143 / 175
第2章・勇者召喚の秘密編
第81話 ひとひらの愛②
しおりを挟む
マリィさんは、最後まで、エンリツィオを責めようとはしなかった。
どんな酷いことをされても、それすら愛おしいのだと告げるかのように、マリィさんの目には、たくさんの想いがあふれていた。
愛おしさがダダ漏れで、エンリツィオがこの世に存在すること自体が、エンリツィオが自分のそばにいてくれるというただそれだけのことが、嬉しくてたまらないのが丸出しの表情で。
ああ。
この目だ。
俺が江野沢を思い出した目。
ヤクリディア王女は江野沢じゃないと、俺の違和感を確信に変えた、江野沢が俺を見る時の眼差し。
エンリツィオが見てない時にだけ、いつも後ろから、……この目で見つめてた。
どうしてこんな目をするクセに、自分から離れようと出来るのだろう。
江野沢は、それでも、俺を追いかけた。
マリィさんだって、きっとそれは、同じな筈なのに。
マリィさんと再会したあの日。
振り向きもせずに、諦めろと告げたエンリツィオに、マリィさんはあの目で、地獄を語った。
けど、江野沢が見つめていたのは、いつだって俺の目の奥で。
マリィさんが見つめていたのは、いつだってエンリツィオの後ろ姿だった。
──2人に違う点があるとすれば、……ただそれだけ。
江野沢は俺を諦めなくて。
マリィさんは最初から諦めた恋をしてた。
エンリツィオが恋人を口説く為に別れを告げた時ですら、きっとこんな感じだったのだろう。
こんな目をして、人を愛することが出来るのに、自ら手放せる人を、俺は見たことがない。この先もきっと、見ることはないとすら思えた。
多分、こんなことをマリィさんからされるのなんて、初めてのことなのだろう。エンリツィオの目が、ちょっと見開く。
マリィさんは、本気でエンリツィオから離れるつもりなのだと、エンリツィオにもそれが分かったのだろう。
愛人の数も。エンリツィオの気持ちも。
何1つこれまで聞いて来なかった、マリィさんが。
ダダ漏れでバレバレだったけど、疑いようもないくらい気持ちがあふれていたけど。
好きだとすら告げて来なかった、マリィさんが。
エンリツィオに今、答えを求めている。
フリーになったクセに、中途半端に関係だけ持ち続けて、ちゃんと振ってすらくれないエンリツィオから、自分の気持ちを切り離す為の、それは別れの儀式だった。
ここまで自分を想ってくれる相手なんて、普通の人間なら、一生に1人、出会えるか出会えないかだ。
今までに、人を本気で好きになったことがなかったり、その有難みが分からない人間には、決して響くことのない気持ち。
けど、今のエンリツィオは、マリィさんと別れる前と違って、真剣に人を愛する気持ちを知った。
別の人のおかげではあるけれど、マリィさんがどれだけの想いでエンリツィオを愛してきたか、今のエンリツィオに分からない筈がなかった。
だって、自分と同じだから。
それをエンリツィオも認めていたから。
俺が、俺を想う江野沢の気持ちに惹かれたように、エンリツィオにだって、それが伝わらない筈がないのだ。
それはここ最近の様子がおかしいエンリツィオの姿にも、顕著にあらわれていた。きっと、別れる前よりもずっと、2人の距離は縮まっていたと思う。
それでも心は恋人に囚われたままで、既に亡くなっているにも関わらず、エンリツィオはマリィさんよりも恋人への想いを選んだ。
心を欲しがる限り、応えてはやれない。
そして、マリィさんは、その気持ちが誰よりも分かる人だった。
エンリツィオは、そっとその花を受け取ると、スピリアの花を持って、マリィさんを見つめた。
花は鮮やかな、──黄色に変わった。
だけど不思議なことに、まるでレインボーの薔薇みたく、そこに違う色の花びらが混じっていた。
相手に対して複数の感情があると、色が混ざる訳じゃなく、まるで脳内の割合を数字にしたみたいに、花びらごとに色付くのだと、その時誰もが初めて知ったと思う。
黄色を基調にしたスピリアの花は、その内3枚が青く染まり、──たった一片《ひとひら》の花弁だけれど、確かに赤く染まっていた。
だけど赤と青の部分は、マリィさんからは見えていなかった。
エンリツィオは、ほんの少しだけ表情を動かして、その赤の花弁が混じったスピリアの花を、瞬きもせずに見ていた。
「黄色って……妹みたいってこと?
だったら、最初から、ホントの妹に産まれたかったわ。
──そうしたら、こんなにも、貴方を好きにならずに済んだもの。」
微笑みながらマリィさんの目から涙が溢れる。
「マリィ……。」
エンリツィオが、涙をすくうように、目元にキスをした。
「お前のことを、大事に思ってねえわけじゃねえんだ。
けど……俺の心はやれない。
俺の一番は、アイツに決まっちまった。
もう誰も入ってこれねえ。
お前は男に振り回されるような女じゃねえ筈だ。
幸せになれよ、マリィ。」
「──酷いことを言うのね。
貴方なしで幸せになれだなんて。」
「はじめから酷い男だったろ?」
「そうね……。
でも、それでも、──どんな形でもいいから、貴方の側《そば》にいたかった。」
とめどなく涙を流すマリィさんに、エンリツィオは、今度は重ねるだけの優しいキスをした。
「身を引いてあげるわ。
私だけが、一方的に、好きだった訳じゃないって。
貴方の中に、私の居場所もあるんだって、分かったから。
けど、幸せは無理よ。
私の中の一番も、決まってしまったわ。
もう誰も、入って来られない。
けど、それでいいの。
私にとって、貴方以上の人なんて、この世にいる筈がないんだから。
……お願い、最後に。
──うんとだけ、言って。」
エンリツィオは何も答えなかった。
「……好きよ。」
「うん。」
「……好きよ。」
「うん。」
「……好き……!!」
「……うん。」
「もう、好きでもない女に、──あんまり優しくしたら、駄目だからね?」
「……ああ。」
泣きながら、好きだと繰り返すマリィさんに、エンリツィオは、うなずくたびに、マリィさんの頬に、小さくキスをした。
マリィさんの、生まれて初めての告白は、愛する男に、さよならを告げる為のものだった。
滲み出るマリィさんの複雑な心を表すかのように、マリィさんの側《そば》にあるスピリアの花たちが、赤を基調に、青、黄色、の花びらを持つ混合色に染まって、どこまでも広がって行った。
その中には、ただの1輪ですら、黒に染まる花がなかった。
アプリティオを離れる為に、エンリツィオの船に乗り込んだ俺は、マガを経由してチムチに向かう連絡船の中に、その人物が乗り込んだことを、千里眼と心眼で検索し、エンリツィオとアシルさんに伝えた。
「……乗り込んだよ、管轄祭司が2人。
そのうち1人は、レベル9の聖魔法と、復活と、殺人鬼のスキルを持ってた。
間違いない。」
「──ハッ。やっぱりついて来やがる気か、殺人祭司。
上等だ、テメエともそこで決着をつけてやるぜ。」
エンリツィオ一家と敵対する犯罪組織、ルドマス一家の本拠地がある国、チムチ。
エンリツィオとアシルさんを狙う、レベル9の聖魔法使いである、殺人祭司がそこについてくる。
チムチを経由しないとたどり着けない、エルフの国のその先に、江野沢を元に戻せるかも知れない、妖精女王が待っている。
果たして無事に全員でたどり着けるのだろうか。
俺は、エンリツィオ、アシルさん、恭司、ユニフェイ、そしてアダムさんやカールさんを中心とした、エンリツィオの部下の人たちを順繰りに眺めた。
誰一人、欠けて欲しくなんてないけど。
血を流さずに切り抜けられるとは、とうてい思えない状況だと思えた。
──俺はまだ知らなかった。この中の1人が突然姿を消して、裏切り者になることに。
────────────────────
次世代ファンタジーカップエントリーしています。
応援よろしくお願いいたします。
少しでも面白いと思ったら、いいねをタップしていただけると幸いです。
どんな酷いことをされても、それすら愛おしいのだと告げるかのように、マリィさんの目には、たくさんの想いがあふれていた。
愛おしさがダダ漏れで、エンリツィオがこの世に存在すること自体が、エンリツィオが自分のそばにいてくれるというただそれだけのことが、嬉しくてたまらないのが丸出しの表情で。
ああ。
この目だ。
俺が江野沢を思い出した目。
ヤクリディア王女は江野沢じゃないと、俺の違和感を確信に変えた、江野沢が俺を見る時の眼差し。
エンリツィオが見てない時にだけ、いつも後ろから、……この目で見つめてた。
どうしてこんな目をするクセに、自分から離れようと出来るのだろう。
江野沢は、それでも、俺を追いかけた。
マリィさんだって、きっとそれは、同じな筈なのに。
マリィさんと再会したあの日。
振り向きもせずに、諦めろと告げたエンリツィオに、マリィさんはあの目で、地獄を語った。
けど、江野沢が見つめていたのは、いつだって俺の目の奥で。
マリィさんが見つめていたのは、いつだってエンリツィオの後ろ姿だった。
──2人に違う点があるとすれば、……ただそれだけ。
江野沢は俺を諦めなくて。
マリィさんは最初から諦めた恋をしてた。
エンリツィオが恋人を口説く為に別れを告げた時ですら、きっとこんな感じだったのだろう。
こんな目をして、人を愛することが出来るのに、自ら手放せる人を、俺は見たことがない。この先もきっと、見ることはないとすら思えた。
多分、こんなことをマリィさんからされるのなんて、初めてのことなのだろう。エンリツィオの目が、ちょっと見開く。
マリィさんは、本気でエンリツィオから離れるつもりなのだと、エンリツィオにもそれが分かったのだろう。
愛人の数も。エンリツィオの気持ちも。
何1つこれまで聞いて来なかった、マリィさんが。
ダダ漏れでバレバレだったけど、疑いようもないくらい気持ちがあふれていたけど。
好きだとすら告げて来なかった、マリィさんが。
エンリツィオに今、答えを求めている。
フリーになったクセに、中途半端に関係だけ持ち続けて、ちゃんと振ってすらくれないエンリツィオから、自分の気持ちを切り離す為の、それは別れの儀式だった。
ここまで自分を想ってくれる相手なんて、普通の人間なら、一生に1人、出会えるか出会えないかだ。
今までに、人を本気で好きになったことがなかったり、その有難みが分からない人間には、決して響くことのない気持ち。
けど、今のエンリツィオは、マリィさんと別れる前と違って、真剣に人を愛する気持ちを知った。
別の人のおかげではあるけれど、マリィさんがどれだけの想いでエンリツィオを愛してきたか、今のエンリツィオに分からない筈がなかった。
だって、自分と同じだから。
それをエンリツィオも認めていたから。
俺が、俺を想う江野沢の気持ちに惹かれたように、エンリツィオにだって、それが伝わらない筈がないのだ。
それはここ最近の様子がおかしいエンリツィオの姿にも、顕著にあらわれていた。きっと、別れる前よりもずっと、2人の距離は縮まっていたと思う。
それでも心は恋人に囚われたままで、既に亡くなっているにも関わらず、エンリツィオはマリィさんよりも恋人への想いを選んだ。
心を欲しがる限り、応えてはやれない。
そして、マリィさんは、その気持ちが誰よりも分かる人だった。
エンリツィオは、そっとその花を受け取ると、スピリアの花を持って、マリィさんを見つめた。
花は鮮やかな、──黄色に変わった。
だけど不思議なことに、まるでレインボーの薔薇みたく、そこに違う色の花びらが混じっていた。
相手に対して複数の感情があると、色が混ざる訳じゃなく、まるで脳内の割合を数字にしたみたいに、花びらごとに色付くのだと、その時誰もが初めて知ったと思う。
黄色を基調にしたスピリアの花は、その内3枚が青く染まり、──たった一片《ひとひら》の花弁だけれど、確かに赤く染まっていた。
だけど赤と青の部分は、マリィさんからは見えていなかった。
エンリツィオは、ほんの少しだけ表情を動かして、その赤の花弁が混じったスピリアの花を、瞬きもせずに見ていた。
「黄色って……妹みたいってこと?
だったら、最初から、ホントの妹に産まれたかったわ。
──そうしたら、こんなにも、貴方を好きにならずに済んだもの。」
微笑みながらマリィさんの目から涙が溢れる。
「マリィ……。」
エンリツィオが、涙をすくうように、目元にキスをした。
「お前のことを、大事に思ってねえわけじゃねえんだ。
けど……俺の心はやれない。
俺の一番は、アイツに決まっちまった。
もう誰も入ってこれねえ。
お前は男に振り回されるような女じゃねえ筈だ。
幸せになれよ、マリィ。」
「──酷いことを言うのね。
貴方なしで幸せになれだなんて。」
「はじめから酷い男だったろ?」
「そうね……。
でも、それでも、──どんな形でもいいから、貴方の側《そば》にいたかった。」
とめどなく涙を流すマリィさんに、エンリツィオは、今度は重ねるだけの優しいキスをした。
「身を引いてあげるわ。
私だけが、一方的に、好きだった訳じゃないって。
貴方の中に、私の居場所もあるんだって、分かったから。
けど、幸せは無理よ。
私の中の一番も、決まってしまったわ。
もう誰も、入って来られない。
けど、それでいいの。
私にとって、貴方以上の人なんて、この世にいる筈がないんだから。
……お願い、最後に。
──うんとだけ、言って。」
エンリツィオは何も答えなかった。
「……好きよ。」
「うん。」
「……好きよ。」
「うん。」
「……好き……!!」
「……うん。」
「もう、好きでもない女に、──あんまり優しくしたら、駄目だからね?」
「……ああ。」
泣きながら、好きだと繰り返すマリィさんに、エンリツィオは、うなずくたびに、マリィさんの頬に、小さくキスをした。
マリィさんの、生まれて初めての告白は、愛する男に、さよならを告げる為のものだった。
滲み出るマリィさんの複雑な心を表すかのように、マリィさんの側《そば》にあるスピリアの花たちが、赤を基調に、青、黄色、の花びらを持つ混合色に染まって、どこまでも広がって行った。
その中には、ただの1輪ですら、黒に染まる花がなかった。
アプリティオを離れる為に、エンリツィオの船に乗り込んだ俺は、マガを経由してチムチに向かう連絡船の中に、その人物が乗り込んだことを、千里眼と心眼で検索し、エンリツィオとアシルさんに伝えた。
「……乗り込んだよ、管轄祭司が2人。
そのうち1人は、レベル9の聖魔法と、復活と、殺人鬼のスキルを持ってた。
間違いない。」
「──ハッ。やっぱりついて来やがる気か、殺人祭司。
上等だ、テメエともそこで決着をつけてやるぜ。」
エンリツィオ一家と敵対する犯罪組織、ルドマス一家の本拠地がある国、チムチ。
エンリツィオとアシルさんを狙う、レベル9の聖魔法使いである、殺人祭司がそこについてくる。
チムチを経由しないとたどり着けない、エルフの国のその先に、江野沢を元に戻せるかも知れない、妖精女王が待っている。
果たして無事に全員でたどり着けるのだろうか。
俺は、エンリツィオ、アシルさん、恭司、ユニフェイ、そしてアダムさんやカールさんを中心とした、エンリツィオの部下の人たちを順繰りに眺めた。
誰一人、欠けて欲しくなんてないけど。
血を流さずに切り抜けられるとは、とうてい思えない状況だと思えた。
──俺はまだ知らなかった。この中の1人が突然姿を消して、裏切り者になることに。
────────────────────
次世代ファンタジーカップエントリーしています。
応援よろしくお願いいたします。
少しでも面白いと思ったら、いいねをタップしていただけると幸いです。
23
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる