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第3章・血みどろの抗争編
第91話 殺人祭司との遭遇①
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アシルさんが元から裏切り者だったということを、俺からエンリツィオに話すことが出来なかった。ユニフェイをホテルの部屋に置いて、恭司と共に呼び出された酒場のVIPルームに俺たちはいた。
アシルさんにランドルの部下を奪われたこと。ウッツさんたち全員がやられたこと。ローマンさんがそれを説明しているのを聞きながら、俺は黙ってじっとうつむいていた。
チムチの幹部4人もそこにいて、全員動揺しているようだった。その場にいた全員が、複雑な表情をしていたと思う。
「──ウッツいわく、アシルさんの魔法スキルはレベル8になっていたようです。
奥さんとお子さんに会いにいくと言って、足繁くこの国に通っていたのも、ランクの高い魔物のわくこの国で、レベルアップすることと、ルドマス一家と何度も打ち合わせを重ねるのが目的だったのでしょう。」
ローマンさんも、説明しながら苦しそうだった。アダムさんとカールさんも同席してたけど、2人の表情は相変わらず殆ど変わらなくて、ギュンターさんはどうしていいか分からないようだった。
「アシルの奴をやりましょう!
……裏切りには制裁を。
これはたった1つの組織のルールだ。」
トラウゴットさんが言う。
シュテファンさん、エックハルトさん、ジークヴァルトさんもそれにうなずく。
「──アイツを襲ったとしてどうする。
土魔法の弱点属性である、レベル7の火魔法使いのウッツが、杖を持ったアイツに為す術もなかったんだぜ?
……今のアイツに勝てるのは、俺かコイツくれえだろう。」
エンリツィオは、足を開いて腕組みしながら、俺のことを顎でしゃくった。
「ましてや、昨日のランドルとの一戦で、レベル7スキル持ち4人と、そこのコイツの連れてる魔物までいて、それでもランドル1人に負けたってんだ。
……まあ、どっちも結果相打ちってとこだが、その内の2人は、火力5割マシのスキル持ちだ。それで相打ちにしかなれねえ相手に、なんで挑もうと思える。
アイツとの戦いにランドルが出て来たら、──お前ら勝てんのか。」
その場にいた全員が、シン……とした。
「……俺、ダンジョンに潜ります。」
ウッツさんが、強い決意を秘めた目で言った。
「──俺も潜ります!
俺たちは自身のレベルが30で上げ止まってるってだけで、この国でなら、すぐに全員魔法スキルレベル8になれる筈だ!」
ローマンさんも言う。
その場にいた魔法スキルレベル7組が一斉にエンリツィオを見つめた。
「……俺たちゃ冒険者じゃねえ。
ダンジョンに潜るには、冒険者ギルドの登録と許可がいる。
エンリツィオ一家がゾロゾロと冒険者に混ざって、コソコソレベル上げするってか?
そんな笑い話、すぐにルドマス一家に伝わるだろうぜ。
火力を上げてもランドルにゃあ勝てねえ。
やんのは構わねえが、知られた途端、確実に毎回ランドルが出てくるこったろう。
それに対抗出来る手段がねえなら、レベル上げしてることを向こうに知られるのは得策じゃねえ。」
みんなお互いの顔を見合わせる。
「それに冒険者ギルドに登録せずに、コッソリダンジョンに侵入するとして、ダンジョンは時間制限付きだ。
時間が来ると入り口が閉じて出られなくなる。
ダンジョンボスを倒さすとも、時間が来りゃあ閉じる。
倒したらその瞬間から一定時間で閉じる。
この国のダンジョンがどの程度の時間で開いて閉じんのか、ダンジョンボスを倒してから、どの程度で閉じんのか、お前らの内、誰か1人でも知ってんのか?
その為に、あえてボスの手前で引き返すダンジョンだってあるくれえだ。」
「……そこは調べれば、すぐに分かります。
だから……。」
ウッツさんが食い下がる。
「──お前らが一斉にダンジョンに潜ったとして、仮にそれがこの内の半分だとしても、そん時にルドマス一家が攻めて来たらどうする?
ダンジョンは下層に行かなきゃ、強い敵がいねえ。
1番弱い魔物の出るダンジョンですら、往復で最低でも3時間。中に連絡を取る手段もねえときた。
……ここいらのシノギをごっそり奪われるだろうぜ。
そこまで考えて発言してんのか?」
「2~3人ずつなら……。」
ローマンさんが言う。
「じゃあそれで、全員がレベル8になるのはいつだ?
それまでこの国に留まんのか?
もっと別の方法を考えろ。
ここを出るまでに全員のレベルは引き上げる。それは俺も考えてることだが、お前らのやり方じゃ、今の状況にゃあ相応しくねえ。
俺たちゃ真っ当な仕事をしてるわけじゃねえ。ましてや相手もそうなら、そいつをどうにかする手段を先に考えろ。」
誰も何も言えなくなった。
「あの……さ。ちょっといいかな。」
俺が手をあげる。
全員の視線が一斉に俺に集まってちょっとビクッとする。
「前にニナンガにいた時に、篠原が俺たちの元クラスメートたちをレベルアップさせる為に、転送魔法陣を使って、魔物を呼び寄せてたんだよね。
ここは魔族の国に最も近い国だろ?ニナンガに来るよりも時間はかからない筈だ。
強い魔物をダンジョン以外の場所に、呼び寄せて貰ったらどうかな?
そうすれば、短時間しか持ち場を離れなくてもいいし、人のいない場所で、そう各自の持ち場から遠くない場所なんて、みんなたくさん知ってるだろ?」
「──確かに、魔族と協定を組んだわけですし、もしそれで彼らに協力して貰えるのであれば……。」
シュテファンさんが言う。
「やりましょう、ボス!それなら戻るまでの時間もかからないし、何かあってもすぐに集まれる!」
エックハルトさんが同調する。
「ルドマス一家を倒すのにも、協力して貰えば……。」
ジークヴァルトさんが興奮して、両の拳を重ね合わせて握りながら言った。
「魔物を呼び出させるのはいい。
だがルドマス一家の抗争に、魔族を巻き込むのは駄目だ。
──あいつらは王族を倒す為だけに、共闘してるわけだからな。
それに現時点で、魔族の力を借りてることを王族たちに知られるわけにもいかねえ。
ましてや万が一協力してくれたとしてだ。他の敵対組織にそんなことが知られてみろ。俺たちだけじゃ勝てねえんだと、いいもの笑いのタネだぜ。
ルドマス一家をやんのに、魔族の力を借りんのは諦めろ。
それは各自別の方法を考えるんだ。」
エンリツィオがそう言って、みんなが了承した。
「──奴らはいつ頃来れる?」
エンリツィオが俺を見る。
「確認してみるよ。返事が来たら知らせる。
……それと、管轄祭司が乗った船が、もうすぐこの国につくよ。」
「それまでに、チムチの寵妃の居場所と警備内容の特定を急げ。
──俺たちが以前ランドルと、ことを構えてから、うちがそうなように、向こうの戦力も大幅に変わっている筈だ。
ルドマス一家の現状を詳しくさぐれ。
他にも似たようなスキルを持ってる奴がいたら面倒くせえ。」
これでこの日は解散になった。
残っているのは、俺と恭司と護衛のアダムさんとカールさんだけ。
「……オマエ、こないだの娘、匿ってるらしいな。」
俺はギクッとした。
結局家にかえすことも、保護して貰える人間を見つけることも出来なかった俺は、さすがに俺たちと同じランクのホテルじゃお金が続かなくなるから、もっと安い宿にアンナを泊まらせていた。
「この先、オマエがずっと面倒みるわけにゃいかねえぜ?
いずれオマエのオンナを元に戻す為に、俺たちゃこの国を出る。
一時的に救ってやったところで、ただの自己満足だ。
……むしろ今救ってやってることで、家に戻る日がより辛くなるかも知んねえぞ。
──分かってると思うが、俺たちゃ慈善事業をしてるわけじゃねえんだ。
この世界は女が働ける仕事は少ねえ。
ましてや未成年じゃ、やれることは限られてくる。その女が娼館で働くってんなら、守ってやらなくもねえが、そうじゃなきゃ組織としては何もしてやるつもりはねえぞ。」
「分かってる……。けど……。」
俺はうつむくことしか出来なかった。
「その子のスキルは何なんですかね?
スキル次第では、冒険者にならせてみてもいいんじゃないですか?
