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6、夜光石(永遠の絆)

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「カイヤナイトにはゴールドよりシルバーの方が似合うわね。」

そう言って、女主人は、カイヤナイトのトップに、シルバーのチェーンを通した。



 「きっと良くお似合いになるわよ。」

 背の高い女主人は私に近寄り、ペンダントを私の首にかけようとした。



 「これは私のものではなく、友人に贈るつもりなのです。」

 「そうなの。それは素晴らしいことね。
 青い石は誰かにプレゼントしてもらうことで、さらに幸運を招くって言われているのよ。」

 「そうなのですか。それはまた良いことをお聞きしました。
どうもありがとうございました。」

 「こちらこそ、久しぶりに素晴らしい宝石に出会えて、宝石店らしい仕事が出来て嬉しかったわ。
ありがとう…!」

 微笑む女主人と握手を交わし、私はサリー達の待つカフェに急いだ。
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