だ…」
「い…いや…いやよ!
私はひき返さない!!」
「ジョゼット…」
何がジョゼットを突き動かしているのかはわからなかったが、ローランはその想いを受け止めた。
「じゃ、行こうか…」
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