この世界じゃ小さい子でも、12歳から始めるものですし。」
アダムさんが俺に聞いてくる。
「スキル……。考えた事もなかったな。」
俺は俺の元いた世界の感覚で、小中学生が働くなんて考えてもみなかったし、保護されるべきものだと考えていたけれど、この世界は12歳から働き始める子もいるのだ。
保護者がいないなら、自活していけるように手助けする方法を考えた方が、アンナの為になるかも知れなかった。
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アシルさんにランドルの部下を奪われたこと。ウッツさんたち全員がやられたこと。ローマンさんがそれを説明しているのを聞きながら、俺は黙ってじっとうつむいていた。
チムチの幹部4人もそこにいて、全員動揺しているようだった。その場にいた全員が、複雑な表情をしていたと思う。
「──ウッツいわく、アシルさんの魔法スキルはレベル8になっていたようです。
奥さんとお子さんに会いにいくと言って、足繁くこの国に通っていたのも、ランクの高い魔物のわくこの国で、レベルアップすることと、ルドマス一家と何度も打ち合わせを重ねるのが目的だったのでしょう。」
ローマンさんも、説明しながら苦しそうだった。アダムさんとカールさんも同席してたけど、2人の表情は相変わらず殆ど変わらなくて、ギュンターさんはどうしていいか分からないようだった。
「アシルの奴をやりましょう!
……裏切りには制裁を。
これはたった1つの組織のルールだ。」
トラウゴットさんが言う。
シュテファンさん、エックハルトさん、ジークヴァルトさんもそれにうなずく。
「──アイツを襲ったとしてどうする。
土魔法の弱点属性である、レベル7の火魔法使いのウッツが、杖を持ったアイツに為す術もなかったんだぜ?
……今のアイツに勝てるのは、俺かコイツくれえだろう。」
エンリツィオは、足を開いて腕組みしながら、俺のことを顎でしゃくった。
「ましてや、昨日のランドルとの一戦で、レベル7スキル持ち4人と、そこのコイツの連れてる魔物までいて、それでもランドル1人に負けたってんだ。
……まあ、どっちも結果相打ちってとこだが、その内の2人は、火力5割マシのスキル持ちだ。それで相打ちにしかなれねえ相手に、なんで挑もうと思える。
アイツとの戦いにランドルが出て来たら、──お前ら勝てんのか。」
その場にいた全員が、シン……とした。
「……俺、ダンジョンに潜ります。」
ウッツさんが、強い決意を秘めた目で言った。
「──俺も潜ります!
俺たちは自身のレベルが30で上げ止まってるってだけで、この国でなら、すぐに全員魔法スキルレベル8になれる筈だ!」
ローマンさんも言う。
その場にいた魔法スキルレベル7組が一斉にエンリツィオを見つめた。
「……俺たちゃ冒険者じゃねえ。
ダンジョンに潜るには、冒険者ギルドの登録と許可がいる。
エンリツィオ一家がゾロゾロと冒険者に混ざって、コソコソレベル上げするってか?
そんな笑い話、すぐにルドマス一家に伝わるだろうぜ。
火力を上げてもランドルにゃあ勝てねえ。
やんのは構わねえが、知られた途端、確実に毎回ランドルが出てくるこったろう。
それに対抗出来る手段がねえなら、レベル上げしてることを向こうに知られるのは得策じゃねえ。」
みんなお互いの顔を見合わせる。
「それに冒険者ギルドに登録せずに、コッソリダンジョンに侵入するとして、ダンジョンは時間制限付きだ。
時間が来ると入り口が閉じて出られなくなる。
ダンジョンボスを倒さすとも、時間が来りゃあ閉じる。
倒したらその瞬間から一定時間で閉じる。
この国のダンジョンがどの程度の時間で開いて閉じんのか、ダンジョンボスを倒してから、どの程度で閉じんのか、お前らの内、誰か1人でも知ってんのか?
その為に、あえてボスの手前で引き返すダンジョンだってあるくれえだ。」
「……そこは調べれば、すぐに分かります。
だから……。」
ウッツさんが食い下がる。
「──お前らが一斉にダンジョンに潜ったとして、仮にそれがこの内の半分だとしても、そん時にルドマス一家が攻めて来たらどうする?
ダンジョンは下層に行かなきゃ、強い敵がいねえ。
1番弱い魔物の出るダンジョンですら、往復で最低でも3時間。中に連絡を取る手段もねえときた。
……ここいらのシノギをごっそり奪われるだろうぜ。
そこまで考えて発言してんのか?」
「2~3人ずつなら……。」
ローマンさんが言う。
「じゃあそれで、全員がレベル8になるのはいつだ?
それまでこの国に留まんのか?
もっと別の方法を考えろ。
ここを出るまでに全員のレベルは引き上げる。それは俺も考えてることだが、お前らのやり方じゃ、今の状況にゃあ相応しくねえ。
俺たちゃ真っ当な仕事をしてるわけじゃねえ。ましてや相手もそうなら、そいつをどうにかする手段を先に考えろ。」
誰も何も言えなくなった。
「あの……さ。ちょっといいかな。」
俺が手をあげる。
全員の視線が一斉に俺に集まってちょっとビクッとする。
「前にニナンガにいた時に、篠原が俺たちの元クラスメートたちをレベルアップさせる為に、転送魔法陣を使って、魔物を呼び寄せてたんだよね。
ここは魔族の国に最も近い国だろ?ニナンガに来るよりも時間はかからない筈だ。
強い魔物をダンジョン以外の場所に、呼び寄せて貰ったらどうかな?
そうすれば、短時間しか持ち場を離れなくてもいいし、人のいない場所で、そう各自の持ち場から遠くない場所なんて、みんなたくさん知ってるだろ?」
「──確かに、魔族と協定を組んだわけですし、もしそれで彼らに協力して貰えるのであれば……。」
シュテファンさんが言う。
「やりましょう、ボス!それなら戻るまでの時間もかからないし、何かあってもすぐに集まれる!」
エックハルトさんが同調する。
「ルドマス一家を倒すのにも、協力して貰えば……。」
ジークヴァルトさんが興奮して、両の拳を重ね合わせて握りながら言った。
「魔物を呼び出させるのはいい。
だがルドマス一家の抗争に、魔族を巻き込むのは駄目だ。
──あいつらは王族を倒す為だけに、共闘してるわけだからな。
それに現時点で、魔族の力を借りてることを王族たちに知られるわけにもいかねえ。
ましてや万が一協力してくれたとしてだ。他の敵対組織にそんなことが知られてみろ。俺たちだけじゃ勝てねえんだと、いいもの笑いのタネだぜ。
ルドマス一家をやんのに、魔族の力を借りんのは諦めろ。
それは各自別の方法を考えるんだ。」
エンリツィオがそう言って、みんなが了承した。
「──奴らはいつ頃来れる?」
エンリツィオが俺を見る。
「確認してみるよ。返事が来たら知らせる。
……それと、管轄祭司が乗った船が、もうすぐこの国につくよ。」
「それまでに、チムチの寵妃の居場所と警備内容の特定を急げ。
──俺たちが以前ランドルと、ことを構えてから、うちがそうなように、向こうの戦力も大幅に変わっている筈だ。
ルドマス一家の現状を詳しくさぐれ。
他にも似たようなスキルを持ってる奴がいたら面倒くせえ。」
これでこの日は解散になった。
残っているのは、俺と恭司と護衛のアダムさんとカールさんだけ。
「……オマエ、こないだの娘、匿ってるらしいな。」
俺はギクッとした。
結局家にかえすことも、保護して貰える人間を見つけることも出来なかった俺は、さすがに俺たちと同じランクのホテルじゃお金が続かなくなるから、もっと安い宿にアンナを泊まらせていた。
「この先、オマエがずっと面倒みるわけにゃいかねえぜ?
いずれオマエのオンナを元に戻す為に、俺たちゃこの国を出る。
一時的に救ってやったところで、ただの自己満足だ。
……むしろ今救ってやってることで、家に戻る日がより辛くなるかも知んねえぞ。
──分かってると思うが、俺たちゃ慈善事業をしてるわけじゃねえんだ。
この世界は女が働ける仕事は少ねえ。
ましてや未成年じゃ、やれることは限られてくる。その女が娼館で働くってんなら、守ってやらなくもねえが、そうじゃなきゃ組織としては何もしてやるつもりはねえぞ。」
「分かってる……。けど……。」
俺はうつむくことしか出来なかった。
「その子のスキルは何なんですかね?
スキル次第では、冒険者にならせてみてもいいんじゃないですか?
この世界じゃ小さい子でも、12歳から始めるものですし。」
アダムさんが俺に聞いてくる。
「スキル……。考えた事もなかったな。」
俺は俺の元いた世界の感覚で、小中学生が働くなんて考えてもみなかったし、保護されるべきものだと考えていたけれど、この世界は12歳から働き始める子もいるのだ。
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