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十三章
Ⅵ
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「あら。この切り方雑なんじゃないの? これじゃあ火の通り方が甘くなるわ。まるで貴方の耳と尻尾みたいじゃない」
「私はできるだけ食べやすい大きさにしたつもりですがまだだめだったようですね。お義母様から事前にお教えいただいていなかったので。ついユーグ様と一緒に暮しているときの癖でやってしまいました」
「そう。ユーグはその辺のこと気にしない優しい性格だから。繊細できっちりしてる私とは真逆だから。自分のしたことを棚にあげる奴隷でも許してくれるんでしょうね」
「私見ですが、ご自分の欠点をよくよく理解しておらず都合のよい解釈をしてしまう脳天気で自己中という点ではそっくりなのではないかと。あ、別にお義母様に似てしまったというわけではいので」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
ギスギスした二人の溝は埋まらない。逆に深くなっている。ルウはなんとか認めさせたいらしいけど、それだと逆効果なんじゃないか? 意地のほうが強くなってるんじゃないか?
ルウが心配だからできるだけ二人っきりにはしていない。家事をしているときはできるだけこっそりと影から見守っている。最初は母親の頑なさの原因もわかるんじゃないかってはじめたけど、今では不穏すぎる二人にハラハラしっぱなしでそれどころじゃない。
「おいユーグ。ちょっと買い物手伝え」
「え? 買い物って」
「お前がダメにした家具を新調しにいくんだよ」
消し墨にはならなかったけど、机と椅子は黒焦げでとても使い続けることができなくなっている。兄貴に示された残骸に、罪悪感しかない身としては無言で首肯するしかない。
「じゃあお袋。俺達ちょっと出掛けてくる。ルウもちょっと手伝ってくれ」
「え? ですが」
二人きりにしたくはないっていう本音と、もう一つ目的があるから誘ってみたら俺とお袋を交互に見やるルウ。
「ちょうどいいわ。耳と尻尾がうざいとおもってたから」
「ああん!? てめ、いい加減にしろゴラ」
「行きます行って参ります」
ずるずると引きずられながら、俺達は家を後にした。
「くそ、あのやろう・・・・・・・・・・・・・本当に燃やしてやろうか」
「この親不孝者。産んでくれた母親になんてことしやがる」
街を歩きながら四人で話す。こんな時間を持つのは初めてだから新鮮でいい。それに、こうすれば親父と兄貴とルウが交流を持てる。ルウはお袋にだけこだわってるけど、俺の家族は兄貴も親父もいる。二人とも積極的に話して仲良くなってもらいたい。お袋を納得させるとき味方になってくれるかもしれない。
「お義父様。大丈夫ですか?」
少し転びそうになった親父を、ルウは即座に助けに入った。計算ではない労りの心を、親父も察したのか隣に並んで会話をしている。
「あの、お義父様。つかぬことをお聞きしますがユーグ様はどのようなお子様だったのでしょうか」
「うん? う~~ん、どうだったかなぁ」
いいなぁ、羨ましい。
「お前、よっぽどあの奴隷が好きなんだな」
「なんでわかるんだよ・・・・・・・・・・・・・・・」
「子供のとき、俺がもらったおもちゃを羨んでたときと顔が同じだったからだ」
「どんな顔だよ」
「しかし、わざわざ奴隷にしておくなんて。お袋に認めさせるなら解放したらいいんじゃないか?」
「それは、あの子の意志を尊重してるからできない」
「自ら奴隷でいたいっておもってるのか? はは、そんなやついるわけないだろ」
いるんだよ。目の前に。あんたの親父と仲良く話しこんでいる子だよ。
「まぁでも、俺と親父はまだしも。だとしたらお袋に認めさせるのは無理だろうな」
「なんでだよ」
「だって奴隷だし。ウェアウルフだし」
指摘されて、考えこんでしまう。今まで実は気にしていなかった問題だからだ。お袋がしきりに言う奴隷とウェアウルフという言葉に、改めておもいだしてしまう。
キロ氏は奴隷達を大切にしている。もしかしたら肉体関係もあるかもしれない。シエナも使い魔であるネフェシュを愛している。けど、その二人だけで他にはいない。
シエナ達は、隠している。俺は驚いて受け入れられたけど全員そうだとは限らない。身分差によって結ばれることは数多いけど、それでも必ず噂される。穿ったくだらない嘲笑とおもいこみで中傷しネタにされることは帝都でもあった。騎士ともなれば、身に沁みているんだろう。
異種族同士の婚姻は根が深い問題だ。遠い昔から禁忌とされていた。今と違って種族同士で固まって暮すのが当たり前で、その他の種族と積極的に交流しようとはしなかった。稀に異種族婚があったらしいけど、どちらの親からも性質を受け継ぐから、習性と体質、本能のバランスがおかしくなる。だから避けられる。
異種族同士の子供は雑じり者と呼ばれ、どちらにも属することができなかった。まじりもの。血が混じったという意味と、けがらわしいという意味がある。罵倒、迫害の対象で隠れるように暮すのが一般的だった。種族、歴史の研究は専門じゃないけど、遺跡調査に赴いたときの文献で少なからず記述があるからそれくらいは覚えている。
異種族同士との結婚と奴隷。くだらないって笑い飛ばせればどれだけ楽だろう。昔からの風習に囚われた古い価値観。関係ないやつらの噂話なんて、無視すればいいと言い切れればよかったのに。事実、今まで気にしていなかった。たとえルウがドラゴンであってもスライムであっても神話に登場する化け物であったとしても愛を貫く自信はある。
でも、できない。生き物として認められていない、所有物でしかない奴隷は、場合によってはひどい扱いを受ける。帝都じゃ特にそれが酷かった。普段奴隷がどんな風に扱かわれ、見られて、接しているか。そして、それに異種族同士という条件が加わったら、世間はどう見るか。
俺はルウを愛している。けど、他のやつら、世間は違う。だから面白おかしく嘲笑する。悪意のない悪感情を露わにする。噂される側の気分は、いやってほど知っている。ルウへの不器用な説明と突飛な行動のせいで奴隷に鬼畜な扱いをする魔道士(予定)なんて噂されていた俺としては。
お袋は自分を含めた家族が面白おかしく噂されるのをおそれている。それを否定するには、俺は大人になりすぎたのかもしれない。魔法士としても研究者として知識を深めただけじゃない。世間で生きてきたんだから。
「それに、領主様の件もあるしなぁ」
「え、領主様?」
「やっぱり知らなかったか。戦争が終わったのと同じくらいのとき、領主様が倒れてな。ご令嬢が今代理を務めているんだよ」
「へぇ。あの領主様子供いたんだ」
「そのご令嬢はな。どうも奴隷との子供だったらしい。しかも人間じゃなかった」
兄貴は深刻そうな顔をしているから、こっちも自然と聞き入ってしまう。
「戦争中、街のやつらが何人も徴兵されてな。返ってこなかったのも多い。それで何軒か店じまいしちまって、税も上げられた。しょうがないとはいえ、領主のご令嬢を恨みがむかうのも仕方ないだろう?」
