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第2章 いよいよ開幕!――物語は“影”の深層へ!
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「カイト、なんだ?いつもと違う、爽やかなというか、新しい料理を作ったりしたのか?」
「え?あっ、うん。お肉をさっぱりした食べ方をしたくて、作ってもらったの。今さっき出来上がったから、今からみんなに食べてもらおうかと思ってたの。パパとママから食べてみてくれる?ベリデリのシーレモン焼きっ!」
もう考えるの大変だから、適当に名前付けちゃった、いいよねっ。
「なんだ?」
目の前に運ばれた料理をパパは興味深そうに皿を持ち上げ右に左に回しながら料理を眺めている。
「うん、美味そうだ。空きっ腹にも大丈夫そうだ」
ママは料理工程を見てたからニコニコしながらボクとパパのやり取りを見ていた。
ボクとアリのところにも、ベリデリのシーレモン焼きが運ばれてきた。
それを待ってパパがいう。
「では、早速頂こうではないか?いただきます」
ママも、アリも、ボクも改めてパパの言葉に続く。2回目の!
「「「いただきます」」」
パパと一緒に、初めての料理を食べる。
うん、トマートゥとシーレモンの酸味が合わさってさっぱりしたチキンになってる。
「美味いっ。さっぱりしていて、それでいて肉、ベリデリの肉の甘みとナダンソウソウの甘み、そこにトマートゥと、シーレモンの酸味が油っこさを軽減しているなっ。これはいくらでも食べられるぞっ」
ゴクッ。
あちこちで誰かの喉が聞こえた。
「わたしも、これならいただけるわ。たくさんは無理だけど少しづつなら食べられるわね」
ママに食べて貰えてよかった。
ずっと食事が取れないみたいだから、どうにかできないか考えて思いついたんだよね。
「ママがご飯食べれてないから、考えたんだよ。少しでも食べられてよかった」
「お兄様っ、アリ、これ好きっ」
「カイくん、ママのために考えてくれた料理なの?凄く食べやすいわ。美味しい。ありがとう」
ママがボクの頭を撫でてくれた。
優しく何度も何度も。うん、嬉しい。
でも、ちょっと照れちゃう。
だって、周りのみんなの目が見てるから。
にこやかに笑ってくれてる。
「これなら、もう少し食べられそうだわ」
パパが頷く。
ママが食べられそうで良かった!
「さあ、みんなも食べてくれ」
パパの一声でみんなが料理を取り分け次々に「いただきます」と言い、新しい料理を口に運び出す。
「いつもの肉も美味しいが、こうしてシーレモンが入るとさっぱりしてまだまだ食べられるなっ」
「これは、いいわね」
なんてみんなの感想を聞けるのは嬉しい。
「カイト、バーベキューっていう料理をパパは食べてみたいんだが。」
あっ、パパにはバーベキューがどういうものか説明してなかったね。パパはバーベキューは料理だと思ってるんだ!
「パパ、あのね、バーベキューって料理の名前じゃなくて、野外で食べ物を調理して食べる行為のことを言うの。今、みんなでバーベキューしてるの」
「そうなのか?てっきりバーベキューという料理があるのかと思っていたが、そうか、バーベキューか、いいな。みんなで焼きたてを食べられるのはいいな」
「うん、楽しいよねっ」
「そうね、楽しいわ」
「うん、さすがお兄様、食べることには本当に天才よねっ、お兄様、大好きっ」
アリ、現金だなっ。
「アリ、お兄ちゃんのこと、もっと、いつでも好きって言っていいんだよ」
「アリちゃん、パパにも好きって言っていいんだよ。」
「うううん、言わないっ。好きってばかり言うと“好き”って言葉が軽くなっちゃうでしょっ」
おおおおおー、アリが、ボクの妹が、なんだか哲学的な事を言っているよ、アリの方が天才なんじゃないの?
4歳にしてこの小悪魔的発言っ!
思わずアリの言葉に感動していると、隣のパパがポツリ。
「パパはいつでも、好きって言って欲しいぞ。そもそもアリちゃんから好きって言われたことないぞ」
うわー、可哀想。パパ、それ、泣くっ。
「あなたには、私がいるじゃない。ダウニー、好きよ」
「私は愛してるよ、アマナ」
なんだよー、ここに顔に締まりのない男がいまーす。ニヤニヤしてまーす。
夫婦仲良しは他所でやってくださーい。
「みんな、美味しい?」
「「「「「「「「「「「はいっ」」」」」」」」」」」
いい返事!じゃあ、次作るよ、さっきの鶏皮使っちゃうぞー。
「ゴードン、片栗粉用意っ!」
そう、ポティトーを水に晒して、水底に溜まった澱粉。丁寧に水を捨てて、残った白い液体を乾かしてできたのが片栗粉。
それを粉々に砕いたもの。
今回は、ポティトーをすりおろして大量に作っておいたの使うよ。
用意完璧っ!
片栗粉の白い粉を見て不思議そうな面々。
これはねっ、いい仕事するのよっ。
ゴードンは片栗粉のできるまでを見ているけれど、実際調理に使うのは今日が初めて。新しい調理法にワクワクしているのが伝わってくる。だって、今か今かと待ち構えてるもん。
さっき油を取る時に使った鶏皮を1度油を拭き取り、風魔法で乾かしてもらった。
そこに片栗粉まぶし、塩コショウをして、鶏皮油に投入して揚げていく。
カラッと揚がれば完成!
別の鍋では同じ要領でベリデリも塩コショウを振って馴染ませたあと、片栗粉を振って衣をつけて、油に次々に入れていく。
竜田揚げだよね。
2種類のデリベリ料理の完成!
これも、まずはパパとママに食べてもらおう。
「パパ、ベリデリの皮のパリパリ揚げと、ベリデリの竜田揚げだよ。これにシーレモンを絞って食べてみて。好みで胡椒を追加しても美味しいよっ」
「分かった。匂いからして美味いっ。早速いただくぞっ」
パリッ、パリッ!皮を噛み砕く時に聞こえる音。これは男性が好きだよね。
「うまいっ。」
パパの食べるペースが上がる。
ママは竜田揚げを食べてみるようだ。
シーレモンをかけながら、口角が上がっているのをボクはちゃんと見てる。
ママの期待値が上がってるよね。
ゆっくり口に運び、1口かじったママ。
二ヘラって笑い、左手を頬に添えて、美味しそうに咀嚼してる。
「アリ、ボク達も食べようか」
「うん、食べるっ」
新しい料理を、早速食べてみる。
「アリ、このカリカリ好きっ。」
どうやらパパとアリは鶏皮が気に入ったみたい。ボクはママと竜田揚げが好きだ。
「みんなも食べて」
もう、初めから誰も迷うことなく、新しい料理を次々に平らげていく。
みんなの歓喜と、美味しそうに食べている顔を見渡してボクは満足。
あれ、できるんじゃん?
食べたい、食べたくなった。
「ゴードン、もうひとつ作って欲しい料理があるの」
「え?あっ、うん。お肉をさっぱりした食べ方をしたくて、作ってもらったの。今さっき出来上がったから、今からみんなに食べてもらおうかと思ってたの。パパとママから食べてみてくれる?ベリデリのシーレモン焼きっ!」
もう考えるの大変だから、適当に名前付けちゃった、いいよねっ。
「なんだ?」
目の前に運ばれた料理をパパは興味深そうに皿を持ち上げ右に左に回しながら料理を眺めている。
「うん、美味そうだ。空きっ腹にも大丈夫そうだ」
ママは料理工程を見てたからニコニコしながらボクとパパのやり取りを見ていた。
ボクとアリのところにも、ベリデリのシーレモン焼きが運ばれてきた。
それを待ってパパがいう。
「では、早速頂こうではないか?いただきます」
ママも、アリも、ボクも改めてパパの言葉に続く。2回目の!
「「「いただきます」」」
パパと一緒に、初めての料理を食べる。
うん、トマートゥとシーレモンの酸味が合わさってさっぱりしたチキンになってる。
「美味いっ。さっぱりしていて、それでいて肉、ベリデリの肉の甘みとナダンソウソウの甘み、そこにトマートゥと、シーレモンの酸味が油っこさを軽減しているなっ。これはいくらでも食べられるぞっ」
ゴクッ。
あちこちで誰かの喉が聞こえた。
「わたしも、これならいただけるわ。たくさんは無理だけど少しづつなら食べられるわね」
ママに食べて貰えてよかった。
ずっと食事が取れないみたいだから、どうにかできないか考えて思いついたんだよね。
「ママがご飯食べれてないから、考えたんだよ。少しでも食べられてよかった」
「お兄様っ、アリ、これ好きっ」
「カイくん、ママのために考えてくれた料理なの?凄く食べやすいわ。美味しい。ありがとう」
ママがボクの頭を撫でてくれた。
優しく何度も何度も。うん、嬉しい。
でも、ちょっと照れちゃう。
だって、周りのみんなの目が見てるから。
にこやかに笑ってくれてる。
「これなら、もう少し食べられそうだわ」
パパが頷く。
ママが食べられそうで良かった!
