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揺れるココロ
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やっぱり、ママの作った料理はおいしい。
よく男性を射止めたいなら胃袋を掴め!…なぁんてことが言われるけど、瑠威はママの料理にやられたんだろうか??
「……何?
俺の顔に何かついてる?」
「え?あ……そ、そうじゃなくて…」
「なんだよ、今日の望結はなんだかおかしいな。」
そう言う瑠威の隣で、ママが微笑む。
本当にお似合いだよね。
ママもとっても幸せそうだし…
なのに、どうして私は反対してるんだろう?
今まで女手ひとつで苦労して私を育ててくれたママが、ようやく幸せになろうとしてるのに、どうして……?
って……それはやっぱり瑠威とママの年齢差なんだよなぁ…
あと、瑠威がバンドをやってること。
今はこんなにラブラブみたいでも、瑠威は心変わりをするかもしれない…
いや、きっとするよ。
だって、瑠威はまだ若いんだし、メジャーデビューでもしたら、ますますファンが増えて、若くて綺麗な女の子にちやほやされて…
そしたら、きっと、ママなんてあっさり捨てられる。
瑠威よりずっと年上で、そりゃあ実際の年よりは若く見えるし綺麗だとは思うけど、特にお金持ちでもなけりゃあ、ママと付き合っててもこれといったメリットもない。
だったら、きっと心変わりするよね…
よく男性を射止めたいなら胃袋を掴め!…なぁんてことが言われるけど、瑠威はママの料理にやられたんだろうか??
「……何?
俺の顔に何かついてる?」
「え?あ……そ、そうじゃなくて…」
「なんだよ、今日の望結はなんだかおかしいな。」
そう言う瑠威の隣で、ママが微笑む。
本当にお似合いだよね。
ママもとっても幸せそうだし…
なのに、どうして私は反対してるんだろう?
今まで女手ひとつで苦労して私を育ててくれたママが、ようやく幸せになろうとしてるのに、どうして……?
って……それはやっぱり瑠威とママの年齢差なんだよなぁ…
あと、瑠威がバンドをやってること。
今はこんなにラブラブみたいでも、瑠威は心変わりをするかもしれない…
いや、きっとするよ。
だって、瑠威はまだ若いんだし、メジャーデビューでもしたら、ますますファンが増えて、若くて綺麗な女の子にちやほやされて…
そしたら、きっと、ママなんてあっさり捨てられる。
瑠威よりずっと年上で、そりゃあ実際の年よりは若く見えるし綺麗だとは思うけど、特にお金持ちでもなけりゃあ、ママと付き合っててもこれといったメリットもない。
だったら、きっと心変わりするよね…
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