345 / 697
050. 過去・現在・未来
13
しおりを挟む
「お…おまえが…その…」
「ドリーンはやっと女の居場所を探し当てたと思ったら、その女はすでに死んでたわ。
そのことを知ったドリーンはとてもがっかりしたわ。
でも、その家には女の息子とドリーンの弟がいた。
昔から大嫌いだった弟…
二人はまるで本当の兄弟みたいに仲良く暮らしてた。
ドリーンはひとりぼっちで寂しく不幸な生活をしてたのに、二人はとても幸せそうな笑顔をしてた。
それを見た途端、ドリーンはこの二人に復讐することを思いついたの。
…男を騙すのは簡単だった。
男はすぐにドリーンの虜になった。
抱かれてる時は反吐が出そうだったけど、お客だと思って耐えたわ。」
ドリーンは遠い目をしながら、淡々とそう語った。
「ド…リーン…」
「でも、それも1ヶ月が限界だった。
これ以上、我慢するのはもう無理ね。
だから、今夜、あんたとジョシュアをまとめて殺すつもりだった…
でも、ジョシュアは…まぁ、いいわ。
あんたを殺ったら、すぐにジョシュアのアパートに行くわ。
そこで待ち伏せしてジョシュアを殺す!
そしたら、すべての復讐は終わり…もう思い残す事はないわ。」
「やめ…るんだ…
ジョシュア…には…手を出…すな…」
「本当の兄弟でもないくせにどうしてそんなにジョシュアをかばうの?
そんなことより、自分の命乞いをしたらどうなの?!」
ドリーンは、燃えるような瞳でビリーを睨みつける。
「ドリ…ン…
ジョシュアだけは…」
「うるさいっ!!もうやめて!
私はもう決めたの!
二人を殺すってね!!」
ドリーンは長い刃先を、躊躇う事なくビリーの心臓に突き立てた。
ビリーは低い呻き声をあげ、飛び散る鮮血と共にビリーの表情がゆがむ。
ドリーンはナイフを引き抜くと、さらにビリーの身体を突き刺した。
何度も何度も…
やがて、ビリーの身体がぴくりとも動かなくなった。
「や…やった…
ついに、やったわ…」
返り血にまみれ、まっ赤に染まったドリーンの表情に微笑みが浮かんだ。
しかし、次の瞬間…その微笑みは、苦悶の表情に変わった。
ドリーンは、宙に向かって片手を伸ばした…
(な…なぜ……)
ドリーンの手は何を掴むこともなく、彼女の身体はその場にどさりとくずおれた…
「ドリーンはやっと女の居場所を探し当てたと思ったら、その女はすでに死んでたわ。
そのことを知ったドリーンはとてもがっかりしたわ。
でも、その家には女の息子とドリーンの弟がいた。
昔から大嫌いだった弟…
二人はまるで本当の兄弟みたいに仲良く暮らしてた。
ドリーンはひとりぼっちで寂しく不幸な生活をしてたのに、二人はとても幸せそうな笑顔をしてた。
それを見た途端、ドリーンはこの二人に復讐することを思いついたの。
…男を騙すのは簡単だった。
男はすぐにドリーンの虜になった。
抱かれてる時は反吐が出そうだったけど、お客だと思って耐えたわ。」
ドリーンは遠い目をしながら、淡々とそう語った。
「ド…リーン…」
「でも、それも1ヶ月が限界だった。
これ以上、我慢するのはもう無理ね。
だから、今夜、あんたとジョシュアをまとめて殺すつもりだった…
でも、ジョシュアは…まぁ、いいわ。
あんたを殺ったら、すぐにジョシュアのアパートに行くわ。
そこで待ち伏せしてジョシュアを殺す!
そしたら、すべての復讐は終わり…もう思い残す事はないわ。」
「やめ…るんだ…
ジョシュア…には…手を出…すな…」
「本当の兄弟でもないくせにどうしてそんなにジョシュアをかばうの?
そんなことより、自分の命乞いをしたらどうなの?!」
ドリーンは、燃えるような瞳でビリーを睨みつける。
「ドリ…ン…
ジョシュアだけは…」
「うるさいっ!!もうやめて!
私はもう決めたの!
二人を殺すってね!!」
ドリーンは長い刃先を、躊躇う事なくビリーの心臓に突き立てた。
ビリーは低い呻き声をあげ、飛び散る鮮血と共にビリーの表情がゆがむ。
ドリーンはナイフを引き抜くと、さらにビリーの身体を突き刺した。
何度も何度も…
やがて、ビリーの身体がぴくりとも動かなくなった。
「や…やった…
ついに、やったわ…」
返り血にまみれ、まっ赤に染まったドリーンの表情に微笑みが浮かんだ。
しかし、次の瞬間…その微笑みは、苦悶の表情に変わった。
ドリーンは、宙に向かって片手を伸ばした…
(な…なぜ……)
ドリーンの手は何を掴むこともなく、彼女の身体はその場にどさりとくずおれた…
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
不倫妻への鎮魂歌 ―サレ夫が選んだ、最も残酷で静かな復讐―
MisakiNonagase
大衆娯楽
「サレ夫、再生。不倫妻、転落。──その代償は、あまりに重い。」
「嘘で塗り固めた20年より、真実で歩む明日がいい。」
失って初めて気づく、守られていた日々の輝き。
46歳の美香にとって、誠実な夫と二人の息子に囲まれた生活は、退屈で窮屈な「檻」だった。若い男からの甘い誘惑に、彼女は20年の歳月を投げ打って飛び込んだ。 しかし、彼女が捨てたのは「檻」ではなく「聖域」だったのだ。 不倫、発覚、離婚、そして孤独。 かつての「美しい奥様」が、厚化粧で場末のスナックのカウンターに立つまでの足取りと、傷つきながらも真実の幸福を掴み取っていく夫・徹の再生を描く。 家族とは何か、誠実さとは何か。一通の離婚届が、二人の人生を光と影に分かつ。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる