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第3章・血みどろの抗争編
第89話 俺VSナンバー2①
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タトゥーがあるとか、特徴的な人からみんなが腕を特定し、俺とギュンターさんが腕をくっつけて、医師と薬師が治療を開始する。
それを、何やら首を傾げながら見ていた恭司が、
「……ちょっと血の匂い、出来るだけ消してくんねえか?
──何人か分かるかも知れねえ。」
と言い出した。恭司は動物タイプの魔物だから、鳥類とはいえ人よりも鼻がきくのだそうだ。ただ、血の匂いが強過ぎて、本人の匂いに集中出来ないらしい。
確かに血の匂いが凄くて、目眩がしそうなくらい臭かった。酸化した血の匂いと、新しく流れる血の匂いの違いは、人間の俺でも分かるくらいだ。
本人の体は血止め程度の回復魔法をかけてあったけど、確かに切り落とされた腕にはかけていなかったのを思い出した。
体ほどじゃないにしても血が流れ出して、アイテムボックスから取り出した、腕を入れた袋は、いつの間にか中も外も既に血まみれになっていた。
俺は切り落とされた腕にも回復魔法で血止めを行い、ベッドやシーツ、部下の人たちの体や、切り落とされた腕についた血を、生活魔法ですべて消した。
けど、レベル7の生活魔法は、匂いの元の汚れは消せても、1度空気中に漂ってしまった匂いには反応しないものらしく、それでも匂いそのものは残っていた。
俺は他のエンリツィオの部下の人たちにも協力して貰って、窓を全開にして、風魔法で空気を素早く入れ替えた。
するとユニフェイも、ふんふんと匂いを嗅ぎ始め、ユニフェイは直接口にくわえて腕をベッドに置き、恭司はベッドと腕を往復して匂いを嗅いだあと、こっちだ、と言って、エンリツィオの部下の人たちに腕を持たせて運ばせた。
そのおかげで予想よりも大分早く、全員の腕を特定することが出来た。腕は全員ついたけど、やはり血を失い過ぎたらしく、最初の方に腕を切り落とされた、ハバキアさんとニルダさんは、予断を許さない状況だと医師に判断された。
俺に召喚魔法があれば、恭司を召喚魔法で呼び出して、フェニックスの力で助けられたかも知れないのに。それかこの場に、ジルベスタがいたら。
ないものをどうこう言っても仕方がないけれど、目の前で両腕を切り落とされた、たくさんの人たちを見たら、そう思わずにはいられなかった。
エンリツィオの部下の手当で手一杯で、ランドルの部下の処遇については明日決定すると、エンリツィオの部下の人がウッツさんに伝えに来て、ウッツさんから俺はそれを聞いた。
俺はMPの基礎ステータス値が高いのと、知能上昇があるから、こんな風にたくさんの人たちに一度に魔法をかけられるけど、ギュンターさんは途中で魔力が枯渇してしまってグッタリしていた。
エンリツィオ一家には、他にもチムチに回復魔法使いがいないわけじゃないけど、レベル5までは、傷口をただ塞ぐだけ。
切り落とされた腕を完全にくっつけるなんて荒業は、レベル6以上からでないと出来ないことだった。
元々回復魔法使い自体の数が少ないから、レベル6以上となると、よそから連れてこない限りは、チムチには現時点で俺とギュンターさんしかいなかった。
……アシルさんを除いて、だけど。
みんなの腕を早く特定してくっつける為にには、とてもそんな余裕なかったから後回しにしてたけど。
レベル7は無理でも、レベル5を1人、レベル6に引き上げることの出来る、回復魔法レベル5は1つ余っている。
今後も同じ目にあった時の為に、1人レベル5の回復魔法使いのレベルを、レベル6に引き上げたいんだけど、どうかなと、ローマンさんに伝えた。
ローマンさんは確かにそうだな、とうなずいて、エンリツィオに使いをやって、そのことを聞いてくれることになった。
程なくして1人の若い男性が宿屋にやって来た。ヴォルニーさんと名乗った優しい焦げ茶の髪色のその男性は、知力のステータスがかなり高いらしい。
広域魔法はレベル7にならないと使えないけど、大量に治療する可能性があることを踏まえると、確かに最適と言えた。
ヴォルニーさんが来た途端、エンリツィオの部下の人たちが次々に嬉しそうに彼に声をかけて肩を叩いた。
お前がレベル6になるなら百人力だぜ、とか、お前のスキルレベルが上がるなんて嬉しいよ、とか。
どうやら日頃からみんなの治療にあたっていたらしく、おまけに凄く献身的で優しい性格をしていて、みんなから好かれているらしかった。
とても気さくな一切の悪意を感じさせない人で、初めて会った俺にも太陽みたいな笑顔でニッコリ微笑んでくれて、俺も釣られてニッコリしてしまった程だ。
