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037. 魔女と魔法使い
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マルゴとミーシャは、その様子に顔を見合わせる。
「これだ!同時に魔法を使うんだ!
今度は俺が雷を落とすから、おまえは雨だ。
用意は良いか?行くぞ!」
息をあわせ、二人は同時に呪文を唱える。
ミーシャとマルゴの雨の魔法と雷の魔法が絡み合い、激しい稲妻が魔物の脳天を直撃した。
魔物は悲鳴をあげながら、頭を抱えて森の奥へ逃げ去った。
「やった~!!」
二人は涙を流し、抱き合って跳び跳ねた。
「あ…」
次の瞬間、二人は我に返り、身体を離す。
「と、とにかく、こんな所にいたら危険だ!
街道へ戻ろう!」
二人は全速力で森を抜け、街道に戻った。
「あぁ…えらい目にあった…」
肩で息をして呼吸を整える二人の脇を、馬に跨った剣士が通りがかった。
「このあたりは魔物が多いから気を付けろよ。」
そう言い残して、剣士は走り去って行く。
その言葉に、二人は呆然と立ち尽す…
「お…おい…
提案なんだけどな。」
マルゴがミーシャの方を向かずに呟いた。
「何よ!」
「さっきの剣士の話聞いただろ?
町まではもう少しあるし…もしも魔物が出て来たらだな…その…お互い、一人だと危険じゃないか。
だから…その、なんだ…協力するってのも良いかもしれないぞ。」
しどろもどろにマルゴが話す。
「あんたがどうしても…っていうのなら、ま、考えてあげても良いけど。」
マルゴに背を向けたままのミーシャが答えた。
「何を~!?
俺と一緒に旅をすれば、助かるのはおまえの方じゃないか。」
ミーシャの言葉に、マルゴが向き直る。
「よく言うわね!
私の魔法のおかげで、さっきも助かったんでしょう!」
ガサッ…!
言い争う二人の近くの茂みが大きく揺れた。
二人の顔から血の気がひいていく…
「お、俺、マルゴ、よろしくな!」
「わ、私はミーシャ。
しばらくは協力して行きましょう!」
「そ、そうだな、さっきは邪魔が入って対決の勝負もまだ付いてないもんな!」
二人はお互いの手を握り、その場から走り出した。
へなちょこ魔女とへなちょこ魔法使いの走り去る姿を、茂みから顔を出したタヌキが見てた。
「これだ!同時に魔法を使うんだ!
今度は俺が雷を落とすから、おまえは雨だ。
用意は良いか?行くぞ!」
息をあわせ、二人は同時に呪文を唱える。
ミーシャとマルゴの雨の魔法と雷の魔法が絡み合い、激しい稲妻が魔物の脳天を直撃した。
魔物は悲鳴をあげながら、頭を抱えて森の奥へ逃げ去った。
「やった~!!」
二人は涙を流し、抱き合って跳び跳ねた。
「あ…」
次の瞬間、二人は我に返り、身体を離す。
「と、とにかく、こんな所にいたら危険だ!
街道へ戻ろう!」
二人は全速力で森を抜け、街道に戻った。
「あぁ…えらい目にあった…」
肩で息をして呼吸を整える二人の脇を、馬に跨った剣士が通りがかった。
「このあたりは魔物が多いから気を付けろよ。」
そう言い残して、剣士は走り去って行く。
その言葉に、二人は呆然と立ち尽す…
「お…おい…
提案なんだけどな。」
マルゴがミーシャの方を向かずに呟いた。
「何よ!」
「さっきの剣士の話聞いただろ?
町まではもう少しあるし…もしも魔物が出て来たらだな…その…お互い、一人だと危険じゃないか。
だから…その、なんだ…協力するってのも良いかもしれないぞ。」
しどろもどろにマルゴが話す。
「あんたがどうしても…っていうのなら、ま、考えてあげても良いけど。」
マルゴに背を向けたままのミーシャが答えた。
「何を~!?
俺と一緒に旅をすれば、助かるのはおまえの方じゃないか。」
ミーシャの言葉に、マルゴが向き直る。
「よく言うわね!
私の魔法のおかげで、さっきも助かったんでしょう!」
ガサッ…!
言い争う二人の近くの茂みが大きく揺れた。
二人の顔から血の気がひいていく…
「お、俺、マルゴ、よろしくな!」
「わ、私はミーシャ。
しばらくは協力して行きましょう!」
「そ、そうだな、さっきは邪魔が入って対決の勝負もまだ付いてないもんな!」
二人はお互いの手を握り、その場から走り出した。
へなちょこ魔女とへなちょこ魔法使いの走り去る姿を、茂みから顔を出したタヌキが見てた。
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