「さあ、みんなも食べてくれ」
パパの一声でみんなが料理を取り分け次々に「いただきます」と言い、新しい料理を口に運び出す。
「いつもの肉も美味しいが、こうしてシーレモンが入るとさっぱりしてまだまだ食べられるなっ」
「これは、いいわね」
なんてみんなの感想を聞けるのは嬉しい。
「カイト、バーベキューっていう料理をパパは食べてみたいんだが。」
あっ、パパにはバーベキューがどういうものか説明してなかったね。パパはバーベキューは料理だと思ってるんだ!
「パパ、あのね、バーベキューって料理の名前じゃなくて、野外で食べ物を調理して食べる行為のことを言うの。今、みんなでバーベキューしてるの」
「そうなのか?てっきりバーベキューという料理があるのかと思っていたが、そうか、バーベキューか、いいな。みんなで焼きたてを食べられるのはいいな」
「うん、楽しいよねっ」
「そうね、楽しいわ」
「うん、さすがお兄様、食べることには本当に天才よねっ、お兄様、大好きっ」
アリ、現金だなっ。
「アリ、お兄ちゃんのこと、もっと、いつでも好きって言っていいんだよ」
「アリちゃん、パパにも好きって言っていいんだよ。」
「うううん、言わないっ。好きってばかり言うと“好き”って言葉が軽くなっちゃうでしょっ」
おおおおおー、アリが、ボクの妹が、なんだか哲学的な事を言っているよ、アリの方が天才なんじゃないの?
4歳にしてこの小悪魔的発言っ!
思わずアリの言葉に感動していると、隣のパパがポツリ。
「パパはいつでも、好きって言って欲しいぞ。そもそもアリちゃんから好きって言われたことないぞ」
うわー、可哀想。パパ、それ、泣くっ。
「あなたには、私がいるじゃない。ダウニー、好きよ」
「私は愛してるよ、アマナ」
なんだよー、ここに顔に締まりのない男がいまーす。ニヤニヤしてまーす。
夫婦仲良しは他所でやってくださーい。
「みんな、美味しい?」
「「「「「「「「「「「はいっ」」」」」」」」」」」
いい返事!じゃあ、次作るよ、さっきの鶏皮使っちゃうぞー。
「ゴードン、片栗粉用意っ!」
そう、ポティトーを水に晒して、水底に溜まった澱粉。丁寧に水を捨てて、残った白い液体を乾かしてできたのが片栗粉。
それを粉々に砕いたもの。
今回は、ポティトーをすりおろして大量に作っておいたの使うよ。
用意完璧っ!
片栗粉の白い粉を見て不思議そうな面々。
これはねっ、いい仕事するのよっ。
ゴードンは片栗粉のできるまでを見ているけれど、実際調理に使うのは今日が初めて。新しい調理法にワクワクしているのが伝わってくる。だって、今か今かと待ち構えてるもん。
さっき油を取る時に使った鶏皮を1度油を拭き取り、風魔法で乾かしてもらった。
そこに片栗粉まぶし、塩コショウをして、鶏皮油に投入して揚げていく。
カラッと揚がれば完成!
別の鍋では同じ要領でベリデリも塩コショウを振って馴染ませたあと、片栗粉を振って衣をつけて、油に次々に入れていく。
竜田揚げだよね。
2種類のデリベリ料理の完成!
これも、まずはパパとママに食べてもらおう。
「パパ、ベリデリの皮のパリパリ揚げと、ベリデリの竜田揚げだよ。これにシーレモンを絞って食べてみて。好みで胡椒を追加しても美味しいよっ」
「分かった。匂いからして美味いっ。早速いただくぞっ」
パリッ、パリッ!皮を噛み砕く時に聞こえる音。これは男性が好きだよね。
「うまいっ。」
パパの食べるペースが上がる。
ママは竜田揚げを食べてみるようだ。
シーレモンをかけながら、口角が上がっているのをボクはちゃんと見てる。
ママの期待値が上がってるよね。
ゆっくり口に運び、1口かじったママ。
二ヘラって笑い、左手を頬に添えて、美味しそうに咀嚼してる。
「アリ、ボク達も食べようか」
「うん、食べるっ」
新しい料理を、早速食べてみる。
「アリ、このカリカリ好きっ。」
どうやらパパとアリは鶏皮が気に入ったみたい。ボクはママと竜田揚げが好きだ。
「みんなも食べて」
もう、初めから誰も迷うことなく、新しい料理を次々に平らげていく。
みんなの歓喜と、美味しそうに食べている顔を見渡してボクは満足。
あれ、できるんじゃん?
食べたい、食べたくなった。
「ゴードン、もうひとつ作って欲しい料理があるの」
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