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第3章
第414話 ルカリア学園の生徒たち
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「オニイチャンは、私に全部まかせてくれれば問題ありませんから。」
キリカが嬉しそうにニッコリする。
「よ、よくわからないけど、あんまり変なことはしないでね?」
キリカは、僕の好きな人が絡むと、途端に変になっちゃうからなあ……。
「そう言えば、今日はそろそろ、それぞれの店に納品に行くんだったのでは?」
「あっ、そうだった。行かなくちゃ。」
魔塔のインパクトが強すぎて、すっかり忘れてたよ。僕は時空の扉を使って、それぞれの店を回って、最後にラナおばさんの息子さんたちに任せている魚屋に向かった。
「──あれ。」
魚屋に納品を済ませて店から出てくると、ヒルデが指にいっぱい肉の焼串を挟んで、嬉しそうに一本ずつ頬張っている。
そこにはオフィーリア嬢、オフィーリア嬢の護衛のジャックさんとグレースさん、グレースさんの妹で、騎士科所属のクロエ嬢、オフィーリア嬢の従兄弟のサイラス、他にも数名の、ルカリア学園の生徒らしき男女が、屋台を囲いながら、肉の焼串を頬張っていた。
見たことがない子たちばかりだから、きっと魔法科か騎士科の生徒たちなんだろう。
一歩引いたところにいるジャックさんとグレースさんは、おそらくいつも通り護衛だ。
だけどルカリア学園の授業なら、護衛なんて必要じゃないし、何より必要だったとしたら、オフィーリア嬢だけが護衛を連れているのもおかしな話だよね。
この中には商人の子たちだって当然いるだろうけど、貴族や大商人の子が、何よりサイラスが護衛をつけないのはおかしいからね。
僕には専属の護衛はいなかったけど、サイラスは専属の護衛をつけていただいたのだと言って、いつも見せびらかすように連れ歩いていたんだから。だけど授業じゃないなら、なぜオフィーリア嬢と?
サイラスは従兄弟だけど、別にオフィーリア嬢とは特別仲が良いわけじゃない。親戚として交流こそあるけど、それだけだ。
なのになんで一緒にいるんだろう?ヒルデやクロエ嬢まで一緒にいるってことは、ルカリア学園の何かしらの授業の一環なんだろうか?だとしたらなんだろう?
ヒルデとオフィーリア嬢は、僕と同じく週2回の通学で許されたと言っていたから、僕の行く日と同じ日に行くものだと思っていたんだけど、そうじゃないのかな。
それ以外の日に、騎士科と魔法科だけの授業があったとしたって、不思議じゃないし、その場合僕には内容まではわからないしな。
「……ま、ま、あ庶民の食べ物にしては、悪くないんじゃないか。
貴族の口に合わなくもないな。」
とか言いながら、ヒルデの次に肉の焼き口をモリモリと頬張っているサイラス。
「だから言ったじゃないの。簡単な料理だからって、手の込んだ料理に負けるかと言ったら、そうとも限らないんだって。」
とヒルデが胸をはりながら言っている。
珍しい、サイラスが平民の子と話すところを見るのなんて、初めてかも?学園でもいばりくさって、平民や家格の低い家柄の子たちを見下していると、風の噂で聞いてたのに。
オフィーリア嬢が平民が好きだからかな?
サイラスは麗しき従兄弟であるオフィーリア嬢のことが好きで、ずっと狙ってはいるけど、オーウェンズ伯爵家が許さないだろう。
公爵家ならいざ知らず、一度家系に取り込んだ血筋から、また次世代を取り込むメリットは、どこの貴族の家も感じないだろうし。
サイラスの家のほうが家格は高いけど、オフィーリア嬢のオーウェンズ伯爵家は、過去に王女様が降嫁された由緒ある家柄だ。
最も格式高き伯爵家、と言われるだけあって、どの家からも一目を置かれているのがオーウェンズ伯爵家なんだ。
そこにきて、キャベンディッシュ侯爵家と比べると、名ばかり侯爵家のフォークナー侯爵家は見劣りがするんだよね。当然オーウェンズ伯爵家と比べてもそれはそうで。
先代の頃はもう少し違ったから、サイラスの伯父であるオフィーリア嬢の父親は、オーウェンズ伯爵家に婿入り出来たんだけどね。
「そうかいそうかい、そりゃあ良かったよ。
だけどあんまりここいらで、貴族の子どもだなんて、自ら名乗らないほうがいいと思うよ、おぼっちゃん。」
ラナおばさんが嬉しそうに、だけど心配そうにしなががら、サイラスに言っている。
ラナおばさんの娘のポーリンさんも、周囲をチラチラと伺っている。
「なぜだ。庶民など、相手が貴族だと知ればひれ伏すものばかりだ。むしろ積極的にそう公言することで、下手なことはされまい。」
「──ばかね。その逆よ。やっぱり講習を頼んで正解だったわね、あんた。」
ハアーッと大きくため息をつきながら、ヒルデがサイラスをじろりと睨む。
────────────────────
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キリカが嬉しそうにニッコリする。
「よ、よくわからないけど、あんまり変なことはしないでね?」
キリカは、僕の好きな人が絡むと、途端に変になっちゃうからなあ……。
「そう言えば、今日はそろそろ、それぞれの店に納品に行くんだったのでは?」
「あっ、そうだった。行かなくちゃ。」
魔塔のインパクトが強すぎて、すっかり忘れてたよ。僕は時空の扉を使って、それぞれの店を回って、最後にラナおばさんの息子さんたちに任せている魚屋に向かった。
「──あれ。」
魚屋に納品を済ませて店から出てくると、ヒルデが指にいっぱい肉の焼串を挟んで、嬉しそうに一本ずつ頬張っている。
そこにはオフィーリア嬢、オフィーリア嬢の護衛のジャックさんとグレースさん、グレースさんの妹で、騎士科所属のクロエ嬢、オフィーリア嬢の従兄弟のサイラス、他にも数名の、ルカリア学園の生徒らしき男女が、屋台を囲いながら、肉の焼串を頬張っていた。
見たことがない子たちばかりだから、きっと魔法科か騎士科の生徒たちなんだろう。
一歩引いたところにいるジャックさんとグレースさんは、おそらくいつも通り護衛だ。
だけどルカリア学園の授業なら、護衛なんて必要じゃないし、何より必要だったとしたら、オフィーリア嬢だけが護衛を連れているのもおかしな話だよね。
この中には商人の子たちだって当然いるだろうけど、貴族や大商人の子が、何よりサイラスが護衛をつけないのはおかしいからね。
僕には専属の護衛はいなかったけど、サイラスは専属の護衛をつけていただいたのだと言って、いつも見せびらかすように連れ歩いていたんだから。だけど授業じゃないなら、なぜオフィーリア嬢と?
サイラスは従兄弟だけど、別にオフィーリア嬢とは特別仲が良いわけじゃない。親戚として交流こそあるけど、それだけだ。
なのになんで一緒にいるんだろう?ヒルデやクロエ嬢まで一緒にいるってことは、ルカリア学園の何かしらの授業の一環なんだろうか?だとしたらなんだろう?
ヒルデとオフィーリア嬢は、僕と同じく週2回の通学で許されたと言っていたから、僕の行く日と同じ日に行くものだと思っていたんだけど、そうじゃないのかな。
それ以外の日に、騎士科と魔法科だけの授業があったとしたって、不思議じゃないし、その場合僕には内容まではわからないしな。
「……ま、ま、あ庶民の食べ物にしては、悪くないんじゃないか。
貴族の口に合わなくもないな。」
とか言いながら、ヒルデの次に肉の焼き口をモリモリと頬張っているサイラス。
「だから言ったじゃないの。簡単な料理だからって、手の込んだ料理に負けるかと言ったら、そうとも限らないんだって。」
とヒルデが胸をはりながら言っている。
珍しい、サイラスが平民の子と話すところを見るのなんて、初めてかも?学園でもいばりくさって、平民や家格の低い家柄の子たちを見下していると、風の噂で聞いてたのに。
オフィーリア嬢が平民が好きだからかな?
サイラスは麗しき従兄弟であるオフィーリア嬢のことが好きで、ずっと狙ってはいるけど、オーウェンズ伯爵家が許さないだろう。
公爵家ならいざ知らず、一度家系に取り込んだ血筋から、また次世代を取り込むメリットは、どこの貴族の家も感じないだろうし。
サイラスの家のほうが家格は高いけど、オフィーリア嬢のオーウェンズ伯爵家は、過去に王女様が降嫁された由緒ある家柄だ。
最も格式高き伯爵家、と言われるだけあって、どの家からも一目を置かれているのがオーウェンズ伯爵家なんだ。
そこにきて、キャベンディッシュ侯爵家と比べると、名ばかり侯爵家のフォークナー侯爵家は見劣りがするんだよね。当然オーウェンズ伯爵家と比べてもそれはそうで。
先代の頃はもう少し違ったから、サイラスの伯父であるオフィーリア嬢の父親は、オーウェンズ伯爵家に婿入り出来たんだけどね。
「そうかいそうかい、そりゃあ良かったよ。
だけどあんまりここいらで、貴族の子どもだなんて、自ら名乗らないほうがいいと思うよ、おぼっちゃん。」
ラナおばさんが嬉しそうに、だけど心配そうにしなががら、サイラスに言っている。
ラナおばさんの娘のポーリンさんも、周囲をチラチラと伺っている。
「なぜだ。庶民など、相手が貴族だと知ればひれ伏すものばかりだ。むしろ積極的にそう公言することで、下手なことはされまい。」
「──ばかね。その逆よ。やっぱり講習を頼んで正解だったわね、あんた。」
ハアーッと大きくため息をつきながら、ヒルデがサイラスをじろりと睨む。
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