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048. 追走劇
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「誰かおらぬか~!!」
「……まさか…」
その声に、宿の主人はカウンターの方をそっとのぞく。
「まずい!!アーロンさんだ!
早くこっちへ!
良いか?あんたら絶対にここから出て来るんじゃないぜ!」
そう言って宿の主人に促されるまま、二人は厨房の奥に隠れた。
*
「はいはい、お待たせしました。
これはこれは、アーロンさんじゃありませんか。
おひさしぶりですね。」
「ここに、男女のトレジャーハンターが泊まってるだろう?
そいつらの部屋はどこだ?」
「男女のトレジャーハンター?」
「隠しだてすると、貴様も容赦はせんぞ!」
アーロンは主人の胸倉を掴み、もう片方の腕で長い剣を引き抜いた。
「ア、アーロンさん、落ちついて下さい。
なんで私が隠し立てなんてするんですか。
男女の客はいるにはいましたが、トレジャーハンターかどうかは聞いてないからわかりませんよ。」
「男は黒髪で背が高く、女は威勢の良い赤毛の女だということだ。」
「あぁ、その二人なら確かに泊まってましたが、さっき発ってしまいましたよ。」
「それは本当か?
ついさっきまでこの町にいたはずだぞ。」
「ええ、二人はさっきここで食事をしてそして発って行きました。
お疑いなら、どこでも探して下さいよ。」
アーロンは宿の主人から手を離すと、つかつかと食堂の方へ歩き出す。
そこに誰もいないことを確かめると、アーロンは、再び、カウンターに戻った。
「それで奴らはどこへ行った?」
「それは聞いてませんが…
アーロンさん、何かあったんですか?」
「その二人が我がメイスン家の家宝である虹の宝石の1つを道具屋に売りさばいたのだ。
なんとしてもそいつらをみつけだし、残りの宝石を取り返すと共にこの剣で成敗する…!」
「せ、成敗…?!
…でも、別にその人達が宝石をお屋敷から盗んだというわけじゃ…」
「たわけ!
宝石を売ったということは盗んだも同じことだ!
絶対に許すわけにはいかん!
メイスン家の名誉に賭けてな…!」
アーロンが長剣を高く掲げる。
「邪魔をしたな…」
宿の主人が何も言えないでいると、アーロンはそう言い残し宿を出て行った。
「……まさか…」
その声に、宿の主人はカウンターの方をそっとのぞく。
「まずい!!アーロンさんだ!
早くこっちへ!
良いか?あんたら絶対にここから出て来るんじゃないぜ!」
そう言って宿の主人に促されるまま、二人は厨房の奥に隠れた。
*
「はいはい、お待たせしました。
これはこれは、アーロンさんじゃありませんか。
おひさしぶりですね。」
「ここに、男女のトレジャーハンターが泊まってるだろう?
そいつらの部屋はどこだ?」
「男女のトレジャーハンター?」
「隠しだてすると、貴様も容赦はせんぞ!」
アーロンは主人の胸倉を掴み、もう片方の腕で長い剣を引き抜いた。
「ア、アーロンさん、落ちついて下さい。
なんで私が隠し立てなんてするんですか。
男女の客はいるにはいましたが、トレジャーハンターかどうかは聞いてないからわかりませんよ。」
「男は黒髪で背が高く、女は威勢の良い赤毛の女だということだ。」
「あぁ、その二人なら確かに泊まってましたが、さっき発ってしまいましたよ。」
「それは本当か?
ついさっきまでこの町にいたはずだぞ。」
「ええ、二人はさっきここで食事をしてそして発って行きました。
お疑いなら、どこでも探して下さいよ。」
アーロンは宿の主人から手を離すと、つかつかと食堂の方へ歩き出す。
そこに誰もいないことを確かめると、アーロンは、再び、カウンターに戻った。
「それで奴らはどこへ行った?」
「それは聞いてませんが…
アーロンさん、何かあったんですか?」
「その二人が我がメイスン家の家宝である虹の宝石の1つを道具屋に売りさばいたのだ。
なんとしてもそいつらをみつけだし、残りの宝石を取り返すと共にこの剣で成敗する…!」
「せ、成敗…?!
…でも、別にその人達が宝石をお屋敷から盗んだというわけじゃ…」
「たわけ!
宝石を売ったということは盗んだも同じことだ!
絶対に許すわけにはいかん!
メイスン家の名誉に賭けてな…!」
アーロンが長剣を高く掲げる。
「邪魔をしたな…」
宿の主人が何も言えないでいると、アーロンはそう言い残し宿を出て行った。
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