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虹企画1周年記念SS
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「あぁ~、やっぱり我が家はええなぁ…」
ソファーに腰掛け、両手を伸ばしながらマールはぽつりと呟いた。
『そうはいっても、ここに引っ越して間もない頃、あの事件があったのだからそれほど懐かしいこともあるまい。』
「そうでもないで。
やっぱり、自分の家は落ちつくもんや。」
会話は成立しているが、部屋の中にはマールの声しかない。
マールがしゃべっているのは、マールの脳の一部として棲みついているノーマンだからだ。
『そういうものなのか…私にはよくわからないが…
それはそうと、その壷は早い所、物置にでも入れておいたらどうなんだ?』
「なんでやねん!
こんな綺麗な壷、物置になんか置いといたらもったいないやないか。
こういう綺麗なもんは、いつも目につく所に置いとかんとな…
それに、これを見てたら、あの世界でのこともいろいろ思い出せるしなぁ…
あぁ、ビアンカちゃん…最後にもう一度会いたかったわぁ…」
マールの視線が遠くをみつめる。
『しかし、その壷は得体の知れない所がある。
身近に置いていては、危険なのではないか?』
「何も危険なことなんかあらへん。
こうやってしっかり蓋もしてあるんやし…
あ、もしかして、ノーマン、怖いんか?!
中からなにかが出て来るとでも思ってるんか?」
『そんな事を怖れているわけではない。
ただ、詳しいことがわからないうちは注意が必要だと言っているだけだ。』
「ほんま、ノーマンは心配症やなぁ…
大丈夫やって。
うちにはお客さんも来ることないし…」
『私はおまえのことを心配してるのだぞ。
結局、この前、異世界に飛ばされてしまったのも、うかつにおまえが鏡に手を伸ばしてしまったからなのだからな。』
「それも結局は運命やったんやって。
なんせ、俺がいかなあの世界はえらいことになってたんやから。
それに、あの世界に行ったから、他の皆やビアンカちゃんとも知り合えたんやで~」
『おまえがそう思うならそれで構わないが…くれぐれも気をつけるんだぞ。』
「わかってるて!
さ、そろそろ取りかかろかな!」
マールは、久しぶりに戻ってきた部屋の掃除や買い物や食事の準備にと家事にいそしんだ。
ソファーに腰掛け、両手を伸ばしながらマールはぽつりと呟いた。
『そうはいっても、ここに引っ越して間もない頃、あの事件があったのだからそれほど懐かしいこともあるまい。』
「そうでもないで。
やっぱり、自分の家は落ちつくもんや。」
会話は成立しているが、部屋の中にはマールの声しかない。
マールがしゃべっているのは、マールの脳の一部として棲みついているノーマンだからだ。
『そういうものなのか…私にはよくわからないが…
それはそうと、その壷は早い所、物置にでも入れておいたらどうなんだ?』
「なんでやねん!
こんな綺麗な壷、物置になんか置いといたらもったいないやないか。
こういう綺麗なもんは、いつも目につく所に置いとかんとな…
それに、これを見てたら、あの世界でのこともいろいろ思い出せるしなぁ…
あぁ、ビアンカちゃん…最後にもう一度会いたかったわぁ…」
マールの視線が遠くをみつめる。
『しかし、その壷は得体の知れない所がある。
身近に置いていては、危険なのではないか?』
「何も危険なことなんかあらへん。
こうやってしっかり蓋もしてあるんやし…
あ、もしかして、ノーマン、怖いんか?!
中からなにかが出て来るとでも思ってるんか?」
『そんな事を怖れているわけではない。
ただ、詳しいことがわからないうちは注意が必要だと言っているだけだ。』
「ほんま、ノーマンは心配症やなぁ…
大丈夫やって。
うちにはお客さんも来ることないし…」
『私はおまえのことを心配してるのだぞ。
結局、この前、異世界に飛ばされてしまったのも、うかつにおまえが鏡に手を伸ばしてしまったからなのだからな。』
「それも結局は運命やったんやって。
なんせ、俺がいかなあの世界はえらいことになってたんやから。
それに、あの世界に行ったから、他の皆やビアンカちゃんとも知り合えたんやで~」
『おまえがそう思うならそれで構わないが…くれぐれも気をつけるんだぞ。』
「わかってるて!
さ、そろそろ取りかかろかな!」
マールは、久しぶりに戻ってきた部屋の掃除や買い物や食事の準備にと家事にいそしんだ。
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