ボクは転生者!塩だけの世界で料理&領地開拓!

あんり

文字の大きさ
163 / 414
第1章 カイト、五歳までの軌跡

163 パパとママで祭りの出し物計画

しおりを挟む

悪いな、今日はこれまでだ。

「さあ、話をしても良いか?」

あら?今日はいつになく真剣ね。
何の話かしら?カイくんの事よね?

「カイトの5歳の誕生日には王都に行かねばならないな。」

「そうね、イカルダの女神様から魔法を受ける大事な儀式があるものね。だれもが通る儀式よ、貴族の義務だもの。」

「ああ、そうだな。それと、カイトが生み出したものを陛下に献上しなければならないな。」

「そうね」

「ただな。カイトが生み出したものが、あまりにも多すぎるんだ。どうするんだ?いっぺんには出せないぞ。」

「本当に、どうしたらいいのか悩むわね」

「まずはカイトの誕生日、その後アリの誕生日が来るから、この2回で分けたいと思う。どれを出すか悩むんだか、どうしたらいいと思うか?アマナの意見を聞きたい。」

「そうね、確かに、一度にお披露目は難しいわね。あなたはどう思ってますの?」

「カイチェアは、既に売れてるな。だから、そのコーティングしたものをお茶碗と共に献上しようと思うんだ。」

「そこでだ、前にカイトが話していたスライムでのトイレの汚物を処分させるのも、合わせて案内できるだろ。」

「あなた、コーティングの技術はまだ不安定だわ。これはあとにしませんこと?まずは、カイチェアを出しましょ。テーブル以外の背もたれの部分は彫りを入れてもいいと思うの。2回目の時に、コーティングを披露すると更に盛り上がると思うわ」

「王太子のところの第1王子が今、生まれたばかりだからな、お座りしてカイチェアを使う頃がちょうどアリの誕生日頃になるんじゃないな。その時にコーティングしても、いいかもしれん。」

よし、それでいこう。

「よし、カイチェアはそれで行こう。ではミソはどうする?」

「食べ物については、カイトの誕生日パーティーをするわね。その時に一気に広めましょ。食べ物でみんなをびっくりさせるのよ」

「ああ、それはいいかもな」

「注文を取れるように、それまでに量産するわよ。ミソは今かなりの量を量産してるわ。そうね、カイくんの誕生日に盛大に、鶏肉や、牛、豚、ウォークのガリガリクゥー焼きにしましょうよ。」


「あとはそうね、ガリガリクゥートマートゥソースを掛けた卵焼きはどうかしら?まずは我が家でパーティーに出して、まずは貴族の皆様に味わって頂きましょ。卵のお披露目よ」

今まで、塩の薄い味しか知らなかった貴族達に、出汁の聞いたミソ汁や、ガリガリクゥーステーキ、卵焼き、それからなんだ?かなりの衝撃を与えるだろ。あとはカイトに聞いてみるか。まだ知らない料理があるかもしれん。

「では、我が領は祭りに合わせて何を公開するんだ?」

「そうね、街を綺麗にする意味でやっぱりトイレをお掃除してくれるスライムは用意したいわね」

「あと、私たち家族にコーティングしたカイチェアを用意しましょう。最近では改良版も出てきたらしいわ。大人用があるそうだから、そちらを用意しましょう。宣伝に使うわ」

「祭りには、そうね、冷やしたトマートゥとかどうかしら?季節関係なく採れるからちょうどいいわ。トマートゥは焼いても美味しかったわね。温かいもの、冷たいもの、両方出しましょ。量産はあの魚の骨の肥料があればいくらでもできるわ。ビービーとダブルジーは使えるわね、焼きましょう。塩で焼くのでも十分に美味しいわ」

「それはいいな、ただし、塩焼きは他でもでるかもしれん。領主主催の祭りだから、なにか特別感が欲しいな。やっぱりガリガリクゥー塩焼きとして売り出そう。祭りのあと、カイトの誕生日までは1ヶ月ある。」

「王都まで2週間、祭りが終わっても、それまでに噂はそう広がらんだろ」

「そうね。祭りまではあと1ヶ月ね。昼間は暑さを感じる季節よ。楽しみね。こんなお祭りなんて今までしたことないもの。」

「ああ、戦後復興に10年だ。祭りなんて無かったからどうなるか楽しみだ。領民にはぜひ楽しんでもらいたいな。」

「ええ、私たちも楽しみね」
しおりを挟む
感想 34

あなたにおすすめの小説

プロローグでケリをつけた乙女ゲームに、悪役令嬢は必要ない(と思いたい)

犬野きらり
恋愛
私、ミルフィーナ・ダルンは侯爵令嬢で二年前にこの世界が乙女ゲームと気づき本当にヒロインがいるか確認して、私は覚悟を決めた。 『ヒロインをゲーム本編に出さない。プロローグでケリをつける』 ヒロインは、お父様の再婚相手の連れ子な義妹、特に何もされていないが、今後が大変そうだからひとまず、ごめんなさい。プロローグは肩慣らし程度の攻略対象者の義兄。わかっていれば対応はできます。 まず乙女ゲームって一人の女の子が何人も男性を攻略出来ること自体、あり得ないのよ。ヒロインは天然だから気づかない、嘘、嘘。わかってて敢えてやってるからね、男落とし、それで成り上がってますから。 みんなに現実見せて、納得してもらう。揚げ足、ご都合に変換発言なんて上等!ヒロインと一緒の生活は、少しの発言でも悪役令嬢発言多々ありらしく、私も危ない。ごめんね、ヒロインさん、そんな理由で強制退去です。 でもこのゲーム退屈で途中でやめたから、その続き知りません。

【完結】モブなのに最強?

