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第一章 戦士達の集結
第二話 女神からのお願い
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メディアは零夜達に今の現状を説明する為、今からウインドウにその映像を流し始める。
「こ、これは一体!?」
「そんな事って……!」
「嘘でしょ……」
その映像は、とある異世界の街でアークスレイヤーが多くの人達を殺していた。
男性や子供、老人は無惨に殺されてしまい、若い女性達は奴隷として連行されていた。しかし、太っている者や不細工な者については全般的に駄目なので、容赦なく殺していた。
この映像に零夜達が驚くのも無理なく、ヒカリや倫子、ジャンヌについてはあまりの惨状に目に涙を浮かべていて、ミミ、エヴァ、アミリス、ソニアは何も言えなくなる。
零夜に関しては怒りのオーラを放っていて、すぐにでも殺したくなる様な勢いを放とうとしている。同時に血が出るぐらい、拳も強く握られているのだ。
「奴等はアークスレイヤー。多くの世界を我が物にする極悪組織。国王であるザルバッグを中心に活動していて、彼等に抵抗した者は次々とやられたわ」
「じゃあ、先程の映像と同じ様に男性は処刑、女性は奴隷として扱われているのか……奴等ならやりかねないし、許されないぜ……」
メディアの説明に零夜は怒りの表情で映像を睨んでいて、ミミ達は俯向きながら何も言えなくなる。
零夜達は今すぐにでも止めたい気持ちがあるのは分かるが、今の彼等の実力では太刀打ちできる相手ではない。更に下手をすれば死んでしまうこともあり得る為、迂闊に動き出したら痛い目に遭う可能性が高いだろう。
自らの力が弱い事を零夜達が悔しそうに自覚している中、メディアが真剣な表情で彼等に説明を続ける。
「奴等を倒すには八人の戦士達の力が必要。念入りに調べたところ、あなた達が選ばれし戦士達である事を確認したの。それにあなた達にはまだ見ぬ力を秘めているし、その力を発揮すればどんな敵でも必ず勝てる。」
「じゃあ、私達がこの場所にいるという事は、選ばれし戦士達であるという事なんだ……」
メディアからの話を聞いたエヴァは今いる場所と人数を確認し、彼女の話に納得する。
しかし、自身の身体に秘められし力がある事に関しては未だに疑問が残るばかり。それがどんな力なのかも不明。更に下手したら暴走してしまい、殺人などの取り返しのつかない事も起きるだろう。
皆が心の中で自らの秘めた能力に不安になる中、零夜はすぐに決意を固めたと同時に、真剣な表情で前を向きながらメディアに視線を移す。
「この件については協力します!」
「零夜!?」
零夜は自ら決意を固めた宣言に、その場にいる全員が驚きを隠せずに一斉に彼の方を向く。
零夜は行動力が早くて一生懸命頑張る性格だが、時には危険を顧みずに無茶な行動をしてしまうのがたまにキズである。
今回の件も自ら率先した事で、その場にいる全員が驚いてしまうのも無理無いのだ。
「この映像を見せられただけでなく、アークスレイヤーを倒す事ができるのが俺達と聞いた以上、黙っている訳にはいきません!どんな相手でも立ち向かう覚悟です!」
零夜の偽りのない真っ直ぐな決意を聞いたメディアは驚きを隠せずにいたが、すぐに笑みを浮かべて彼の頭に右手を置いた。
「あなたの覚悟はよく分かったわ。けど、これから先はかなり危険な戦いになるかも知れないけど、その事については大丈夫?」
「はい。既に覚悟はできています」
「それなら心配しなくても大丈夫みたいね。私も全力でサポートをするから」
メディアの笑みに零夜も笑みデ返しながらコクリと頷く中、ミミはいつもの彼の行動に呆れながらため息をついてしまう。
零夜の悪い癖がまた出てしまった事で、そうなるのも無理はないだろう。
(零夜は責任感が強く、行動力が早いのは分かるけど……無茶だけが欠点なのよね……彼ならそう言うと思ったわ)
ミミは心の中で苦笑いしながらも、彼に負けじと自ら決意を固め、零夜の隣に移動する。
ミミはそのまま冷静に前を向いたと同時に、メディアに視線を移し始める。
「零夜ならそう言うと思ったわ。私も放っておけないし、彼と共になら大丈夫だから!」
「ミミ姉……」
ミミの笑顔に零夜も微笑む中、メディアは勿論頷きながら承諾する。
