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「お帰り。早かったね。」
「……ただいま。」
意外にも出迎えてくれたのは柊司さんだった。
私が友達と会うって言ったのに、柊司さん、今日は八重樫さんとは会わずに早く帰って来たんだね。
ファミレスで食事をして、駅前で時間潰しにちょっとぶらぶらしたんだけど、帰宅したのは9時過ぎだった。
あ、そうか。三田さんはもう帰ってるから、だから出て来てくれたんだね。
「お酒でも飲んでくるのかと思ったよ。」
「あぁ、友達は飲まない子なので…」
「そっか…あ、野菜ジュース飲む?」
「え……は、はい、いただきます。」
柊司さんは夜、野菜ジュースをよく飲む。
夜は、コーヒーや紅茶はほとんど飲まない。
きっと、三田さんの指導なのかなと思うけど…
柊司さんが、野菜ジュースの入ったグラスをテーブルの上に置いた。
お取り寄せの上等な野菜ジュースだ。
野菜と果物の味が濃厚で、香りも高い。
「どう?仕事には慣れた?
今日は山下君とランチに行ったの?」
「はい、山下さんと三谷さんと三人で行ってきました。」
野菜ジュースを飲みながら、柊司さんは他愛ない話を始める。
いつものことだ。
その後も、私たちの会話は続いた。
「お帰り。早かったね。」
「……ただいま。」
意外にも出迎えてくれたのは柊司さんだった。
私が友達と会うって言ったのに、柊司さん、今日は八重樫さんとは会わずに早く帰って来たんだね。
ファミレスで食事をして、駅前で時間潰しにちょっとぶらぶらしたんだけど、帰宅したのは9時過ぎだった。
あ、そうか。三田さんはもう帰ってるから、だから出て来てくれたんだね。
「お酒でも飲んでくるのかと思ったよ。」
「あぁ、友達は飲まない子なので…」
「そっか…あ、野菜ジュース飲む?」
「え……は、はい、いただきます。」
柊司さんは夜、野菜ジュースをよく飲む。
夜は、コーヒーや紅茶はほとんど飲まない。
きっと、三田さんの指導なのかなと思うけど…
柊司さんが、野菜ジュースの入ったグラスをテーブルの上に置いた。
お取り寄せの上等な野菜ジュースだ。
野菜と果物の味が濃厚で、香りも高い。
「どう?仕事には慣れた?
今日は山下君とランチに行ったの?」
「はい、山下さんと三谷さんと三人で行ってきました。」
野菜ジュースを飲みながら、柊司さんは他愛ない話を始める。
いつものことだ。
その後も、私たちの会話は続いた。
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