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第3章・血みどろの抗争編
第94話 殺人祭司の手先と将軍の魔の手②
宝物庫の中は、普段から手入れをされているのか、ホコリもかぶっておらずキレイなものだった。
アスタロト王子が壁の魔道具に触れると明かりがついた。
「うわー、すげえな。」
金で加工されたたくさんの美術品のようなものが並び、その中に半透明の石のようなものがたくさんあるのが気になった。
「これ、なんだ?」
「見たことねーのか?
これが魔石さ。
魔物や魔族から取れるんだ。
突然取れなくなったりしたら、みんなの生
活がたち行かなくなるからな。
一定量国で買い取って、有事の時の為に保管してあんだ。」
「へー。」
ちゃんと国民のことを考えてる国なんだなあ。
「なんか欲しいものがあったら、何でもやるぜ?お詫びがわりだ。」
さっきの行為を言ってるのだろう。
俺が欲しいのはイエルさんのスキル──とは言えなかった。
「これなんか便利だと思うぜ?
持ってるだけで石化を防ぐって護符だ。」
「いっぱいあんだな。」
「昔石化を操る魔物がたくさん湧いた時期があったらしくてな。
結構な人数分揃えたみてーだ。」
「なら、これ、たくさん貰ってってもかまわねーか?」
石化を操る魔物はレベルが高いから、英祐にソイツを呼び出して貰って経験値を上げる時に、みんなに渡せたら安全に戦えるだろうな、と思った。
「いいぜ?バカみてーに数あるしよ。」
そう言ってくれたので、俺は石化を防ぐ護符をみんなの人数分アイテムボックスにしまった。
「サンキューな。助かるわ。」
「どうってことねえぜ。」
俺はその後で真剣な表情になった。
「つかさ、大事な話があんだけどよ。」
「──うん?」
「お前、死んだ時のこと、覚えてねーんだろ?」
「ああ、まあそうだな。」
「お前は、姿を奪われて死んだんだ。」
「姿を……?」
アスタロト王子は不思議そうな表情を浮かべた。
「厳密には、遺伝子情報を、だ。
遺伝子操作ってスキルを持ってる奴が、お前の遺伝子情報を奪ってお前の姿になったんだ。
この世界は同じ姿をしてる人間の存在が許されない。どちらかが死ぬことになる。
けど、そいつは幸運スキルの最上位互換スキルの激運を持ってて、常に運命に選ばれることになる。
遺伝子情報は保管出来るみてえだから、そいつが何かの気まぐれでお前の遺伝子情報を呼び出して、お前の姿になりでもしたら、また死んじまう。
そのことを国王に話して、常に国王のそばにいた方がいい。そいつが死ぬか、捕まるまでは、お前が危険だ。
襟足の長い茶色っぽい金髪の、キレイな男の姿を気に入って、それにいつもなってるみてーだから、そいつを見つけたら捕まえるようにも言ってくれ。」
「……分かったよ。
おめーが言うなら、多分そうなんだろうからな。」
アスタロト王子は頷いてくれた。
俺は、帰るよ、とアスタロト王子に告げて別れると、再び王子宮に隠密と消音行動で忍び込んだ。今度こそイエルさんのスキルを奪う為だ。
俺は窓から部屋を覗き込んで、ベッドの上を見た瞬間ギョッとした。イエルさんの隣には、裸の肩が覗いている国王が寝ていた。
また女王陛下が部屋にでもやって来たのだろうか。復活したとはいえ息子が1度死んだばかりだと言うのに、よくこんなことをする気になるものだ。俺はそっと窓をあけて部屋に侵入した。
寝ているイエルさんに触れる。
──奪う、奪う、奪う。
──与える、与える、与える。
イエルさんは目を覚まさなかった。
俺がホテルに戻り、エンリツィオの部屋を尋ねると、英祐が先に部屋に来ていた。アダムさん、カールさん、恭司もいる。
「──久しぶり!元気だった?」
嬉しそうに微笑む英祐に、俺もほっとして笑顔を浮かべる。
「首尾はどうだ。」
「奪って来たぜ、寵妃のスキル。」
俺にそう聞くエンリツィオに、頷いてそう答えると、俺はここまでの経緯を話した。
「姿を奪う男か……。やっかいだな。
分かった。全員に通達しておく。」
エンリツィオが真剣な表情でそう答えた。
「それとこれ。
王宮でアスタロト王子に貰ったんだ。
石化を防ぐ護符だってさ。
コイツを持って、英祐に石化を操る魔物を呼び出して貰おうと思うんだ。
石化が使える魔物は、一律レベルが高いだろ?経験値もうまいし、石化が防げるなら安全度も高いしな。
英祐、魔物の指定は出来るんだろ?」
「レベルとか、ある程度はね。
石化に限定して呼び出すくらいなら可能だよ。」
「いいだろう。──オイ。」
コイツを全員に配れ、と言われて、アダムさんが護符を受け取ると部屋を出て行った。
「よし、じゃあ、魔物を出したい場所に案内してよ。
