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第1章 カイト、五歳までの軌跡
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え?あれ、バナナ?うあああ、やったー。
この世界では見たこと無かったんだよ。
南国なのにバナナとか、マンゴーとか、ドラゴンフルーツも、他にも、見たことなかったんだよ。バナナだよ、やったー。
「コレ、タベル?ニンゲン、タベレル?カタイ」
まだ熟してないよ。あと二週間くらい待たないと食べられないよ?
「ありがとう、これは嬉しい」
持ち帰って植えよー。
ボクはリュックに入れる。
ん?まだなにかくれるの?
なんだろ?
バナナの葉に包んでる。
ズシッと重いな、なんだろう?
差し出されたバナナの葉を受け取り、包まれた葉を開けていく。
「コレ、マメ。イロイロ。ニンゲン、タベル?イル?メズラシイ、マメ。ゴリランノ、ヒホウ。チョーロノ、ヒホウ。タイセツ。ダケド、ホシイナラ、アゲル、イルカ?」
豆?え?見せて?
大豆?小豆?金時豆?うそー、嬉しい。
大豆って、豆腐とか?醤油とか作れちゃう?
小豆、アンコつくれちゃうし!
金時豆ー、ぜんざいだ。黒糖もあるし、沖縄ぜんざい作れるじゃん。
わーっ!
「これは欲しい。もらっていいの?」
「イイヨ。コレ、アゲル」
「ありがとう」
これは、めちゃくちゃ嬉しい。
やったー!
バナナの葉に包み直してリュックにしまう。
早く帰ってゴードンに手伝ってもらって美味しいもの作るよー。
王都の旅はなんだかものすごく色々な事が有りすぎて濃い時間を過した気がする。
美味しいものママやアリに食べさせてあげたい。ママとアリに会いたくなっちゃった。ちょっと涙が出ちゃう。
ママに会いたい。アリに会いたい。
パパにも、すれ違ってる、早く合流しなきゃ。
そう思うと、森にいる事が寂しくなってきちゃったみたい。
ハーレン団長もちょっとは仲良くなれたかもしれないけど、でも、やっぱり違う。
そう、違うの。
「ボク、帰る、ハーレン団長、ボクお家に帰りたい」
さっきから私はなにを見てるんだ?
チョーロっていう、さっきアコウの木から助け出されたオスゴリラが、メスゴリラに叩かれて目を覚ましたぞ。
驚異の回復力だ。驚いたぞ。
するとなんだ?急にメスゴリラ達の尻から花が咲いたから、また驚きだ。
あの子がなんかやり取りしてる?
「シラン、イラン」これは、ラン繋がりで笑えたけどなっ。
そうしたら次はメスゴリラがどっかに行って何かを持ってきていた。
緑の太くてナニかに似たものが連なってる?あれはなんだ?あの子は凄く喜んでいた。あれは何に使うんだ?私は初めて見たぞ。けど、あの子はあの棒の連なった物が初めからなんなのかわかっているようだったな。なぜ知ってるんだ?食べ物みたいだが私の知らない食材だ。緑だぞ?うまいのか?
あとはなんだ?他にもくれるっていって何やら葉っぱに包まれた物を受け取っていたぞ!小石か?赤茶色の石?なんだ、あれは?私は知らない。何に使うのかも。
一瞬宝石かと、気分が高揚はしたが、宝石ではない。なんだ?ゴリランの秘宝とか言っていたな?
ゴリランからだ、どうせ木の実かなにかだろう。それを喜ぶのは、やっぱりこの子もまだ子どもだなっ。
だけど、急にどうした?なんか悲しそうな顔してるのか?
「カイト様、如何なさいましたか?」
「ボク、パパやママ、妹に会いたい。もうお家帰る。だから、ハーレン団長、早く行こう。パパと早く合流しよっ」
「そうですね。では、行きますか?」
まあ、悪いが今向かうのは、大好きな家族の元じゃないんだけどな。
「あのね、ゴリランさん、ボク、もう行くね。色々もらった、ありがとう。」
「ワカッタ。ニンゲンノコ、アリガト。アリガト。チョーロ、タスケタ、スゴイ」
「ワシカラモ、アリガト」
ウホウホッウホウホッ
メスゴリラたちも騒いでる。
ゴリランたちに別れを告げて、ボクはハーレン団長と、近くにいる軍馬にまたがり出発した。
この世界では見たこと無かったんだよ。
南国なのにバナナとか、マンゴーとか、ドラゴンフルーツも、他にも、見たことなかったんだよ。バナナだよ、やったー。
「コレ、タベル?ニンゲン、タベレル?カタイ」
まだ熟してないよ。あと二週間くらい待たないと食べられないよ?
