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第1章・王宮復讐ざまぁ編
第41話 番外編・とある鍛冶屋の独り言
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最近うちの工房に新人が入った。
この街の祭司が連れて来た子どもで、何でも元は隠密のスキルしか与えられず、苦労をしていたらしい。
だがどうしても鍛冶職人の夢を諦めきれなかったソイツは、神に祈ったのだそうだ。
鍛冶職人にして下さいと。
そして奇跡は与えられ、ソイツは鍛冶職人のスキルを得た。
街はその噂でもちきりだ。
何せ奇跡を起こす祭司は神に愛された祭司。
祭司自身が起こさなくても、教会のある場所で奇跡が起こりゃあ、その教会、ひいては街が神に愛されてることになる。
連日この街の住民のみならず、近隣の街から、奇跡を起こした教会をひと目見ようと、供物を持った人々が教会に押し寄せている。
さも奇跡を吹聴して欲しそうに、この自分のいる教会で奇跡が起こったと、何度も語気を強めて言ってくる祭司が胡散臭くて、俺は女房にも、黙っとけ、と釘をさしたのだが。
女房が話したのか、他にもたくさんその場にいた従業員が話したのかは分からねえが、あっという間に噂が広まった。
何でも今度、本部から管轄祭司が訪ねてくるってくらいの大騒ぎだ。
ここの祭司は目が細いのが難点だが、ちょっと女受けしそうな、涼しげな見た目の男だ。
祭司でなきゃ刈り上げてやりたくなる、女のような長い髪と、供物を持って訪ねて来る来る人々を前に、ニヤケ下がった面を見せるのが気に入らねえ、一癖も二癖もありそうな、腹にイチモツ抱えてる奴だ。
コイツの思い通りになったのは癪だが、俺は自分の仕事をするだけだ。
奇跡の中心にいるソイツをひと目見ようと押しかける奴らを、仕事の邪魔だと追い出す手間が増えて迷惑この上ない。
果たしてそんな奇跡が起こるもんなのか、俺には正直眉唾モンだ。
だが、祭司が水晶で鑑定したというのだから、鍛冶職人のスキル持ちであることには違いねえんだろう。
実際祭司が連れて来たソイツは、とにかく鍛冶職人になりたくてたまらなかったらしく、どんな仕事にも嬉しそうに取り組む。
神に奇跡を与えられたっていうソイツを、最初は元からいた職人たちは、胡散臭そうに見てた。
夢が魔王を倒す剣を作りたいなんて、荒唐無稽なことを言うんだ。
こんな場末の鍛冶屋でそんなもん作れるもんかと、皆が笑った。
だがソイツは少しも臆することなく、自分の夢を真っ直ぐに信じてる目をしてやがる。
──世界一の鍛冶工房を作りてえ。
そんな夢を持ってこの世界に飛び込んで来た時のことを思い出す。未だに叶っちゃいねえし、従業員の誰にも言ったことはねえが、俺はその夢を諦めたことはねえ。
だから笑われてるソイツを見て、何だかむず痒くなった。
だが、本当にこの仕事が好きで好きでたまらなく、仕事が出来る喜びを全身で表すかのようなソイツに、いつしか皆がソイツを構い出すようになっていった。
何より、俺たちの磨き上げた熟練の技を、きらきらした目で見つめられて、少しでも早くそれが出来るようになる為に、飯を食うのも忘れて練習に打ち込んでるような鍛冶屋バカを、嫌いになれる職人なんていねえんだ。
俺たちが何度か声をかけるまで、耳に届かねえくらい没頭してやがる。
せっかくの飯が冷めちまうだろう、と、女房にどつかれる姿も、最初は失笑を買っていたが、やがて殴る方も見てる方も笑顔に包まれるようになった。
飯を食うのも大事な仕事のうちだと教えて、ようやく俺たちと一緒に決まった時間に飯を食うようになった。
職人ってのは、一人前になるまでは、それぐらいでなきゃいけねえ。
くらいついて、くらいついて、てめえが納得する輝きと強度が生み出せるようになるまでは、時間なんていくらあったって足らねえんだ。
俺の若い時もそうだった。
売りもんにならねえと、殴られ、どつかれながら、1人前になっていく。
そうして自分の生まれた街に、自分の工房を持てるようにまでなった。
うちじゃあ殴るのは女房くらいのもんだが、それでも職人なんてもんは技術がすべての荒っぽい連中ばかりだ。
新人のうちは、認められようなんて考えねえことだ。
技術さえ身につきゃあ、黙ってたって信頼もついてくる。
