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077. 破れた地図
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相変わらず、小人に関する手掛りは何もみつからないままに、俺は気ままな一人旅を続けていた。
近所の物知り爺さんに聞いた所によると、小人は自然に囲まれた森に住んでることが多いとか、音楽が好きだということだったから、大きな町は避けて出来るだけ田舎を旅するようにしていた。
音楽会は都会の方が多かったけど、いくら小人が音楽が好きだといっても、危険を冒してまで街中のホールに聴きに来たりはしないだろう。
来るとすれば、きっと田舎町の広場で行われるような小さな音楽会だ。
しかし、田舎での音楽会というものはずっと前から決まっているものよりも、ふらっとその町に立ち寄った音楽家が突然開くようなことが多いから、そのあたりは運次第ということになってくる。
三日前にあったとか、先週あったとかいう話を聞かされてがっかりすることもよくあることだった。
つい先日もそういう話を聞かされたばかりだ。
(せっかく、こんなへんぴな町までやってきたのに…)
竪琴を持った男が、この先の町に行ったようだという話を聞いてすぐに後を追ったのだが、なんせ山深い道で迷って時間がかかったしまったせいか、竪琴の演奏会はすでに二日前に終わっていたのだ。
体力ばかりではなく、お金も底を着いてきた。
俺は、いつもちょっとした仕事をみつけては、それをこなし報酬を旅の路銀に充てていた。
今回は、この町で薪拾いときのこ狩りの手伝いの仕事をみつけた。
簡単な作業ではあるけれど、山道はけっこう大変だし、降りる時には背中にいっぱいの薪を背負うのだから、そう楽な仕事とは言えない。
でも、夜は夕飯をご馳走してもらえたし、知らなかったきのこのことを教えてもらったりして、それなりに楽しくはすごせた。
そういえば、以前、近所の物知り爺さんに聞いた所によると、小人の住む村はそう簡単にはみつからないらしい。
正しくは「村の入り口」が、だ。
それは、特定の時間にしか出現しないものだったり、普通には目に見えなかったり、何か道具を使わなければ開かなかったりするらしい。
(そんなものをどうやって探せって言うんだ!)
考えれば考えるほど、小人の住む村を探すのは難しいことのように思える。
近所の物知り爺さんに聞いた所によると、小人は自然に囲まれた森に住んでることが多いとか、音楽が好きだということだったから、大きな町は避けて出来るだけ田舎を旅するようにしていた。
音楽会は都会の方が多かったけど、いくら小人が音楽が好きだといっても、危険を冒してまで街中のホールに聴きに来たりはしないだろう。
来るとすれば、きっと田舎町の広場で行われるような小さな音楽会だ。
しかし、田舎での音楽会というものはずっと前から決まっているものよりも、ふらっとその町に立ち寄った音楽家が突然開くようなことが多いから、そのあたりは運次第ということになってくる。
三日前にあったとか、先週あったとかいう話を聞かされてがっかりすることもよくあることだった。
つい先日もそういう話を聞かされたばかりだ。
(せっかく、こんなへんぴな町までやってきたのに…)
竪琴を持った男が、この先の町に行ったようだという話を聞いてすぐに後を追ったのだが、なんせ山深い道で迷って時間がかかったしまったせいか、竪琴の演奏会はすでに二日前に終わっていたのだ。
体力ばかりではなく、お金も底を着いてきた。
俺は、いつもちょっとした仕事をみつけては、それをこなし報酬を旅の路銀に充てていた。
今回は、この町で薪拾いときのこ狩りの手伝いの仕事をみつけた。
簡単な作業ではあるけれど、山道はけっこう大変だし、降りる時には背中にいっぱいの薪を背負うのだから、そう楽な仕事とは言えない。
でも、夜は夕飯をご馳走してもらえたし、知らなかったきのこのことを教えてもらったりして、それなりに楽しくはすごせた。
そういえば、以前、近所の物知り爺さんに聞いた所によると、小人の住む村はそう簡単にはみつからないらしい。
正しくは「村の入り口」が、だ。
それは、特定の時間にしか出現しないものだったり、普通には目に見えなかったり、何か道具を使わなければ開かなかったりするらしい。
(そんなものをどうやって探せって言うんだ!)
考えれば考えるほど、小人の住む村を探すのは難しいことのように思える。
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