その様子に倫子とヒカリも決心したように、お互いを見合わせながらコクリと頷き合う。同時に彼女達も零夜達の周りに移動し、真剣な表情で決意を固めつつ、前を向いてメディアの顔に視線を移した。
「この件に関しては放っておけないし、ウチも戦う!」
「二人のやる気を見てみると、こっちも負けられないわ!」
倫子とヒカリの覚悟の宣言にメディアが微笑みながら頷く中、それを見たエヴァ、アミリス、ソニア、ジャンヌも心の中で決意を固めながら一斉に頷いた。
エヴァ達も既に心の中で自身の覚悟を決めていて、そのままメディアに視線を移し始める。
「私も戦う覚悟はできているわ!」
「私達の世界も狙うのなら、容赦しないから!」
「アタイもいつでもやれるぜ!」
「私も戦う覚悟はできています!」
エヴァ達もアークスレイヤーと戦う事を決意し、この夢の中にいる八人全員が一つとなって、強大な悪に立ち向かう事を決断する事になったのだ。
零夜達のやる気を見たメディアは、嬉しさで微笑むのも無理はない。普通なら嫌だと言いながら拒否をして去ってしまうと思われていたが、彼等がアークスレイヤーを倒す事をもちろん承諾してくれた。
その事に関してはメディアは最高の嬉しさを感じていたが、すぐに切り替えて零夜達に笑みを向けながら視線を移す。
「ありがとう!心配する事は無かったわね。私は忙しくて来られないけど、代わりに部下のトラマツとノースマンが来てくれるわ。今後は彼等の指示に従って行動してね」
「「「はい!」」」
メディアの説明に零夜達は元気よく返事をして応えたその時、彼等の足元が光り始める。
それは皆が夢から覚める合図でもあり、ひとまずの別れの時が来たという事だ。
「どうやら時間となったか……」
「せっかく会えたのに……」
零夜達は寂しそうな表情でメディアに視線を移し、それを見た彼女は一人ずつ抱き寄せて頭を撫で始める。女神の温もりはとても温かく、まるで母親の様な感じだった。
「ええ。皆はそれぞれ元の世界に戻るけど、あなた達が無事に合流できる事を願っているわ。そして……あなた達こそ真の英雄である事を祈っている事もね」
「はい!必ず!」
零夜が代表して笑顔で応え、メディアも笑顔で返したその時、光はそのまま彼女達を包み込み始め、そのまま強い光を放たれた。
同時に零夜達は夢から覚めて元の世界に戻る事になるが、彼等の再会は何時になったら訪れるのか。それは誰も未だに分からないが、早く集結する日を誰もが心から望んでいるだろう。
「こ、これは一体!?」
「そんな事って……!」
「嘘でしょ……」
その映像は、とある異世界の街でアークスレイヤーが多くの人達を殺していた。
男性や子供、老人は無惨に殺されてしまい、若い女性達は奴隷として連行されていた。しかし、太っている者や不細工な者については全般的に駄目なので、容赦なく殺していた。
この映像に零夜達が驚くのも無理なく、ヒカリや倫子、ジャンヌについてはあまりの惨状に目に涙を浮かべていて、ミミ、エヴァ、アミリス、ソニアは何も言えなくなる。
零夜に関しては怒りのオーラを放っていて、すぐにでも殺したくなる様な勢いを放とうとしている。同時に血が出るぐらい、拳も強く握られているのだ。
「奴等はアークスレイヤー。多くの世界を我が物にする極悪組織。国王であるザルバッグを中心に活動していて、彼等に抵抗した者は次々とやられたわ」
「じゃあ、先程の映像と同じ様に男性は処刑、女性は奴隷として扱われているのか……奴等ならやりかねないし、許されないぜ……」
メディアの説明に零夜は怒りの表情で映像を睨んでいて、ミミ達は俯向きながら何も言えなくなる。
零夜達は今すぐにでも止めたい気持ちがあるのは分かるが、今の彼等の実力では太刀打ちできる相手ではない。更に下手をすれば死んでしまうこともあり得る為、迂闊に動き出したら痛い目に遭う可能性が高いだろう。
自らの力が弱い事を零夜達が悔しそうに自覚している中、メディアが真剣な表情で彼等に説明を続ける。
「奴等を倒すには八人の戦士達の力が必要。念入りに調べたところ、あなた達が選ばれし戦士達である事を確認したの。それにあなた達にはまだ見ぬ力を秘めているし、その力を発揮すればどんな敵でも必ず勝てる。」
「じゃあ、私達がこの場所にいるという事は、選ばれし戦士達であるという事なんだ……」
メディアからの話を聞いたエヴァは今いる場所と人数を確認し、彼女の話に納得する。
しかし、自身の身体に秘められし力がある事に関しては未だに疑問が残るばかり。それがどんな力なのかも不明。更に下手したら暴走してしまい、殺人などの取り返しのつかない事も起きるだろう。
皆が心の中で自らの秘めた能力に不安になる中、零夜はすぐに決意を固めたと同時に、真剣な表情で前を向きながらメディアに視線を移す。
「この件については協力します!」
「零夜!?」
零夜は自ら決意を固めた宣言に、その場にいる全員が驚きを隠せずに一斉に彼の方を向く。
零夜は行動力が早くて一生懸命頑張る性格だが、時には危険を顧みずに無茶な行動をしてしまうのがたまにキズである。
今回の件も自ら率先した事で、その場にいる全員が驚いてしまうのも無理無いのだ。
「この映像を見せられただけでなく、アークスレイヤーを倒す事ができるのが俺達と聞いた以上、黙っている訳にはいきません!どんな相手でも立ち向かう覚悟です!」
零夜の偽りのない真っ直ぐな決意を聞いたメディアは驚きを隠せずにいたが、すぐに笑みを浮かべて彼の頭に右手を置いた。
「あなたの覚悟はよく分かったわ。けど、これから先はかなり危険な戦いになるかも知れないけど、その事については大丈夫?」
「はい。既に覚悟はできています」
「それなら心配しなくても大丈夫みたいね。私も全力でサポートをするから」
メディアの笑みに零夜も笑みデ返しながらコクリと頷く中、ミミはいつもの彼の行動に呆れながらため息をついてしまう。
零夜の悪い癖がまた出てしまった事で、そうなるのも無理はないだろう。
(零夜は責任感が強く、行動力が早いのは分かるけど……無茶だけが欠点なのよね……彼ならそう言うと思ったわ)
ミミは心の中で苦笑いしながらも、彼に負けじと自ら決意を固め、零夜の隣に移動する。
ミミはそのまま冷静に前を向いたと同時に、メディアに視線を移し始める。
「零夜ならそう言うと思ったわ。私も放っておけないし、彼と共になら大丈夫だから!」
「ミミ姉……」
ミミの笑顔に零夜も微笑む中、メディアは勿論頷きながら承諾する。
その様子に倫子とヒカリも決心したように、お互いを見合わせながらコクリと頷き合う。同時に彼女達も零夜達の周りに移動し、真剣な表情で決意を固めつつ、前を向いてメディアの顔に視線を移した。
「この件に関しては放っておけないし、ウチも戦う!」
「二人のやる気を見てみると、こっちも負けられないわ!」
倫子とヒカリの覚悟の宣言にメディアが微笑みながら頷く中、それを見たエヴァ、アミリス、ソニア、ジャンヌも心の中で決意を固めながら一斉に頷いた。
エヴァ達も既に心の中で自身の覚悟を決めていて、そのままメディアに視線を移し始める。
「私も戦う覚悟はできているわ!」
「私達の世界も狙うのなら、容赦しないから!」
「アタイもいつでもやれるぜ!」
「私も戦う覚悟はできています!」
エヴァ達もアークスレイヤーと戦う事を決意し、この夢の中にいる八人全員が一つとなって、強大な悪に立ち向かう事を決断する事になったのだ。
零夜達のやる気を見たメディアは、嬉しさで微笑むのも無理はない。普通なら嫌だと言いながら拒否をして去ってしまうと思われていたが、彼等がアークスレイヤーを倒す事をもちろん承諾してくれた。
その事に関してはメディアは最高の嬉しさを感じていたが、すぐに切り替えて零夜達に笑みを向けながら視線を移す。
「ありがとう!心配する事は無かったわね。私は忙しくて来られないけど、代わりに部下のトラマツとノースマンが来てくれるわ。今後は彼等の指示に従って行動してね」
「「「はい!」」」
メディアの説明に零夜達は元気よく返事をして応えたその時、彼等の足元が光り始める。
それは皆が夢から覚める合図でもあり、ひとまずの別れの時が来たという事だ。
「どうやら時間となったか……」
「せっかく会えたのに……」
零夜達は寂しそうな表情でメディアに視線を移し、それを見た彼女は一人ずつ抱き寄せて頭を撫で始める。女神の温もりはとても温かく、まるで母親の様な感じだった。
「ええ。皆はそれぞれ元の世界に戻るけど、あなた達が無事に合流できる事を願っているわ。そして……あなた達こそ真の英雄である事を祈っている事もね」
「はい!必ず!」
零夜が代表して笑顔で応え、メディアも笑顔で返したその時、光はそのまま彼女達を包み込み始め、そのまま強い光を放たれた。
同時に零夜達は夢から覚めて元の世界に戻る事になるが、彼等の再会は何時になったら訪れるのか。それは誰も未だに分からないが、早く集結する日を誰もが心から望んでいるだろう。
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