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「えっ、えっ、イアン。どういう事だよ!!」
「このまま私の回復を待っても無駄だと思いました。大丈夫です、アレの使い方を実は彼女だけに教えていましてね…だから、心配はいりません」
「ちょっと待てよ。アリアは女だぞっ。危険な森や山を越えて行けるような場所じゃないんだから、無理だって」
「だったら、なおさら病気の年寄りには無理です」
「うーっ、それは…」
リンクは口ごもる。
「女性の姿で心配なら、こうすればいいんです。アリア、本来の姿に戻っていいですよ」
「へっ?」
リンクは訳が分からなくて、訝しげな顔をした。
「しかし…本当にいいんですか、イアン…」
アリアも戸惑いの表情を見せている。
「いいですよ、あなたは本当にこの教会や人々のためによく尽くしてくれました。これからはあなたの好きに生きるといい」
言って、イアンはベッドの傍らに跪いているアリアの、首に掛かっているペンダントを取った。
フワリと小さな風が起こる。
「わっ、わっ、わーっっ!!」
驚きに腰を抜かしたリンクの悲鳴が、部屋中に響き渡った。
「イアン、感謝する」
そこには優しくて聡明な、美しい女性の姿はない。
代わりに鈍色の瞳の青年が立っていた。
「このまま私の回復を待っても無駄だと思いました。大丈夫です、アレの使い方を実は彼女だけに教えていましてね…だから、心配はいりません」
「ちょっと待てよ。アリアは女だぞっ。危険な森や山を越えて行けるような場所じゃないんだから、無理だって」
「だったら、なおさら病気の年寄りには無理です」
「うーっ、それは…」
リンクは口ごもる。
「女性の姿で心配なら、こうすればいいんです。アリア、本来の姿に戻っていいですよ」
「へっ?」
リンクは訳が分からなくて、訝しげな顔をした。
「しかし…本当にいいんですか、イアン…」
アリアも戸惑いの表情を見せている。
「いいですよ、あなたは本当にこの教会や人々のためによく尽くしてくれました。これからはあなたの好きに生きるといい」
言って、イアンはベッドの傍らに跪いているアリアの、首に掛かっているペンダントを取った。
フワリと小さな風が起こる。
「わっ、わっ、わーっっ!!」
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