ソイツが来てからここの空気が変わったのは、この工房で、唯一いる偏屈な男が、ソイツと仲良くなったのがトドメだった。
偏屈な男は、本当は絵描きになりたい夢を持っていた。
生きているような絵を描きたい。世界一の画家になりたい。人を感動させたい。
だが男に与えられたスキルは鍛冶職人だった。
職業スキルのある奴は、その仕事にしかつくことは出来ない。食う為に鍛冶職人になりはしたが、いつもつまらなそうに仕事をしていた。
偏屈な男は、神に望むスキルを与えられたソイツに嫉妬し、誰より嫌った。
嫌がらせをしたりはしなかったが、話しかけられてもいつも無視した。
だがある時、偏屈な男の作った飾り刀を初めて見たソイツが、そうとは知らず、いきなり大粒の涙を流した。
花が刀の上で息をしている。
こんな素晴らしい物を、鍛冶職人は作れるんだ、と。
偏屈な男が泣いた。てめえの作った作品が、初めて人を感動させた瞬間だった。
実際本人のやりたいやりたくないに関わらず、偏屈な男の作る飾り刀は素晴らしかった。
だが美しいとされることは常々あっても、ただそれだけだった。
鍛冶職人なんて目指しても、所詮はそんな物しか作れない。それをソイツに見せるつもりでいたのに。
相手を負かそうと魂込めて作ったもんで、ソイツを感動させてしまい、逆に偏屈な男は、鍛冶職人の魅力に取り憑かれる事となった。
今では立派な兄弟子で、何でも寝るところの定まっていなかったソイツを、自分の自宅に連れ込んで、一緒に暮らし始めたらしい。
朝から晩まで毎日付ききりで技術を教え、夜寝る前も新しい技術について、2人で話をしているんだとよ。
オイオイ、ソイツを独り占めすんなよ、と、仲間たちにからかわれて、照れて怒るくらいには、そりゃあもうベッタリだ。
ソイツも偏屈な男の技術に心酔しているらしく、いい組み合わせだと言えるだろう。
最近じゃ、ひたむきなソイツの姿を、俺の一人娘が熱い眼差しで見つめてやがる。
俺も女房と、娘の婿にどうだろうと話をするようになった。
街一番の美人と名高い自慢の娘に見向きもせず、仕事に夢中なところもいい。
俺と女房の時もそうだったが、鍛冶職人なんてもんは、女に関しちゃからきし不器用な奴が多い。
周りがお膳立てしてやらねえと、進むもんも進まなくなっちまう。
というより、養護施設出身で親も兄弟もいねえってソイツを、俺も女房も、息子にしたくてたまらねえんだ。
それが娘の婿としてなら、そりゃあもう言うことねえさ。
今までスキルと生まれた環境に苦しめられながら、それでもひたむきにまっすぐ生きてきたソイツに、両手で抱えきれねえくらいの幸せを与えてやりてえ。
それを誰よりも近くで見たいのさ。
世界一の鍛冶工房を作るのが俺の夢だったが、ソイツは二代目で、ようやく叶うのかも知れねえな。
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この街の祭司が連れて来た子どもで、何でも元は隠密のスキルしか与えられず、苦労をしていたらしい。
だがどうしても鍛冶職人の夢を諦めきれなかったソイツは、神に祈ったのだそうだ。
鍛冶職人にして下さいと。
そして奇跡は与えられ、ソイツは鍛冶職人のスキルを得た。
街はその噂でもちきりだ。
何せ奇跡を起こす祭司は神に愛された祭司。
祭司自身が起こさなくても、教会のある場所で奇跡が起こりゃあ、その教会、ひいては街が神に愛されてることになる。
連日この街の住民のみならず、近隣の街から、奇跡を起こした教会をひと目見ようと、供物を持った人々が教会に押し寄せている。
さも奇跡を吹聴して欲しそうに、この自分のいる教会で奇跡が起こったと、何度も語気を強めて言ってくる祭司が胡散臭くて、俺は女房にも、黙っとけ、と釘をさしたのだが。
女房が話したのか、他にもたくさんその場にいた従業員が話したのかは分からねえが、あっという間に噂が広まった。
何でも今度、本部から管轄祭司が訪ねてくるってくらいの大騒ぎだ。
ここの祭司は目が細いのが難点だが、ちょっと女受けしそうな、涼しげな見た目の男だ。
祭司でなきゃ刈り上げてやりたくなる、女のような長い髪と、供物を持って訪ねて来る来る人々を前に、ニヤケ下がった面を見せるのが気に入らねえ、一癖も二癖もありそうな、腹にイチモツ抱えてる奴だ。
コイツの思い通りになったのは癪だが、俺は自分の仕事をするだけだ。
奇跡の中心にいるソイツをひと目見ようと押しかける奴らを、仕事の邪魔だと追い出す手間が増えて迷惑この上ない。
果たしてそんな奇跡が起こるもんなのか、俺には正直眉唾モンだ。
だが、祭司が水晶で鑑定したというのだから、鍛冶職人のスキル持ちであることには違いねえんだろう。
実際祭司が連れて来たソイツは、とにかく鍛冶職人になりたくてたまらなかったらしく、どんな仕事にも嬉しそうに取り組む。
神に奇跡を与えられたっていうソイツを、最初は元からいた職人たちは、胡散臭そうに見てた。
夢が魔王を倒す剣を作りたいなんて、荒唐無稽なことを言うんだ。
こんな場末の鍛冶屋でそんなもん作れるもんかと、皆が笑った。
だがソイツは少しも臆することなく、自分の夢を真っ直ぐに信じてる目をしてやがる。
──世界一の鍛冶工房を作りてえ。
そんな夢を持ってこの世界に飛び込んで来た時のことを思い出す。未だに叶っちゃいねえし、従業員の誰にも言ったことはねえが、俺はその夢を諦めたことはねえ。
だから笑われてるソイツを見て、何だかむず痒くなった。
だが、本当にこの仕事が好きで好きでたまらなく、仕事が出来る喜びを全身で表すかのようなソイツに、いつしか皆がソイツを構い出すようになっていった。
何より、俺たちの磨き上げた熟練の技を、きらきらした目で見つめられて、少しでも早くそれが出来るようになる為に、飯を食うのも忘れて練習に打ち込んでるような鍛冶屋バカを、嫌いになれる職人なんていねえんだ。
俺たちが何度か声をかけるまで、耳に届かねえくらい没頭してやがる。
せっかくの飯が冷めちまうだろう、と、女房にどつかれる姿も、最初は失笑を買っていたが、やがて殴る方も見てる方も笑顔に包まれるようになった。
飯を食うのも大事な仕事のうちだと教えて、ようやく俺たちと一緒に決まった時間に飯を食うようになった。
職人ってのは、一人前になるまでは、それぐらいでなきゃいけねえ。
くらいついて、くらいついて、てめえが納得する輝きと強度が生み出せるようになるまでは、時間なんていくらあったって足らねえんだ。
俺の若い時もそうだった。
売りもんにならねえと、殴られ、どつかれながら、1人前になっていく。
そうして自分の生まれた街に、自分の工房を持てるようにまでなった。
うちじゃあ殴るのは女房くらいのもんだが、それでも職人なんてもんは技術がすべての荒っぽい連中ばかりだ。
新人のうちは、認められようなんて考えねえことだ。
技術さえ身につきゃあ、黙ってたって信頼もついてくる。
ソイツが来てからここの空気が変わったのは、この工房で、唯一いる偏屈な男が、ソイツと仲良くなったのがトドメだった。
偏屈な男は、本当は絵描きになりたい夢を持っていた。
生きているような絵を描きたい。世界一の画家になりたい。人を感動させたい。
だが男に与えられたスキルは鍛冶職人だった。
職業スキルのある奴は、その仕事にしかつくことは出来ない。食う為に鍛冶職人になりはしたが、いつもつまらなそうに仕事をしていた。
偏屈な男は、神に望むスキルを与えられたソイツに嫉妬し、誰より嫌った。
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こんな素晴らしい物を、鍛冶職人は作れるんだ、と。
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オイオイ、ソイツを独り占めすんなよ、と、仲間たちにからかわれて、照れて怒るくらいには、そりゃあもうベッタリだ。
ソイツも偏屈な男の技術に心酔しているらしく、いい組み合わせだと言えるだろう。
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俺も女房と、娘の婿にどうだろうと話をするようになった。
街一番の美人と名高い自慢の娘に見向きもせず、仕事に夢中なところもいい。
俺と女房の時もそうだったが、鍛冶職人なんてもんは、女に関しちゃからきし不器用な奴が多い。
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今までスキルと生まれた環境に苦しめられながら、それでもひたむきにまっすぐ生きてきたソイツに、両手で抱えきれねえくらいの幸せを与えてやりてえ。
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