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「では、トレルはまたフォーラスにのっとられたというのですか?」
「そうだ。
何度か乗っ取っているから、入るのにも慣れていたのかもしれんな。
そして、君となにか言葉を交わした後、君がいなくなった所で私はフォーラスを捕らえるべく飛び出した。」
「じゃあ、あの時、すでにトレルの身体はフォーラスに乗っ取られて…」
「そうだ。
しかし、後一歩という所で奴に逃げられてしまった…
私はその後も、奴の立ち寄りそうな所を探してやっと奴を見つけ出した。
追い詰められた奴は、トレルの身体を置き去りにしてどこかに逃げて行ってしまった。
私もすぐに奴の後を追いたかったのだが、トレルの容態が悪いようでな。
そのままにしておくわけにもいかず、看病を続け、やっとなんとか回復して来たのでここへ連れて来たというわけなんだ。」
「そうだったんですか。
それは本当にお世話になりました。」
「アズラエルさん、トレルを助けてくれてありがとう。」
「いや、そんなことは構わない…
それで、エルスールって悪魔はどこだ?」
「エルスールさんはトレルを探しに行ったまま、まだ戻ってないんです。」
「トレルが、エルスールのことばかり言ってたからな。
それと、フォーラスに乗っ取られたことは隠しておいてほしいと。」
「わかってます。
フォーラスが生きてることをエルスールさんが知ったら、また危険なことをするかもしれないから言わないでくれと、前から言われてましたから。」
(エルスールって…誰なんだ…?)
「ケイト…ちょっとトレルの傍についててやってくれないか?」
「はい、わかりました。」
ケイトがいなくなるのを見計らい、アズラエルはオルジェに向かってぽつりと話し出した。
「オルジェ…、何か困ってることがあるんじゃないのか?」
「え……?お、俺は…」
「トレルが心配していたぞ。
フォーラスに乗っ取られた時、フォーラスは君に向かって『ルシファー』と呼びかけたそうだ。
もし、君がルシファーに乗っ取られていたのなら、早いうちに手を打たないととんでもないことになる…」
「トレルが…?!
アズラエルさん、あんた、ルシファーについて何か知ってるんですか?」
「あぁ…俺は実はコンジュラシオンでな。
先祖代々そういう家系なんだ。
だから、子供の頃から、悪魔についてはいろんなことを知っている。」
「そうだ。
何度か乗っ取っているから、入るのにも慣れていたのかもしれんな。
そして、君となにか言葉を交わした後、君がいなくなった所で私はフォーラスを捕らえるべく飛び出した。」
「じゃあ、あの時、すでにトレルの身体はフォーラスに乗っ取られて…」
「そうだ。
しかし、後一歩という所で奴に逃げられてしまった…
私はその後も、奴の立ち寄りそうな所を探してやっと奴を見つけ出した。
追い詰められた奴は、トレルの身体を置き去りにしてどこかに逃げて行ってしまった。
私もすぐに奴の後を追いたかったのだが、トレルの容態が悪いようでな。
そのままにしておくわけにもいかず、看病を続け、やっとなんとか回復して来たのでここへ連れて来たというわけなんだ。」
「そうだったんですか。
それは本当にお世話になりました。」
「アズラエルさん、トレルを助けてくれてありがとう。」
「いや、そんなことは構わない…
それで、エルスールって悪魔はどこだ?」
「エルスールさんはトレルを探しに行ったまま、まだ戻ってないんです。」
「トレルが、エルスールのことばかり言ってたからな。
それと、フォーラスに乗っ取られたことは隠しておいてほしいと。」
「わかってます。
フォーラスが生きてることをエルスールさんが知ったら、また危険なことをするかもしれないから言わないでくれと、前から言われてましたから。」
(エルスールって…誰なんだ…?)
「ケイト…ちょっとトレルの傍についててやってくれないか?」
「はい、わかりました。」
ケイトがいなくなるのを見計らい、アズラエルはオルジェに向かってぽつりと話し出した。
「オルジェ…、何か困ってることがあるんじゃないのか?」
「え……?お、俺は…」
「トレルが心配していたぞ。
フォーラスに乗っ取られた時、フォーラスは君に向かって『ルシファー』と呼びかけたそうだ。
もし、君がルシファーに乗っ取られていたのなら、早いうちに手を打たないととんでもないことになる…」
「トレルが…?!
アズラエルさん、あんた、ルシファーについて何か知ってるんですか?」
「あぁ…俺は実はコンジュラシオンでな。
先祖代々そういう家系なんだ。
だから、子供の頃から、悪魔についてはいろんなことを知っている。」
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