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塔の外へ
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「ほ、本当に良いの?」
「ええ、もちろんです。
長い間、お疲れ様でした。」
次の日の朝、朝食を食べ終えた頃に、チャールズさんと若い男性が二人来られて、私はとうとう部屋の外へ出してもらえた。
階段に設けられた窓から差し込む明るい陽射しに、心が躍る。
階段を一段下りるごとに、外に出られたんだっていう実感がどんどん強くなる。
開放感のようなものが、胸いっぱいに広がっていくのを感じた。
長い間運動不足だったせいか、階段を下ってるだけなのに、足が痛んだ。
階段は下りても下りてもまだ続いてて…こんなに長かったのかと呆れるほどの長さだった。
(アドルフ様、こんなに長い階段を毎日上り下りされてたんだ…)
そう思ったら、今更にして頭が下がる想いだった。
「あと少しですぞ。」
私が疲れてることに気付かれたのかどうかはわからないけど…そんなチャールズさんの言葉に、元気をもらって、私は階段を下り続けた。
(着いた!)
ついに一番下まで降り、扉が開かれた途端、差し込んだ明るい陽射しに思わず目が眩んだ。
「おかえり、アリシア…」
聞き覚えのある声に、そっと目を開くと、そこにはアドルフ様が立っていて…私は突然逞しい腕に抱き締められた。
「ほ、本当に良いの?」
「ええ、もちろんです。
長い間、お疲れ様でした。」
次の日の朝、朝食を食べ終えた頃に、チャールズさんと若い男性が二人来られて、私はとうとう部屋の外へ出してもらえた。
階段に設けられた窓から差し込む明るい陽射しに、心が躍る。
階段を一段下りるごとに、外に出られたんだっていう実感がどんどん強くなる。
開放感のようなものが、胸いっぱいに広がっていくのを感じた。
長い間運動不足だったせいか、階段を下ってるだけなのに、足が痛んだ。
階段は下りても下りてもまだ続いてて…こんなに長かったのかと呆れるほどの長さだった。
(アドルフ様、こんなに長い階段を毎日上り下りされてたんだ…)
そう思ったら、今更にして頭が下がる想いだった。
「あと少しですぞ。」
私が疲れてることに気付かれたのかどうかはわからないけど…そんなチャールズさんの言葉に、元気をもらって、私は階段を下り続けた。
(着いた!)
ついに一番下まで降り、扉が開かれた途端、差し込んだ明るい陽射しに思わず目が眩んだ。
「おかえり、アリシア…」
聞き覚えのある声に、そっと目を開くと、そこにはアドルフ様が立っていて…私は突然逞しい腕に抱き締められた。
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