「ありがとう、これは嬉しい」
持ち帰って植えよー。
ボクはリュックに入れる。
ん?まだなにかくれるの?
なんだろ?
バナナの葉に包んでる。
ズシッと重いな、なんだろう?
差し出されたバナナの葉を受け取り、包まれた葉を開けていく。
「コレ、マメ。イロイロ。ニンゲン、タベル?イル?メズラシイ、マメ。ゴリランノ、ヒホウ。チョーロノ、ヒホウ。タイセツ。ダケド、ホシイナラ、アゲル、イルカ?」
豆?え?見せて?
大豆?小豆?金時豆?うそー、嬉しい。
大豆って、豆腐とか?醤油とか作れちゃう?
小豆、アンコつくれちゃうし!
金時豆ー、ぜんざいだ。黒糖もあるし、沖縄ぜんざい作れるじゃん。
わーっ!
「これは欲しい。もらっていいの?」
「イイヨ。コレ、アゲル」
「ありがとう」
これは、めちゃくちゃ嬉しい。
やったー!
バナナの葉に包み直してリュックにしまう。
早く帰ってゴードンに手伝ってもらって美味しいもの作るよー。
王都の旅はなんだかものすごく色々な事が有りすぎて濃い時間を過した気がする。
美味しいものママやアリに食べさせてあげたい。ママとアリに会いたくなっちゃった。ちょっと涙が出ちゃう。
ママに会いたい。アリに会いたい。
パパにも、すれ違ってる、早く合流しなきゃ。
そう思うと、森にいる事が寂しくなってきちゃったみたい。
ハーレン団長もちょっとは仲良くなれたかもしれないけど、でも、やっぱり違う。
そう、違うの。
「ボク、帰る、ハーレン団長、ボクお家に帰りたい」
さっきから私はなにを見てるんだ?
チョーロっていう、さっきアコウの木から助け出されたオスゴリラが、メスゴリラに叩かれて目を覚ましたぞ。
驚異の回復力だ。驚いたぞ。
するとなんだ?急にメスゴリラ達の尻から花が咲いたから、また驚きだ。
あの子がなんかやり取りしてる?
「シラン、イラン」これは、ラン繋がりで笑えたけどなっ。
そうしたら次はメスゴリラがどっかに行って何かを持ってきていた。
緑の太くてナニかに似たものが連なってる?あれはなんだ?あの子は凄く喜んでいた。あれは何に使うんだ?私は初めて見たぞ。けど、あの子はあの棒の連なった物が初めからなんなのかわかっているようだったな。なぜ知ってるんだ?食べ物みたいだが私の知らない食材だ。緑だぞ?うまいのか?
あとはなんだ?他にもくれるっていって何やら葉っぱに包まれた物を受け取っていたぞ!小石か?赤茶色の石?なんだ、あれは?私は知らない。何に使うのかも。
一瞬宝石かと、気分が高揚はしたが、宝石ではない。なんだ?ゴリランの秘宝とか言っていたな?
ゴリランからだ、どうせ木の実かなにかだろう。それを喜ぶのは、やっぱりこの子もまだ子どもだなっ。
だけど、急にどうした?なんか悲しそうな顔してるのか?
「カイト様、如何なさいましたか?」
「ボク、パパやママ、妹に会いたい。もうお家帰る。だから、ハーレン団長、早く行こう。パパと早く合流しよっ」
「そうですね。では、行きますか?」
まあ、悪いが今向かうのは、大好きな家族の元じゃないんだけどな。
「あのね、ゴリランさん、ボク、もう行くね。色々もらった、ありがとう。」
「ワカッタ。ニンゲンノコ、アリガト。アリガト。チョーロ、タスケタ、スゴイ」
「ワシカラモ、アリガト」
ウホウホッウホウホッ
メスゴリラたちも騒いでる。
ゴリランたちに別れを告げて、ボクはハーレン団長と、近くにいる軍馬にまたがり出発した。
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