魔道士(予定)と奴隷ちゃん

マサタカ

文字の大きさ
88 / 192
十一章

しおりを挟む
 私とシエナ様が戦って、まだそれほど時間が経っていません。アコ―ロンだけでなく、命令に従わざるをえない奴隷達は魔導具を持っています。シエナ様の『ゴーレム』もいますが、多種多様な攻撃に対抗するにはいささか不利です。相性の問題なのでしょうか。確実に、ゆっくりと傷を増やしていて追い詰められている感が強いです。

 どんな魔法的効果があるのか、一見ではわからない攻撃の数に、面喰らって対応しきれないのです。それだけではありません。魔道具の影響で、塵一つ残さないで死んでいく奴隷を見る度に、動きがとまってしまいます。私も同じ奴隷だからでしょうか。それどころじゃないと、アコ―ロン達への闘志を燃やす結果に繋がっています。

「ああっ!」

 魔法が、私の足に直撃します。急いで立ち上がりますが、足首が変です。一部の骨がなくなっています。立とうとするとぐんにゃりと痛みもないまま蛸のようにぶよぶよのぐにゃぐにゃに折れ曲がってしまいます。キモいです。

 大きい炎が、迫ってきます。咄嗟に腕を交差しますが、シエナ様が前に立ち塞がります。

「ぬんっっっ!」

 土の壁で防ぎましたが、所々穴が空いた箇所から攻撃の余波がシエナ様に直撃します。壁が破壊されて、私を抱きしめながら二人で吹き飛ばされます。

「だ、大丈夫かい?」

 切り傷と火傷、煤だらけのシエナ様も、疲労の気配が強くて頷いて答えるのに躊躇いが生じます。

「『ゴーレム』で防げばよかったのでは?」
「とっさだったから・・・・・・・・・操作するより体が動いていたんだ・・・・・・・・・うぐ!」
 
 痛みに呻いたシエナ様は、顔が引き攣って手を付きます。背中の一部が抉れて、焼け焦げています。そのせいでしょうか、さっきまで動きのよかった『ゴーレム』はまとまりを欠いてしまい、次々とやられていきます。ダイヤモンドの鎧は亀裂が走って、そして粉々に砕けていきます。新しい『ゴーレム』を錬成する余裕がないのでしょう、数が減っていきます。

「威勢の良さはどこへいった?」


  ――――ご主人様――――


「一介の騎士と奴隷が、魔道士のすることを妨げるからこうなるんだ」
「よくも・・・・・・・・・偉そうに。君達は自分をなんだとおもっているんだ?」
「選ばれし者だ」

 なんの臆面も恥ずかしげもなく、真剣なところを見ると本気でおもっているんでしょう。言いかえそうとしたシエナ様が勢い余って倒れそうになったので、慌てて抱きかかえます。

「魔法士は、普通の人間とは違う。魔力を持ち、魔法を扱えるという特別性を、活かさなければならない義務と責任がある」


 ――――ご主人様――――


 心の呼びかけには、応えがありません。圧し潰されるほどの不安から、シエナ様を抱きしめる力が強くなります。



「そのためなら・・・・・・・・・・・・罪を犯してもよいと? 他人を犠牲にしてもよいと?」
「凡愚な人間が作った人を縛る法に従って、なんになる。なんの役にもたたず、のうのうと只生きているだけの魔物を使うのとなにが違う?」
「そんな勝手な理屈を・・・・・・・・・!」
「僕から言わせれば、忠義だの礼儀だの、騎士が勝手に尊んでいるほうが理解できない」


 ――――ご主人様、どこにいるのですか?――――
  

「魔道士ならば、許される。魔法士ならば理解できる。所詮は己が掲げる信念の違いでしかない」

「あ、」

 ・・・・・・・・・違う。それだけは違います。断言できます。

「あなたは、間違っています」
「ん?」
「あなたのおっしゃっていることは、間違っています。正しさなんて、微塵もありません」
「奴隷風情が、なにを」
「だって、私のご主人様は他人を利用しませんから」

 そう。ユーグ様は私を含め、シエナ様も、どんな人も絶対に自分の魔法のために犠牲にしません。

「あんな男がなんだっていうんだ・・・・・・・・・ただ魔道士を目指しているだけの、つまらない魔法を創り続けて悦に浸っている変態でしかない」
「それには同意します。けど、あなた達よりはましです。あなた達は魔道士の理屈を押し通そうとしているくせに、いざというときは国の決めごとを使っています。卑怯です。汚いです」
「ただ便利だから使っているだけだ。そうせざるを得ないだけだ。奴隷風情にはわからんだろう」

 そうです。私にはこの人達の言っていることがりかいできません。魔道士と魔法士と、そしてご主人様がどうして情熱を注ぐのかまったく理解できません。それでも、ユーグ様だけは理解できます。心底楽しんでいると。魔法の研究が大好きだと。

