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048 : 数珠つなぎ
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ジャックは何事かを話すと、また駆け足で戻って来た。
その後ろから、数人の男女が荷車を押しながら、ゆっくりと歩いて来る。
「ナンシー、今、ラムジーさんに話をつけて来た。
彼らもちょうど今から隣町に行く所なんだ。
というか、彼は雪の街に行くらしいんだが、もしかしたら隣町の宿屋もいっぱいかもしれない。
その時はなんとかしてやってくれ。
さ、とにかく早く準備をして……持って行くものはそうないだろ?」
「え…ええ。
この子の着替えを少し持っていけば…あ、ジャック、ランプはあるかしら?」
「ランプなら、私達が持ってますよ。」
ちょうど私達の傍に来た荷車の男が、ジャックの代わりに答えた。
「ラムジーさん、よろしく頼んだぜ。
あ、ミックもよろしくな!」
「うん、任せといて!」
ミックは、どこか誇らしげな笑顔を浮かべ、大きく頷く。
「それじゃあ、ジャック…あの人には心配しないように伝えておいてね。
それと、時間が出来たら兄さんの家に来るようにって。
それから、あなた達……あ、あのお名前は?」
「あぁ、俺はリュック、こっちはマルタンだ。」
「リュックさんにマルタンさん。
なんだか、あなた達には突然大変なことをお願いしてしまうことになって……」
「ナンシーさん、ラムジーさん達を待たせちゃいけない。
そんなことは良いから早く行きな!」
リュックは、ナンシーの身体の向きを変え、優しく背中を押し出した。
「は、はい、それじゃあ……」
ナンシーは申し訳無さそうな顔でそう言うと、ミックとイーヴの真ん中で手を繋ぎ、ラムジー一家と共にその場を去って行った。
「あんたらのおかげで助かったよ。
ありがとうな。」
「俺達は何もしちゃいない。
それより、何をすれば良いんだ?」
「早速、すまないな。
それじゃあたいまつの準備を手伝ってもらおうか。
それと、本格的な炊き出しだな。
食料を調達しに行った奴らが、そろそろ戻って来ると思うんだ。
……でも、本当に大変なのは明日からだな。」
「彼は大工仕事が得意なんですよ。」
「本当か!?そいつは助かる!
よろしく頼むぜ!」
ジャックは嬉しそうな顔でリュックの腕を握り締めた。
なりゆきとはいえ、大変なことに巻きこまれてしまった。
当分、休むことも、山の上の屋敷に戻ることも出来そうにない。
その後ろから、数人の男女が荷車を押しながら、ゆっくりと歩いて来る。
「ナンシー、今、ラムジーさんに話をつけて来た。
彼らもちょうど今から隣町に行く所なんだ。
というか、彼は雪の街に行くらしいんだが、もしかしたら隣町の宿屋もいっぱいかもしれない。
その時はなんとかしてやってくれ。
さ、とにかく早く準備をして……持って行くものはそうないだろ?」
「え…ええ。
この子の着替えを少し持っていけば…あ、ジャック、ランプはあるかしら?」
「ランプなら、私達が持ってますよ。」
ちょうど私達の傍に来た荷車の男が、ジャックの代わりに答えた。
「ラムジーさん、よろしく頼んだぜ。
あ、ミックもよろしくな!」
「うん、任せといて!」
ミックは、どこか誇らしげな笑顔を浮かべ、大きく頷く。
「それじゃあ、ジャック…あの人には心配しないように伝えておいてね。
それと、時間が出来たら兄さんの家に来るようにって。
それから、あなた達……あ、あのお名前は?」
「あぁ、俺はリュック、こっちはマルタンだ。」
「リュックさんにマルタンさん。
なんだか、あなた達には突然大変なことをお願いしてしまうことになって……」
「ナンシーさん、ラムジーさん達を待たせちゃいけない。
そんなことは良いから早く行きな!」
リュックは、ナンシーの身体の向きを変え、優しく背中を押し出した。
「は、はい、それじゃあ……」
ナンシーは申し訳無さそうな顔でそう言うと、ミックとイーヴの真ん中で手を繋ぎ、ラムジー一家と共にその場を去って行った。
「あんたらのおかげで助かったよ。
ありがとうな。」
「俺達は何もしちゃいない。
それより、何をすれば良いんだ?」
「早速、すまないな。
それじゃあたいまつの準備を手伝ってもらおうか。
それと、本格的な炊き出しだな。
食料を調達しに行った奴らが、そろそろ戻って来ると思うんだ。
……でも、本当に大変なのは明日からだな。」
「彼は大工仕事が得意なんですよ。」
「本当か!?そいつは助かる!
よろしく頼むぜ!」
ジャックは嬉しそうな顔でリュックの腕を握り締めた。
なりゆきとはいえ、大変なことに巻きこまれてしまった。
当分、休むことも、山の上の屋敷に戻ることも出来そうにない。
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