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第八章 激闘!トーナメントバトル
第二百五十七話 メテオファルコンズVSスノーホワイト(前編)
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いよいよトーナメントの一回戦が始まろうとしていて、誰もがこの時を待っていた。優勝チームはザルバッグを倒す最後の希望となるので、このトーナメントは多くの世界で配信中継されているのだ。
まずは第一試合。メテオファルコンズとスノーホワイトの試合だ。メンバーについては誰が出るのか話し合って決めたみたいで、スムーズに進行が進められたみたいだ。
「お待たせしました!只今よりヒーローズエイト決定トーナメント、一回戦第一試合を行います!」
リングアナの宣言と同時に歓声が起こり、音楽まで鳴り響く。オーケストラの音楽が鳴り響き、勇ましき音調が流れている。これがスノーホワイトのテーマソングだ。
同時に青コーナーの入場口からリングコスに身を包んだアメリア、アナスタシア、シオンが姿を現す。レジー達はセコンドの役割をしているので、後から入ってきたのだ。
「青コーナー、スノーホワイト。銀雪の侍。シオン!」
シオンは和服をモチーフにしたリングコスで、へそ出しスタイルとなっている。特にスカートの下に青いロングスパッツを履いているが、パンチラを防ぐ為に対策しているのだ。
「ロシアンプリンセス。アナスタシア!」
アナスタシアはシンプルに、青いレスリングスパッツを着用している。しかも当時のロシアの国旗と、一部にキラキラの装飾が施されているのだ。
「ヴァルムントの次期女王。アメリア!」
アメリアは水色のスカートで、王族としての装飾が施されている。しかも黒のショートスパッツも着用しているので、コスチューム的には問題ないだろう。
すると別の入場曲が鳴り響き、ポップススタイルの曲が流れ出す。同時に赤コーナーの入場口からココア、アーニャ、サーシャの三人が出てきたのだ。
「なんで俺がセコンドなんだよ……俺だってプロレスやりたかったのにな……」
「しょうがないだろ。相手が女子チームなら、女子チームで対抗するのみだから」
「そうだな……こうなると仕方がないかもな……」
この戦いに参加したかった三上はセカンドに入っていて、ブツブツ言いながら文句を言っていた。しかし、ライカに正論を言われてしまい、ため息をつくしかなかったのだ。
三上も零夜と同じくプロレス好きなので、零夜に負けない気持ちでプロレス道場に通い始めた。現在はデビュー戦も間近となっているが、この戦いに参加したかったのが本音であるだろう。
「赤コーナー、メテオファルコンズ。ブリザードウルフ!サーシャ!」
サーシャは青いチューブトップとミニスカートを着用していて、ムエタイのポーズをしながら声援に応えていた。
「フレイムウルフ!アーニャ!」
アーニャはサーシャと同じだが、その色は赤となっていた。見分けがつくように色の違うコスを考えた結果、この様になったのだ。
「マジカルダンサー!住吉ココア!」
ココアは白いカーゴパンツ、黒のスポーツブラを着用。ダンサースタイルの姿で戦闘態勢に入っているのが特徴だ。
「一回戦は女性対決。果たしてこの戦いがどの様な展開になるのかは、私にも分かりません。プロレスの経験については始めたばかり。こうなると根性による打ち合いが予想されます」
ラビリンの実況に観客達が固唾を飲んで見守る中、レフェリーのトキコによるチェックが終わっていた。すると先発に立つのはココアとアメリアの二人であり、観客席からどよめきを隠せずにいた。まさか姫君が先発として出るのは想定外であり、この戦いは波乱の展開が起こりそうと予測し始めた者もいた。
「まさか姫様が先発として出るとは……大丈夫なのか心配でたまりませんぞ」
「彼女なりの覚悟があるという事ですね……我々はこの戦いを見守る必要がありますし、姫様ならやれると信じましょう」
「そうですな」
レジーもアメリアが自ら先発として出た事に驚きを隠せず、シナモン達は真剣な表情をしていた。姫君が先陣に立って皆を引っ張るのは良い事だが、逆に無茶をするなと心配になってしまう事もある。だが、その覚悟があるからこそ、今のアメリアがここにいるのだ。
「では、参ります!」
「こっちだって負けないんだから!じゃあ、行くわよ!」
アメリアとココアが睨み合ったと同時に、ゴングが鳴り響き始める。ヒーローズエイトを決める戦いが始まりを告げられたのだ。
まず、両者は円を描くようにジリジリと移動し、お互い睨み合いながら接近し始める。そのままロックアップで組み合った直後、ココアがアメリアの腹に蹴りを入れて先制攻撃を浴びせた。
「ぐっ!」
「まだまだ!」
アメリアが態勢を崩したと同時に、ココアは彼女から離れて強烈なハイキックを浴びせる。すかさずロープに向かってダッシュした後、ロープの反動を利用してラリアットをぶちかまそうと駆け出していく。
「そうはさせません!はっ!」
「ぐほっ!」
「おーっと!ここでアメリアが跳躍した!スノーホワイトのリーダーであり、プリンセスの蹴りは非常に痛い!」
しかしアメリアは跳躍したと同時に、強烈な空中回し蹴りをココアに浴びせる。その威力はとても鋭く、下手したら失神するのは当然だろう。
「うぐ……やってくれるわね……」
「な!?私の蹴りが効いてない!?」
「私にはライバルとなる親友がいるからね!私はここで倒れないわ!」
しかしココアは根性で見事耐え切り、アメリアは驚きを隠せずにいた。今の一撃で決まったと思ったが、そう簡単には倒せないみたいだ。
ココアにはミミという親友でライバルの存在がいる限り、ここで倒れる理由にはいかない。其の為にもこの大会に備えて鍛え上げてきたのだ。
「ココア、ナイスガッツで見事耐え切った!そう簡単には倒せないぞ!」
「それならこの技でフォールします!」
「な!?」
ラビリンの実況に観客席から歓声が起きたその時、アメリアがココアを掴んでボディスラムの態勢に入る。するとジャンプしたと同時に、彼女を背中から叩きつけようとしたのだ。
「これなら耐えきれないはずです!スノーブレイク!」
「がはっ!」
「ココア!」
「今の技は強烈!スリーカウントも時間の問題か!?」
アメリアは強烈にミミの背中をリングマットに叩きつけ、彼女の背中に激痛となる痺れを浴びせる。アメリア独自の必殺技なので、背中の激痛の痺れで返すのも難しいだろう。
「フォール!」
「ワン!ツー!」
「うあっ!」
「ここでカウントツー!命拾いしました!」
レフェリーがカウントを数えるが、カウント2でココアが返す。彼女はこの程度では倒れないので、別の技を繰り出す必要があるのだ。
「今ので倒れないなら……次、参ります!」
「そうはさせないわ!」
「ぐほっ!」
アメリアが次の必殺技を繰り出そうと、ココアを投げ飛ばす態勢に入る。しかし彼女はアメリアの腹にパンチを打ち込んだと同時に間合いを取り、お返しのハイキックでダウンを奪ってしまった。
「が……!」
「姫様!しっかりしてください!」
「は、はい!すぐに戻ります……」
レジーがアメリアに向かって叫んだ直後、彼女は片膝をリングに付きながらもコーナーポストに戻ろうとしている。ここは仲間に交代したと同時に、自身はゆっくり体力を回復する作戦を選んだようだ。
(追い詰めたいけど、私もこれ以上は流石にキツいかもね……悔しいけど、そうするしかないし)
ココアの方も背中のダメージがまだ残っているので、彼女もコーナーポストに向かって自力で戻ろうとしている。それぞれのコーナーには仲間達がいるので、ココアは持てる力を出して仲間達の元へ向かっていた。
「お願いします、シオンさん!」
「心得た!」
「サーシャ、お願い!」
「任せて!」
二人はそのまま仲間にタッチしてリングアウト。そのままリング下でゆっくりと休み始める。
「ここで両者は仲間に交代!スノーホワイトはシオン!メテオファルコンズはサーシャがリングインします!二人は初顔合わせとなりますが、果たして?」
スノーホワイトはアメリアからシオン。メテオファルコンズはココアからサーシャにバトンタッチ。二人はそのまま戦闘態勢に入り、お互いを睨みつける。
「誰が相手であろうとも、私は容赦はしない」
「こっちも同じだよ。じゃあ、始めようか!」
シオンとサーシャは頷き合ったと同時に、お互い飛び出し始める。戦いも中盤に突入しようとしていたのだった。
まずは第一試合。メテオファルコンズとスノーホワイトの試合だ。メンバーについては誰が出るのか話し合って決めたみたいで、スムーズに進行が進められたみたいだ。
「お待たせしました!只今よりヒーローズエイト決定トーナメント、一回戦第一試合を行います!」
リングアナの宣言と同時に歓声が起こり、音楽まで鳴り響く。オーケストラの音楽が鳴り響き、勇ましき音調が流れている。これがスノーホワイトのテーマソングだ。
同時に青コーナーの入場口からリングコスに身を包んだアメリア、アナスタシア、シオンが姿を現す。レジー達はセコンドの役割をしているので、後から入ってきたのだ。
「青コーナー、スノーホワイト。銀雪の侍。シオン!」
シオンは和服をモチーフにしたリングコスで、へそ出しスタイルとなっている。特にスカートの下に青いロングスパッツを履いているが、パンチラを防ぐ為に対策しているのだ。
「ロシアンプリンセス。アナスタシア!」
アナスタシアはシンプルに、青いレスリングスパッツを着用している。しかも当時のロシアの国旗と、一部にキラキラの装飾が施されているのだ。
「ヴァルムントの次期女王。アメリア!」
アメリアは水色のスカートで、王族としての装飾が施されている。しかも黒のショートスパッツも着用しているので、コスチューム的には問題ないだろう。
すると別の入場曲が鳴り響き、ポップススタイルの曲が流れ出す。同時に赤コーナーの入場口からココア、アーニャ、サーシャの三人が出てきたのだ。
「なんで俺がセコンドなんだよ……俺だってプロレスやりたかったのにな……」
「しょうがないだろ。相手が女子チームなら、女子チームで対抗するのみだから」
「そうだな……こうなると仕方がないかもな……」
この戦いに参加したかった三上はセカンドに入っていて、ブツブツ言いながら文句を言っていた。しかし、ライカに正論を言われてしまい、ため息をつくしかなかったのだ。
三上も零夜と同じくプロレス好きなので、零夜に負けない気持ちでプロレス道場に通い始めた。現在はデビュー戦も間近となっているが、この戦いに参加したかったのが本音であるだろう。
「赤コーナー、メテオファルコンズ。ブリザードウルフ!サーシャ!」
サーシャは青いチューブトップとミニスカートを着用していて、ムエタイのポーズをしながら声援に応えていた。
「フレイムウルフ!アーニャ!」
アーニャはサーシャと同じだが、その色は赤となっていた。見分けがつくように色の違うコスを考えた結果、この様になったのだ。
「マジカルダンサー!住吉ココア!」
ココアは白いカーゴパンツ、黒のスポーツブラを着用。ダンサースタイルの姿で戦闘態勢に入っているのが特徴だ。
「一回戦は女性対決。果たしてこの戦いがどの様な展開になるのかは、私にも分かりません。プロレスの経験については始めたばかり。こうなると根性による打ち合いが予想されます」
ラビリンの実況に観客達が固唾を飲んで見守る中、レフェリーのトキコによるチェックが終わっていた。すると先発に立つのはココアとアメリアの二人であり、観客席からどよめきを隠せずにいた。まさか姫君が先発として出るのは想定外であり、この戦いは波乱の展開が起こりそうと予測し始めた者もいた。
「まさか姫様が先発として出るとは……大丈夫なのか心配でたまりませんぞ」
「彼女なりの覚悟があるという事ですね……我々はこの戦いを見守る必要がありますし、姫様ならやれると信じましょう」
「そうですな」
レジーもアメリアが自ら先発として出た事に驚きを隠せず、シナモン達は真剣な表情をしていた。姫君が先陣に立って皆を引っ張るのは良い事だが、逆に無茶をするなと心配になってしまう事もある。だが、その覚悟があるからこそ、今のアメリアがここにいるのだ。
「では、参ります!」
