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馬グッズ(おひつじ座)
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「良いか?じゃあ、開けるぞ!」
「う…うん…」
彼の右手がドアノブを回し、気抜けする程簡単に扉が開いた。
「……何、これ?」
「何って……なぁなぁ、もうちょっと何かないのかよ。
こういう時は、普通『わぁ、すごーーい!』とか言ってもっと驚くんじゃない?」
彼は、そう言って不服そうな視線を私に向けた。
「まぁ、確かにすごいけど…」
結婚の日取りが決まったある日、俊はやっと私を彼の実家の「開かずの間」に入れてくれた。
彼の実家には今まで何度も遊びに行って家族ともそれなりに仲良くなってたし、泊まらせてもらったこともあるんだけど、鍵のかかったその部屋のことだけは、彼はもちろん、彼以外の家族も絶対に教えてはくれなかった。
そう古い家ではないからちょっとイメージはわきにくかったけど、それでも、もしかしたらその部屋にはちょっとホラーな過去があるんじゃないかと、私はおかしな想像をしては密かに怖がっていたというのに…
そこにあったのは、血飛沫の跡でもなんでもなく、天井から床までびっしりと並べられた呆れる程の馬だったのだ。
「う…うん…」
彼の右手がドアノブを回し、気抜けする程簡単に扉が開いた。
「……何、これ?」
「何って……なぁなぁ、もうちょっと何かないのかよ。
こういう時は、普通『わぁ、すごーーい!』とか言ってもっと驚くんじゃない?」
彼は、そう言って不服そうな視線を私に向けた。
「まぁ、確かにすごいけど…」
結婚の日取りが決まったある日、俊はやっと私を彼の実家の「開かずの間」に入れてくれた。
彼の実家には今まで何度も遊びに行って家族ともそれなりに仲良くなってたし、泊まらせてもらったこともあるんだけど、鍵のかかったその部屋のことだけは、彼はもちろん、彼以外の家族も絶対に教えてはくれなかった。
そう古い家ではないからちょっとイメージはわきにくかったけど、それでも、もしかしたらその部屋にはちょっとホラーな過去があるんじゃないかと、私はおかしな想像をしては密かに怖がっていたというのに…
そこにあったのは、血飛沫の跡でもなんでもなく、天井から床までびっしりと並べられた呆れる程の馬だったのだ。
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