「あ、」
街に帰ってきたときの違和感の正体が、今はっきりと判明した。寂れている雰囲気も至るところ変わっていたのも偶然じゃない。お袋がルウを受け入れられないのは、そういった事情もあったのか。
「いくらなんでも、魔法じゃ現実も世間体も心の問題も解決できないんじゃないか?」
「やろうとおもえばやれる。暗示とか幻術とか」
「お前、お袋だけじゃなくてこの街の住民全員操るつもりか? 反乱に近いだろ」
「冗談だよ」
ドン引きしている兄貴を茶化すけど、内心は穏やかじゃない。ルウの努力だけじゃどうにもならない。俺と二人でもどうにかできる問題じゃない。
「兄貴はどうなんだ?」
「俺? ん~~~~。俺はなぁ。表だって味方はできんがお前次第じゃないか。自由にやればいいさ」
「呑気なことを無責任に」
「そりゃあ俺の問題じゃないからな。でも、お前らしいといえばお前らしいな。はっはっは」
どういう意味だよこのやろう。本当に。この人は昔から。
「でも、親父は違うんじゃないか?」
顎を動かして視線を誘導させようとする兄貴にイラッとしたけど、親父とルウを見てはっとさせられた。親父は椅子を五つ買おうとしている。ルウの分も含めて、だ。
「君は、どんな物がいいんだ? いろんな色があるぞ」
「私は、そんな別に」
「どうせお金はユーグが払うんだ。遠慮しなくていい」
「いえ。色よりも座りやすさと頑丈さと材質が大切かと」
「なるほど。合理的だな」
俺と兄貴が話している間に、二人はどんな話をしたのか。想像するしかない。でも、二人のやりとりに、なんとかなるって希望がわいた。いや、なんとでもしなければいけない。
「つまり、敵は世間でご近所さんと歴史と領主代理ってことか。よし」
「よしじゃねぇ。どうするつもりだ」
「とめないでくれ。これは俺への試練だ。俺のルウへの愛がどれだけか。それを証明するチャンスなんだ。いうなればこれは戦争だよ戦争」
「あほか。戦争がどれだけのことかわかってんのか?」
「わかってるからできるんじゃないか。従軍経験者なめんな」
あのときの敵は国だった。そして、兵士。恐怖。餓え。それに比べたら軽いものだ。
「俺はルウのためなら、この街を焦土と化して戦争をおこしてもかまわない」
「まぁ、ほどほどに頑張れ」
親父に呼ばれ、兄貴とともに二人に駆け寄る。四人で和気藹々と話していると、俄然やる気が芽生える。なにも本当に戦争をするつもりじゃない。領主と世間とご近所さん達とやりあうわけじゃない。それほどの気概ってだけだ。
「私はできるだけ食べやすい大きさにしたつもりですがまだだめだったようですね。お義母様から事前にお教えいただいていなかったので。ついユーグ様と一緒に暮しているときの癖でやってしまいました」
「そう。ユーグはその辺のこと気にしない優しい性格だから。繊細できっちりしてる私とは真逆だから。自分のしたことを棚にあげる奴隷でも許してくれるんでしょうね」
「私見ですが、ご自分の欠点をよくよく理解しておらず都合のよい解釈をしてしまう脳天気で自己中という点ではそっくりなのではないかと。あ、別にお義母様に似てしまったというわけではいので」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
ギスギスした二人の溝は埋まらない。逆に深くなっている。ルウはなんとか認めさせたいらしいけど、それだと逆効果なんじゃないか? 意地のほうが強くなってるんじゃないか?
ルウが心配だからできるだけ二人っきりにはしていない。家事をしているときはできるだけこっそりと影から見守っている。最初は母親の頑なさの原因もわかるんじゃないかってはじめたけど、今では不穏すぎる二人にハラハラしっぱなしでそれどころじゃない。
「おいユーグ。ちょっと買い物手伝え」
「え? 買い物って」
「お前がダメにした家具を新調しにいくんだよ」
消し墨にはならなかったけど、机と椅子は黒焦げでとても使い続けることができなくなっている。兄貴に示された残骸に、罪悪感しかない身としては無言で首肯するしかない。
「じゃあお袋。俺達ちょっと出掛けてくる。ルウもちょっと手伝ってくれ」
「え? ですが」
二人きりにしたくはないっていう本音と、もう一つ目的があるから誘ってみたら俺とお袋を交互に見やるルウ。
「ちょうどいいわ。耳と尻尾がうざいとおもってたから」
「ああん!? てめ、いい加減にしろゴラ」
「行きます行って参ります」
ずるずると引きずられながら、俺達は家を後にした。
「くそ、あのやろう・・・・・・・・・・・・・本当に燃やしてやろうか」
「この親不孝者。産んでくれた母親になんてことしやがる」
街を歩きながら四人で話す。こんな時間を持つのは初めてだから新鮮でいい。それに、こうすれば親父と兄貴とルウが交流を持てる。ルウはお袋にだけこだわってるけど、俺の家族は兄貴も親父もいる。二人とも積極的に話して仲良くなってもらいたい。お袋を納得させるとき味方になってくれるかもしれない。
「お義父様。大丈夫ですか?」
少し転びそうになった親父を、ルウは即座に助けに入った。計算ではない労りの心を、親父も察したのか隣に並んで会話をしている。
「あの、お義父様。つかぬことをお聞きしますがユーグ様はどのようなお子様だったのでしょうか」
「うん? う~~ん、どうだったかなぁ」
いいなぁ、羨ましい。
「お前、よっぽどあの奴隷が好きなんだな」
「なんでわかるんだよ・・・・・・・・・・・・・・・」
「子供のとき、俺がもらったおもちゃを羨んでたときと顔が同じだったからだ」
「どんな顔だよ」
「しかし、わざわざ奴隷にしておくなんて。お袋に認めさせるなら解放したらいいんじゃないか?」
「それは、あの子の意志を尊重してるからできない」
「自ら奴隷でいたいっておもってるのか? はは、そんなやついるわけないだろ」
いるんだよ。目の前に。あんたの親父と仲良く話しこんでいる子だよ。
「まぁでも、俺と親父はまだしも。だとしたらお袋に認めさせるのは無理だろうな」
「なんでだよ」
「だって奴隷だし。ウェアウルフだし」
指摘されて、考えこんでしまう。今まで実は気にしていなかった問題だからだ。お袋がしきりに言う奴隷とウェアウルフという言葉に、改めておもいだしてしまう。
キロ氏は奴隷達を大切にしている。もしかしたら肉体関係もあるかもしれない。シエナも使い魔であるネフェシュを愛している。けど、その二人だけで他にはいない。
シエナ達は、隠している。俺は驚いて受け入れられたけど全員そうだとは限らない。身分差によって結ばれることは数多いけど、それでも必ず噂される。穿ったくだらない嘲笑とおもいこみで中傷しネタにされることは帝都でもあった。騎士ともなれば、身に沁みているんだろう。
異種族同士の婚姻は根が深い問題だ。遠い昔から禁忌とされていた。今と違って種族同士で固まって暮すのが当たり前で、その他の種族と積極的に交流しようとはしなかった。稀に異種族婚があったらしいけど、どちらの親からも性質を受け継ぐから、習性と体質、本能のバランスがおかしくなる。だから避けられる。
異種族同士の子供は雑じり者と呼ばれ、どちらにも属することができなかった。まじりもの。血が混じったという意味と、けがらわしいという意味がある。罵倒、迫害の対象で隠れるように暮すのが一般的だった。種族、歴史の研究は専門じゃないけど、遺跡調査に赴いたときの文献で少なからず記述があるからそれくらいは覚えている。
異種族同士との結婚と奴隷。くだらないって笑い飛ばせればどれだけ楽だろう。昔からの風習に囚われた古い価値観。関係ないやつらの噂話なんて、無視すればいいと言い切れればよかったのに。事実、今まで気にしていなかった。たとえルウがドラゴンであってもスライムであっても神話に登場する化け物であったとしても愛を貫く自信はある。
でも、できない。生き物として認められていない、所有物でしかない奴隷は、場合によってはひどい扱いを受ける。帝都じゃ特にそれが酷かった。普段奴隷がどんな風に扱かわれ、見られて、接しているか。そして、それに異種族同士という条件が加わったら、世間はどう見るか。
俺はルウを愛している。けど、他のやつら、世間は違う。だから面白おかしく嘲笑する。悪意のない悪感情を露わにする。噂される側の気分は、いやってほど知っている。ルウへの不器用な説明と突飛な行動のせいで奴隷に鬼畜な扱いをする魔道士(予定)なんて噂されていた俺としては。
お袋は自分を含めた家族が面白おかしく噂されるのをおそれている。それを否定するには、俺は大人になりすぎたのかもしれない。魔法士としても研究者として知識を深めただけじゃない。世間で生きてきたんだから。
「それに、領主様の件もあるしなぁ」
「え、領主様?」
「やっぱり知らなかったか。戦争が終わったのと同じくらいのとき、領主様が倒れてな。ご令嬢が今代理を務めているんだよ」
「へぇ。あの領主様子供いたんだ」
「そのご令嬢はな。どうも奴隷との子供だったらしい。しかも人間じゃなかった」
兄貴は深刻そうな顔をしているから、こっちも自然と聞き入ってしまう。
「戦争中、街のやつらが何人も徴兵されてな。返ってこなかったのも多い。それで何軒か店じまいしちまって、税も上げられた。しょうがないとはいえ、領主のご令嬢を恨みがむかうのも仕方ないだろう?」
「あ、」
街に帰ってきたときの違和感の正体が、今はっきりと判明した。寂れている雰囲気も至るところ変わっていたのも偶然じゃない。お袋がルウを受け入れられないのは、そういった事情もあったのか。
「いくらなんでも、魔法じゃ現実も世間体も心の問題も解決できないんじゃないか?」
「やろうとおもえばやれる。暗示とか幻術とか」
「お前、お袋だけじゃなくてこの街の住民全員操るつもりか? 反乱に近いだろ」
「冗談だよ」
ドン引きしている兄貴を茶化すけど、内心は穏やかじゃない。ルウの努力だけじゃどうにもならない。俺と二人でもどうにかできる問題じゃない。
「兄貴はどうなんだ?」
「俺? ん~~~~。俺はなぁ。表だって味方はできんがお前次第じゃないか。自由にやればいいさ」
「呑気なことを無責任に」
「そりゃあ俺の問題じゃないからな。でも、お前らしいといえばお前らしいな。はっはっは」
どういう意味だよこのやろう。本当に。この人は昔から。
「でも、親父は違うんじゃないか?」
顎を動かして視線を誘導させようとする兄貴にイラッとしたけど、親父とルウを見てはっとさせられた。親父は椅子を五つ買おうとしている。ルウの分も含めて、だ。
「君は、どんな物がいいんだ? いろんな色があるぞ」
「私は、そんな別に」
「どうせお金はユーグが払うんだ。遠慮しなくていい」
「いえ。色よりも座りやすさと頑丈さと材質が大切かと」
「なるほど。合理的だな」
俺と兄貴が話している間に、二人はどんな話をしたのか。想像するしかない。でも、二人のやりとりに、なんとかなるって希望がわいた。いや、なんとでもしなければいけない。
「つまり、敵は世間でご近所さんと歴史と領主代理ってことか。よし」
「よしじゃねぇ。どうするつもりだ」
「とめないでくれ。これは俺への試練だ。俺のルウへの愛がどれだけか。それを証明するチャンスなんだ。いうなればこれは戦争だよ戦争」
「あほか。戦争がどれだけのことかわかってんのか?」
「わかってるからできるんじゃないか。従軍経験者なめんな」
あのときの敵は国だった。そして、兵士。恐怖。餓え。それに比べたら軽いものだ。
「俺はルウのためなら、この街を焦土と化して戦争をおこしてもかまわない」
「まぁ、ほどほどに頑張れ」
親父に呼ばれ、兄貴とともに二人に駆け寄る。四人で和気藹々と話していると、俄然やる気が芽生える。なにも本当に戦争をするつもりじゃない。領主と世間とご近所さん達とやりあうわけじゃない。それほどの気概ってだけだ。
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