「こっちだって負けないんだから!じゃあ、行くわよ!」
アメリアとココアが睨み合ったと同時に、ゴングが鳴り響き始める。ヒーローズエイトを決める戦いが始まりを告げられたのだ。
まず、両者は円を描くようにジリジリと移動し、お互い睨み合いながら接近し始める。そのままロックアップで組み合った直後、ココアがアメリアの腹に蹴りを入れて先制攻撃を浴びせた。
「ぐっ!」
「まだまだ!」
アメリアが態勢を崩したと同時に、ココアは彼女から離れて強烈なハイキックを浴びせる。すかさずロープに向かってダッシュした後、ロープの反動を利用してラリアットをぶちかまそうと駆け出していく。
「そうはさせません!はっ!」
「ぐほっ!」
「おーっと!ここでアメリアが跳躍した!スノーホワイトのリーダーであり、プリンセスの蹴りは非常に痛い!」
しかしアメリアは跳躍したと同時に、強烈な空中回し蹴りをココアに浴びせる。その威力はとても鋭く、下手したら失神するのは当然だろう。
「うぐ……やってくれるわね……」
「な!?私の蹴りが効いてない!?」
「私にはライバルとなる親友がいるからね!私はここで倒れないわ!」
しかしココアは根性で見事耐え切り、アメリアは驚きを隠せずにいた。今の一撃で決まったと思ったが、そう簡単には倒せないみたいだ。
ココアにはミミという親友でライバルの存在がいる限り、ここで倒れる理由にはいかない。其の為にもこの大会に備えて鍛え上げてきたのだ。
「ココア、ナイスガッツで見事耐え切った!そう簡単には倒せないぞ!」
「それならこの技でフォールします!」
「な!?」
ラビリンの実況に観客席から歓声が起きたその時、アメリアがココアを掴んでボディスラムの態勢に入る。するとジャンプしたと同時に、彼女を背中から叩きつけようとしたのだ。
「これなら耐えきれないはずです!スノーブレイク!」
「がはっ!」
「ココア!」
「今の技は強烈!スリーカウントも時間の問題か!?」
アメリアは強烈にミミの背中をリングマットに叩きつけ、彼女の背中に激痛となる痺れを浴びせる。アメリア独自の必殺技なので、背中の激痛の痺れで返すのも難しいだろう。
「フォール!」
「ワン!ツー!」
「うあっ!」
「ここでカウントツー!命拾いしました!」
レフェリーがカウントを数えるが、カウント2でココアが返す。彼女はこの程度では倒れないので、別の技を繰り出す必要があるのだ。
「今ので倒れないなら……次、参ります!」
「そうはさせないわ!」
「ぐほっ!」
アメリアが次の必殺技を繰り出そうと、ココアを投げ飛ばす態勢に入る。しかし彼女はアメリアの腹にパンチを打ち込んだと同時に間合いを取り、お返しのハイキックでダウンを奪ってしまった。
「が……!」
「姫様!しっかりしてください!」
「は、はい!すぐに戻ります……」
レジーがアメリアに向かって叫んだ直後、彼女は片膝をリングに付きながらもコーナーポストに戻ろうとしている。ここは仲間に交代したと同時に、自身はゆっくり体力を回復する作戦を選んだようだ。
(追い詰めたいけど、私もこれ以上は流石にキツいかもね……悔しいけど、そうするしかないし)
ココアの方も背中のダメージがまだ残っているので、彼女もコーナーポストに向かって自力で戻ろうとしている。それぞれのコーナーには仲間達がいるので、ココアは持てる力を出して仲間達の元へ向かっていた。
「お願いします、シオンさん!」
「心得た!」
「サーシャ、お願い!」
「任せて!」
二人はそのまま仲間にタッチしてリングアウト。そのままリング下でゆっくりと休み始める。
「ここで両者は仲間に交代!スノーホワイトはシオン!メテオファルコンズはサーシャがリングインします!二人は初顔合わせとなりますが、果たして?」
スノーホワイトはアメリアからシオン。メテオファルコンズはココアからサーシャにバトンタッチ。二人はそのまま戦闘態勢に入り、お互いを睨みつける。
「誰が相手であろうとも、私は容赦はしない」
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