ヴォルニーさんもドイツ人で、ドイツには名前に意味があることが多くて、ヴォルニーとは、人々の心、人々の生命力、といった意味なのだと、ローマンさんが教えてくれた。
コイツにピッタリだろう?と言いながら。
回復魔法使いなのはその影響もあるのだろうか?こちらの世界でその名前が、どういう意味を持つのかは知らないけど。
本人の元々のスペックが、勇者召喚時のスキル付与時に影響するのだということは、たくさんの勇者たちの召喚結果から、間違いないと思うし、エンリツィオの部下たちは、みんなそういうものだと認識をしている。
けれど、元から故郷で意味のある名前を持つ人たちにも、何かスキル付与の際に影響があるんだろうか。
明日ランドルの部下を出す場所に連れて行くから、今日はゆっくり休んでくれ、とウッツさんとローマンさんが、ホテルに護衛がてらついてきてくれることになった。
俺はもう少し休んでから行くよ、本当に助かったぜ、ありがとうな、とギュンターさんが言うので、ギュンターさんにも回復魔法をかけた。
ついでに夜通し治療にあたるという、医師2人と薬師2人にも回復魔法をかけて、みんなをお願いしますと頭を下げた。
MPの枯渇疲れは、そんなものじゃ回復はしないけど、気休め程度でも楽になればいいと思った。
俺は欲しいスキルが増えた。
この世にはMPを回復出来る、かなり特殊な回復スキル持ちがいるという。もしそいつを手に入れられたら。
自分にもみんなにもかけ放題だ。
魔法使いはMPが命綱だ。枯渇するまで戦えば動けなくもなり、逃げることすら出来なくなって死ぬ。
その事をホテルへの帰り道に、恭司とユニフェイを伴って歩きながら、ウッツさんとローマンさんに話したら、
「──いるぜ、1人。」
「ああ、俺らの知ってる奴だ。」
と2人に言われた。
「エンリツィオの部下の人の中にいるってことですか?」
「……いや。
そいつも俺らのクラスメートだった。」
ウッツさんは表情を暗くする。
「けど、俺たちがボスに救われた時、そいつだけは助け出すことが出来なかった。」
ローマンさんの言葉は、どこかで聞いたような話だった。
「この国の国王を知ってるだろう?
……あいつに襲われて無理やりモノにされちまって、今は寵妃なんて立場にいるよ。」
ウッツさんは苦笑してみせた。
アダムさんの言っていた、助け出すことの出来なかったクラスメートで、無理やり国王の寵妃にさせられたと言う人。
その人が、その特殊なスキル持ちだってのか……!!
俺にとっても必要なものだけど、もしチムチ王宮を攻めることになった際に、その人に王宮の兵士たちのMPを回復し続けでもされたらとんでもないことになる。
────────────────────
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それを、何やら首を傾げながら見ていた恭司が、
「……ちょっと血の匂い、出来るだけ消してくんねえか?
──何人か分かるかも知れねえ。」
と言い出した。恭司は動物タイプの魔物だから、鳥類とはいえ人よりも鼻がきくのだそうだ。ただ、血の匂いが強過ぎて、本人の匂いに集中出来ないらしい。
確かに血の匂いが凄くて、目眩がしそうなくらい臭かった。酸化した血の匂いと、新しく流れる血の匂いの違いは、人間の俺でも分かるくらいだ。
本人の体は血止め程度の回復魔法をかけてあったけど、確かに切り落とされた腕にはかけていなかったのを思い出した。
体ほどじゃないにしても血が流れ出して、アイテムボックスから取り出した、腕を入れた袋は、いつの間にか中も外も既に血まみれになっていた。
俺は切り落とされた腕にも回復魔法で血止めを行い、ベッドやシーツ、部下の人たちの体や、切り落とされた腕についた血を、生活魔法ですべて消した。
けど、レベル7の生活魔法は、匂いの元の汚れは消せても、1度空気中に漂ってしまった匂いには反応しないものらしく、それでも匂いそのものは残っていた。
俺は他のエンリツィオの部下の人たちにも協力して貰って、窓を全開にして、風魔法で空気を素早く入れ替えた。
するとユニフェイも、ふんふんと匂いを嗅ぎ始め、ユニフェイは直接口にくわえて腕をベッドに置き、恭司はベッドと腕を往復して匂いを嗅いだあと、こっちだ、と言って、エンリツィオの部下の人たちに腕を持たせて運ばせた。
そのおかげで予想よりも大分早く、全員の腕を特定することが出来た。腕は全員ついたけど、やはり血を失い過ぎたらしく、最初の方に腕を切り落とされた、ハバキアさんとニルダさんは、予断を許さない状況だと医師に判断された。
俺に召喚魔法があれば、恭司を召喚魔法で呼び出して、フェニックスの力で助けられたかも知れないのに。それかこの場に、ジルベスタがいたら。
ないものをどうこう言っても仕方がないけれど、目の前で両腕を切り落とされた、たくさんの人たちを見たら、そう思わずにはいられなかった。
エンリツィオの部下の手当で手一杯で、ランドルの部下の処遇については明日決定すると、エンリツィオの部下の人がウッツさんに伝えに来て、ウッツさんから俺はそれを聞いた。
俺はMPの基礎ステータス値が高いのと、知能上昇があるから、こんな風にたくさんの人たちに一度に魔法をかけられるけど、ギュンターさんは途中で魔力が枯渇してしまってグッタリしていた。
エンリツィオ一家には、他にもチムチに回復魔法使いがいないわけじゃないけど、レベル5までは、傷口をただ塞ぐだけ。
切り落とされた腕を完全にくっつけるなんて荒業は、レベル6以上からでないと出来ないことだった。
元々回復魔法使い自体の数が少ないから、レベル6以上となると、よそから連れてこない限りは、チムチには現時点で俺とギュンターさんしかいなかった。
……アシルさんを除いて、だけど。
みんなの腕を早く特定してくっつける為にには、とてもそんな余裕なかったから後回しにしてたけど。
レベル7は無理でも、レベル5を1人、レベル6に引き上げることの出来る、回復魔法レベル5は1つ余っている。
今後も同じ目にあった時の為に、1人レベル5の回復魔法使いのレベルを、レベル6に引き上げたいんだけど、どうかなと、ローマンさんに伝えた。
ローマンさんは確かにそうだな、とうなずいて、エンリツィオに使いをやって、そのことを聞いてくれることになった。
程なくして1人の若い男性が宿屋にやって来た。ヴォルニーさんと名乗った優しい焦げ茶の髪色のその男性は、知力のステータスがかなり高いらしい。
広域魔法はレベル7にならないと使えないけど、大量に治療する可能性があることを踏まえると、確かに最適と言えた。
ヴォルニーさんが来た途端、エンリツィオの部下の人たちが次々に嬉しそうに彼に声をかけて肩を叩いた。
お前がレベル6になるなら百人力だぜ、とか、お前のスキルレベルが上がるなんて嬉しいよ、とか。
どうやら日頃からみんなの治療にあたっていたらしく、おまけに凄く献身的で優しい性格をしていて、みんなから好かれているらしかった。
とても気さくな一切の悪意を感じさせない人で、初めて会った俺にも太陽みたいな笑顔でニッコリ微笑んでくれて、俺も釣られてニッコリしてしまった程だ。
ヴォルニーさんもドイツ人で、ドイツには名前に意味があることが多くて、ヴォルニーとは、人々の心、人々の生命力、といった意味なのだと、ローマンさんが教えてくれた。
コイツにピッタリだろう?と言いながら。
回復魔法使いなのはその影響もあるのだろうか?こちらの世界でその名前が、どういう意味を持つのかは知らないけど。
本人の元々のスペックが、勇者召喚時のスキル付与時に影響するのだということは、たくさんの勇者たちの召喚結果から、間違いないと思うし、エンリツィオの部下たちは、みんなそういうものだと認識をしている。
けれど、元から故郷で意味のある名前を持つ人たちにも、何かスキル付与の際に影響があるんだろうか。
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俺はもう少し休んでから行くよ、本当に助かったぜ、ありがとうな、とギュンターさんが言うので、ギュンターさんにも回復魔法をかけた。
ついでに夜通し治療にあたるという、医師2人と薬師2人にも回復魔法をかけて、みんなをお願いしますと頭を下げた。
MPの枯渇疲れは、そんなものじゃ回復はしないけど、気休め程度でも楽になればいいと思った。
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魔法使いはMPが命綱だ。枯渇するまで戦えば動けなくもなり、逃げることすら出来なくなって死ぬ。
その事をホテルへの帰り道に、恭司とユニフェイを伴って歩きながら、ウッツさんとローマンさんに話したら、
「──いるぜ、1人。」
「ああ、俺らの知ってる奴だ。」
と2人に言われた。
「エンリツィオの部下の人の中にいるってことですか?」
「……いや。
そいつも俺らのクラスメートだった。」
ウッツさんは表情を暗くする。
「けど、俺たちがボスに救われた時、そいつだけは助け出すことが出来なかった。」
ローマンさんの言葉は、どこかで聞いたような話だった。
「この国の国王を知ってるだろう?
……あいつに襲われて無理やりモノにされちまって、今は寵妃なんて立場にいるよ。」
ウッツさんは苦笑してみせた。
アダムさんの言っていた、助け出すことの出来なかったクラスメートで、無理やり国王の寵妃にさせられたと言う人。
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