 この人たちを認めることは、ユーグ様を否定する事と同意義です。だから、私はこの人達に、なにがなんでも違うと言い続けます。奴隷としての意地です。矜持です。

「かわいそうな人ですね。あなた達は。ご自分が最低な人間で、同じ人間としか触れあってこなかったから他の人もそうだとおもいこんでいるのですから」

 アコ―ロンは、私とまともに話す気がなくなったのでしょう。奴隷達に手をあげて合図を。魔道具が一斉に私たちにむけられました。

 考えてみれば、あの奴隷達もかわいそうです。『隷属の首輪』で無理やり命令されて、無理やり死ななければいけないなんて。彼らも不本意なんでしょう。表情が強ばっていて、目を瞑っている奴隷もいます。ぷるぷると震えて、必死でいやだって声をあげている奴隷もいます。

 私も彼らと同じですけれど、それでもかまいません。奴隷だからこそ出会えた人達がいます。信じられる人がいます。アコ―ロン達に利用されて犠牲にされる奴隷であっても、なんかよりも今の奴隷のまま生きて死んだほうが幸せです。

 ですよね? ご主人様。

「殺せ」

 ――――ああ、ありがとうルウ――――

 私たちに放たれたけたたましい攻撃の数々。色とりどりの閃光、現象が迫ってきて、





















「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

 そして、とまりました。それだけ時間がとまったのか、落ちもせずそのままの形で静止しています。

「な、なんだ? これは一体?」
「お前も魔道士の弟子なら、少しは考えてみろ」
「なぁっっっ!!??」

 轟々と燃え盛る『紫炎』、雄叫びのまま暴れだす『炎獣』、宙に存在し、防御を司る『天啓』。ご自身の魔法を従えて、ゆっくりとユーグ様が現われました。

 まったく、遅いです。なにをしていたんでしょうか。油でも売っていたんでしょうか。いくら作戦通りとはいえ、待たせすぎです。


 ――――ごめん。実は手間取って――――


「き、貴様一体どこから入った!」
「どこって別にお前の魔法、『転移』でだよ」
「なに!? うそだ!」

 嘘じゃありません。ご主人様は、義眼の魔法で『転移』魔法を制御するのに成功しています。モーガンの魔導書に記されていた内容も含めてですが。のみならず、自分たちの作戦に役立てようと提案したのです。

「そうじゃなかったら、俺が今ここに来れるわけないだろ。この店は騎士団に取り囲まれていて蟻の入る隙間もないのに」
「っ!?」

 そう。ブルーノが地下を出た理由はネフェシュ様が騎士団を誘導したからです。ここで暴れていれば追ってきた騎士団が中に入らざるをえない。そして、ブルーノとアコ―ロンの悪事が白日に晒されると。

「そ、それがどうしたというんだ! 騎士団は、ゲオルギャルスが掌握しているんだ! どうとでも言い逃れることはできる! 裏から手を回せば、地位と金を使えば助かることができるんだ! 逆にお前達が追い詰められているんだ! 試してもいいんだぞ! 奴隷と元騎士と脱獄囚の言葉を誰が信じるか! 誰が助けるか!」

 精神的に動揺しているのでしょう。冷静さをなくし慌てているアコ―ロンは見ていて面白いです。愉快です。

「そうか。お前達が不正を行って、共和国のスパイになっていることも見逃せると? 国も皇帝もそれほど愚かじゃない」
「は、はっはっっはっはっは! はっはっは! 大臣にも貴族にも協力者がいる! 今ゲオルギャルスはそのために動いているけど時間の問題だ! というか今更スパイ? はん! 馬鹿馬鹿しい! 誰も本気で共和国のために動いてなんかいない! ブルーノは只の金儲け、ゲオルギャルスは反乱、僕と先生は研究のため、それぞれの思惑が一致しただけだ!」

 空元気ではないのでしょう。自分にとって有利な状況であると信じているアコ―ロンは、それはもう雄弁に語ります。

「この魔法だってそうだ! 『機甲ゴーレム』を復活させるのだってただの先生の研究のため! どれだけ魔法の発展が期待できるか!」
「『転移』魔法を使って、『機甲ゴーレム』を連れてきて帝都で暴れさせるのか? 反乱だぞ。大勢死ぬんだぞ」
「僕も先生もどうでもいい! 魔法が完成すれば僕たちは共和国に逃げられる! 死ぬ? 大勢? 光栄におもえばいいさ! 僕と先生の研究の役に少しでもたつんだから! 反乱をおこすゲオルギャルスだって覚悟しているさ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・そうか。たしかに俺たちのことなんて誰も信じないだろうな・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 ユーグ様はいつになく神妙なかんじで、周りを見回します。いつの間にか取り囲まれているのですが、戦いている風ではありません。それは、自分の魔法の絶対的な自信があるからでしょう。それと、もう一つ。作戦が上手くいったからです。ユーグ様がここにきた時点で、成功したと確信できたので私も余裕ですが。

「けど、お前が言ったことなら信じるだろう」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」
「どうでしょう、将軍」
 ご主人様の呼びかけに、意外すぎる人物が姿を現します。ご主人様を追って『転移』可能な場所まで追ってきた軍関係者です。それだけでなく、彼に従った兵士たちも。アコ―ロンが気づかなかったのは、ご主人様と私たちだけに集中していたからでしょう。

「反乱をおこすというのは、どういうことだ」
「いえ、それは」

 しかし、これだけでは終わりません。ご主人様が制御している『転移』によって続々とここに現われます。平民、貴族、政治家。種族・身分・性別に関わらず、シエナ様が名前を挙げた方々が集まってきます。

 シエナ様と私は、当初軍や貴族、政治家に協力してもらおうと動きましたが、証拠がなければ動けない、関わりたくないと追い返した人もいました。だったら、無理やりにでも動かざるをえなくしようと。関わりたくない、証拠がなければ、とのたまう人々が動かざるをえなくしようと。

 私とシエナ様が囮になりつつ、証拠となりうる場所を『念話』でユーグ様に報告。その後ネフェシュ様が騎士団を、ユーグ様は軍関係者と貴族達を『転移』魔法の範囲内までそれぞれ誘導。『転移』でここまで移動させて、内と外から悪事を暴露させるという流れでした。

 暴論かもしれませんが、上手くいきました。アコ―ロンがなにをしようとしていたのか、勝手に自白して皆聞いていますから。言い逃れはできないでしょう。あ、キロ氏と奴隷の皆さんと、マット様も『転移』で現われました。彼らは商売上、お知り合いが多いですからわざと騒いで噂を広げてくれるでしょう。

「おい、ここはどこだ!「反乱と聞こえたぞ!」「こいつら奴隷じゃないか、どうして魔導具を持っている!」「あの魔法陣はなんだ!」「あいつ、モーガンの弟子じゃないか?」「ここでなにをしていた!」

 ちょっとした大騒ぎです。おかげでシエナ様も私も命の危機から脱することはできましたけど、どう収集するのでしょうか。

「静粛に、皆さん! 僕はマンティコア騎士隊所属、シエナです! ここはブルーノという商人の店の地下! やつはここで魔道士モーガンと騎士団長ゲオルギャルスと共謀し、スパイ活動を行っていました! そして彼らは反乱の準備をここで着々と進めていたのです!」

 怪我を押して、辛いであろうシエナ様は声を張り上げて説明をします。別のどよめきとざわめきが波のごとく広がっていきます。ユーグ様も隣へとやってきて、肩を貸しました。

「魔法士ユーグの投獄に関わる容疑、処刑も彼らによってでっち上げられたことです! 裁判長の自宅にあった手紙が証拠です!」

 ちらり、とアコ―ロンを見ます。呆然と立ち尽くしています。どんな感情なのか読むことが難しいおかしな顔をしています。きっと、自分の抱えられる許容量を超えた事態に遭遇すると、あんな風になってしまうのでしょう。へなへなと膝が崩れて、座り込んでしまいます。奴隷達はどうしていいかあわあわと慌てふためいています。

 それから、地下の入り口が開いて騎士団が入ってきて騒ぎが広がっています。一度収りかけていた熱とざわめきが爆発し、もう制御できません。それでも、終わったと安堵できます。私の怪我と足の状態を調べているユーグ様と会話をすることさえできません。


 ――――どうしてもう少し早く来なかったのですか?――――

 しょうがないので、『念話』で会話を試みます。


 ――――軍の営舎とか貴族の屋敷とか。とにかくいろんなところに入ったりわざと見つかったりするのに手間取った。それとモーガンの家にも連れて行かなきゃいけなかったし――――


 ――――それにしても、多過ぎです。予定ではもう少し少ないはずでは?――――

 
 ――――誰が敵で味方かわからなかったし、予想以上にたくさん追いかけてくるし。それにルウだって――――


 ――――私に責任転嫁するのですか? 傷つきます。できるだけ作戦を成功させようと、臨機応変に動いた結果ですが、ご主人様の迷惑になったとは申し訳ありません――――


 ――――いや、そこまでは――――

 ――――なので実家に、いえ。野に追放させられていただきます――――

 ――――しないよ! できるわけないだろ!――――

 ユーグ様とこんなやりとりをするなんて、いつぶりでしょうか。なんだか懐かしいです。本当に終わったって実感できます。

 ――――でも、そんなルウも好きだよ――――

 ああ、本当に終わった。うっとうしくかんじていたご主人様の好意を伝える言葉に安心して、また実感します。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?

火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…? 24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~

草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。 レアらしくて、成長が異常に早いよ。 せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。 出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~

とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。 先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。 龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。 魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。 バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……

処理中です...