50 / 201
side 瑠威
2
しおりを挟む
ついいつもの癖が出ないようにと気を付けて、隣に座ることもしないし、いつものように『かおり』とも呼べない。
他のみんなと同じように『かお姉』と呼ぶ。
時々、みんなの前ですべてをぶちまけてやりたくなる。
俺はかおりと付き合ってる。
将来は結婚するつもりだ…!
そう言って、みんなの前でかおりを抱きしめたい衝動にかられる。
だけど、そんなことは出来ない。
かおりと約束してるから。
バラしたら別れる…なんて、言われてるから、それが怖くて言い出せない。
そう…俺は情けない程、かおりに惚れてる。
かおりとの出会い…それは、オルガが衣装を作ってくれる人がみつかったって言ったことだった。
今まで衣装を作ってくれてたファンの子が、結婚して引っ越すことになって、今までみたいに作ることが出来なくなった。
クロウが金のことはなんとかするって言ってくれたけど、あいつだけに金を出させるわけにはいかないし、そもそも本職に頼むと相当な金がかかる。
そんな時に、オルガが良い話を持ってきたってわけだ。
他のみんなと同じように『かお姉』と呼ぶ。
時々、みんなの前ですべてをぶちまけてやりたくなる。
俺はかおりと付き合ってる。
将来は結婚するつもりだ…!
そう言って、みんなの前でかおりを抱きしめたい衝動にかられる。
だけど、そんなことは出来ない。
かおりと約束してるから。
バラしたら別れる…なんて、言われてるから、それが怖くて言い出せない。
そう…俺は情けない程、かおりに惚れてる。
かおりとの出会い…それは、オルガが衣装を作ってくれる人がみつかったって言ったことだった。
今まで衣装を作ってくれてたファンの子が、結婚して引っ越すことになって、今までみたいに作ることが出来なくなった。
クロウが金のことはなんとかするって言ってくれたけど、あいつだけに金を出させるわけにはいかないし、そもそも本職に頼むと相当な金がかかる。
そんな時に、オルガが良い話を持ってきたってわけだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる