ボクは転生者!塩だけの世界で料理&領地開拓!

あんり

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第1章 カイト、五歳までの軌跡

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(カイト)

あー、楽しいねー。嬉しいねー。

ウホウホッ
みんななんだか笑ってる感じだね。

オスのゴリラン、チョーロさん抱っこしてちょっと泣いてる?もしかして身内かな?
ちょっと鑑定してみよっ。

鑑定眼君?



あのゴリラン達って身内?

2

えっ、親子なんだ!

○ゴリラン親子
性別▷▶どちらもオス
年齢▷▶父親70歳、息子40歳
父親▷▶ゴリラン一味の
息子▷▶ゴリラン一味の後継者
生態▷▶この森に住むゴリラン
特徴▷▶緑の色をしているから森に馴染み、近づくまで気付かれない。
特技▷▶ゴリランの喜びのダンス。嬉しい時、仲良くなりたい時にゴリランダンスで相手を誘う。
好物▷▶果物、木の実、樹皮、豆

えー、もしかしてチョーロさんって、長老さんだったのー?うそーん。

あと、なあに?気になる、果物、木の実、豆ってなあに?食べ物気になるー!

ん?メスゴリラさん、ボクにトントン、何か用かな?

お花?ボクにくれるの?
ランの花だ!

え?待って、待って、メスゴリラン達のしっぽの辺り、みんな欄の花が咲いてるけど?どういう事?

え?え?ボクにくれるの?
お尻から生えた蘭?

いや、知し、いよね?
お尻から蘭?

ゴリランのランは、蘭の花のことー?
えー、面白ーい。あははっ。

「ラン、イラン?」

蘭だけに?やばっいよ。

「ねー、なんでお尻からランが咲いてるの?」

「シラン」

だめだっ!ランが、いっぱい。
ボク、こんなの笑っちゃう。

「ニンゲンノコ、ラン、イラナイ?」

うーん、綺麗だけど、お尻から生えてるのはちょっと、いらないかな?

「ありがとう。大丈夫。どこかに飾っといて。ボクが持って帰るまでに枯れちゃうから。気持ちだけ貰っておくね」

「ワカッタ。デモ、チョーロ、タスケタ。ダカラ、オレイスル。ナニガイイカナ?」

えー、本当は果物とか、豆も気になるよね。木の実なんてもっと気になるー。
けど、鑑定が使えることは内緒だし。

「チョーロ、オキテ」

え?さっき傷が治ったから、数時間か数日は起きないかも?

バチッ

ちょっとー、ボクを抱っこしていたメスゴリラがチョーロさんこと長老さんを叩いたよ?痛そうよ?

「イタイジャナイカ?」

あ、目覚めた?早くない?

ウホッウホウホッ

長老さんが目覚めたからみんな大興奮。木から木へと渡り歩くメスゴリラも。

オスゴリラは長老さんを草むらに下ろして、胸をドンドン叩いてる。

「ワシハ、アコウノキカラ、ヌケダセタ、ノカ?オー、ヌケダセタ、ウレシイ」

長老さんは身を起こし、座ったまま、胸をドンドン叩いてる。

メスゴリラは、ウホッウホッ言って大騒ぎ。

「ニンゲンノコ、ワシヲ、タスケタ。レイヲ、イウ。ゴリラン、オレイスル。ラン、イラナイ?ナニカ、オレイスル。オレイスル、ゴリラン、ウソツカナイ」

「ありがとう」

「スグ、ヨウイスル。ニンゲンノコ、マツ」



え?恋?誰にかな?ハーレン団長にかな?
なんかチラチラ目線があるのは気のせいだよね?

ウホウホッ。
長老が数頭のメスゴリラ達に合図をしたんだろう。合図を受けたメスゴリラがウホウホッ言いながら森の先へ消えていく。

「ニンゲンノコ、メス、イルカ?」

ん?え?あ!欲しいか?ってこと?
いやいやいや、大丈夫です。

「いらないよ、なにもいらないよ」

しばらくしてメスゴリラ達が何やら抱えて戻ってきた。

え?あれって?
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