らんか
恋愛
 「ミーシャ・ラバンティ辺境伯令嬢! お前との婚約は破棄とする! お前のようなオトコ女とは結婚出来ない!」    婚約者のダラオがか弱そうな令嬢を左腕で抱き寄せ、「リセラ、怯えなくていい。私が君を守るからね」と慈しむように見つめたあと、ミーシャを睨みながら学園の大勢の生徒が休憩している広い中央テラスの中で叫んだ。  政略結婚として学園卒業と同時に結婚する予定であった婚約者の暴挙に思わず「はぁ‥」と令嬢らしからぬ返事をしてしまったが、同時に〈あ、これオープニングだ〉と頭にその言葉が浮かんだ。そして流れるように前世の自分は日本という国で、30代の会社勤め、ワーカーホリックで過労死した事を思い出した。そしてここは、私を心配した妹に気分転換に勧められて始めた唯一の乙女ゲームの世界であり、自分はオープニングにだけ登場するモブ令嬢であったとなぜか理解した。    (急に思い出したのに、こんな落ち着いてる自分にびっくりだわ。しかもこの状況でも、あんまりショックじゃない。私、この人の事をあまり好きじゃなかったのね。まぁ、いっか。前世でも結婚願望なかったし。領地に戻ったらお父様に泣きついて、領地の隅にでも住まわせてもらおう。魔物討伐に人手がいるから、手伝いながらひっそりと暮らしていけるよね)  もともと辺境伯領にて家族と共に魔物討伐に明け暮れてたミーシャ。男勝りでか弱さとは無縁だ。前世の記憶が戻った今、ダラオの宣言はありがたい。前世ではなかった魔法を使い、好きに生きてみたいミーシャに、乙女ゲームの登場人物たちがなぜかその後も絡んでくるようになり‥。    (私、オープニングで婚約破棄されるだけのモブなのに!)  初めての投稿です。  よろしくお願いします。

私、ニセモノ令嬢から帝国皇子の愛され侍女になったようです

奏多
ファンタジー
ゲームによく似た世界に転生した私は、伯爵家でメイドをしていた。 そんな折にご令嬢の命令で身代わりをして、それが皇太后の前だったことで、バレた時に殺されそうになったのだけど。 逃げた私を捕まえたのは皇子だった。そんな皇子レゼクから、私はなぜか侍女にスカウトされてしまった。 理由は「聖女と同じ力を持っている」から。罪人になるのが嫌でうなずいたんだけど、あれ? この国って、この皇子に滅ぼされる予定じゃなかったっけ?

【完結】妹は庶子、文句があるか? 常識なんてぶっ飛ばせ!

青空一夏
ファンタジー
(ざまぁ×癒し×溺愛) 庶子として公爵家に引き取られたアメリアは、 王立学園で冷たい視線に晒されながらも、ほんの少しの希望を胸に通っていた。 ――だが、彼女はまだ知らなかった。 「庶子」の立場が、どれほど理不尽な扱いを受けるものかを。 心が折れかけたそのとき。 彼女を迎えに現れたのは、兄――オルディアーク公爵、レオニルだった。 「大丈夫。……次は、俺が一緒に通うから」 妹を守るためなら、学園にだって入る! 冷酷なはずの公爵閣下は、妹にだけとことん甘くて最強です。 ※兄が妹を溺愛するお話しです。 ※ざまぁはありますが、それがメインではありません。 ※某サイトコンテスト用なので、いつもと少し雰囲気が違いますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。

聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした

藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると 土地を蝕む邪気となって現れる。 それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。 派手な奇跡は起こらない。 けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。 ――その役目を、誰一人として理解しないまま。 奇跡が少なくなった。 役に立たない聖女はいらない。 そう言われ、私は静かに国を追放された。 もう、祈る理由はない。 邪気を生み出す原因に目を向けず、 後始末だけを押し付ける国を守る理由も。 聖女がいなくなった国で、 少しずつ異変が起こり始める。 けれど彼らは、最後まで気づかなかった。 私がなぜ祈らなくなったのかを。

異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。 そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。 【カクヨムにも投稿してます】

母は何処? 父はだぁれ?

穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。 産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。 妹も、実妹なのか不明だ。 そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。 父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。 母は、どこへ行ってしまったんだろう! というところからスタートする、 さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。 変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、 家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。 意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。 前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。 もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。 単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。 また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。 「小説家になろう」で連載していたものです。

俺の婚約者は地味で陰気臭い女なはずだが、どうも違うらしい。

ミミリン
恋愛
ある世界の貴族である俺。婚約者のアリスはいつもボサボサの髪の毛とぶかぶかの制服を着ていて陰気な女だ。幼馴染のアンジェリカからは良くない話も聞いている。 俺と婚約していても話は続かないし、婚約者としての役目も担う気はないようだ。 そんな婚約者のアリスがある日、俺のメイドがふるまった紅茶を俺の目の前でわざとこぼし続けた。 こんな女とは婚約解消だ。 この日から俺とアリスの関係が少しずつ変わっていく。

処理中です...