早速魔法陣を作るからさ。」
英祐がそう言って、俺たちはエンリツィオ一家が管理している広い土地に向かった。伝聞が届いた部下の人たちも、ゾロゾロとどこかかから十何人が集まってくる。
1度に全員が持ち場を離れる訳にはいかないから、ここにいるのはチムチにいるエンリツィオの部下の3分の1らしい。
英祐が手をかざすと、空中に線が円を描き出し、巨大な魔法陣が広がっていく。それがビタッと地面に張り付いた途端、バチバチバチっという音と共に、たくさんの魔物が姿を現した。
「ちょっ、これ、いくらなんでも、種類多くないか?」
俺は魔物の姿を見て驚愕する。
そこに現れたのは、コカトリス、バジリスク、メドゥーサ、カトブレパス、玉藻前みたいな狐尾の美女の姿をした魔物5体だった。
「石化でレベルを限定して召喚したら、なんかこうなっちゃったみたい……。」
英祐がへへっと困ったように笑う。
「いくら石化を防ぐ護符があると言っても、この数は……。
俺たちのレベルじゃ、1~2体がやっとですよ。」
アダムさんが言う。
「何体か戻せないんですか?」
カールさんが聞く。
「強制転送魔法陣は一方通行だから、あっちに出口の魔法陣を敷いて来てないし無理かなあ……。」
「倒すしかねーだろ。
いいじゃねえか、1人1回ずつ、全部の魔物に攻撃を当てろ。
──最悪俺が倒してやるよ。」
「ボス!」
後からやって来たエンリツィオが不敵に笑う。みんな安心したように、一体ずつに攻撃を当ててゆく。
「──?
なんだ?」
俺は空中に新たな魔法陣が展開されてゆくのに気が付いた。
「英祐、あれ、お前か?」
「ううん、僕は何も──」
それは5つの強制転送魔法陣へと変わり、地面にビタッと張り付くと、魔物たちと、その近くにいたエンリツィオの部下たちを吸い込んでゆく。
「うわっ!?」
「なんだ!?」
悲鳴とともに部下たちと魔物がどこかに消えていく。
「──やれやれ。
魔王候補殿が、人間に加担してるという噂は本当だったか。」
「ランドルス将軍……!!
何故あなたがここに?」
英祐の知り合いなのか?驚いた表情で英祐は目の前の魔族を見ている。真っ赤な肌に裂けた口元から牙が覗いて、いかにも強そうでおっかない見た目だ。
「魔王候補殿がいなくなれば、次の有力候補はこの俺だ。
そういうことだよ、分かるだろう?
6人衆を従えずにこんなところまで来たのは浅はかだったな。」
……英祐を狙ってるってことなのか?
「──俺の部下たちをどこへやった。」
エンリツィオがランドルス将軍を睨む。
「邪魔だから、ちょっと遠くに行って貰っただけだ。別に死んじゃいない。
まあ、あの人数で、魔物に打ち勝てずに死ぬかも知れないがな。」
ランドルス将軍がクックックと笑う。
「──追えるか。」
「ああ、バラバラに散ってるけど、この国の中だ。」
エンリツィオに言われるまでもなく、俺はみんなの位置を千里眼で検索していた。今のところ全員無事だ。
「あいつをぶっ倒して、すぐにアイツらのあとを追っかけるぞ。」
「僕も手伝います!」
「──そう簡単にいくかな?」
「あっ!!」
どこからともなく飛んできた矢が英祐の腕に刺さる。ランドルス将軍に攻撃を仕掛けようとしたエンリツィオと英祐を嘲笑うかのように、微笑みながらアシルさんが現れた。
「……アシルさんが、この魔族を呼んだんですか?」
「追わせないよ。」
俺の問いかけに、アシルさんは答えずにただ微笑んでいた。
ランドルス将軍、アシルさん、姿の見えない弓の使い手。
手傷を負わされた英祐、エンリツィオ、──そして俺。
戦いは避けられそうにもなかった。
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アスタロト王子が壁の魔道具に触れると明かりがついた。
「うわー、すげえな。」
金で加工されたたくさんの美術品のようなものが並び、その中に半透明の石のようなものがたくさんあるのが気になった。
「これ、なんだ?」
「見たことねーのか?
これが魔石さ。
魔物や魔族から取れるんだ。
突然取れなくなったりしたら、みんなの生
活がたち行かなくなるからな。
一定量国で買い取って、有事の時の為に保管してあんだ。」
「へー。」
ちゃんと国民のことを考えてる国なんだなあ。
「なんか欲しいものがあったら、何でもやるぜ?お詫びがわりだ。」
さっきの行為を言ってるのだろう。
俺が欲しいのはイエルさんのスキル──とは言えなかった。
「これなんか便利だと思うぜ?
持ってるだけで石化を防ぐって護符だ。」
「いっぱいあんだな。」
「昔石化を操る魔物がたくさん湧いた時期があったらしくてな。
結構な人数分揃えたみてーだ。」
「なら、これ、たくさん貰ってってもかまわねーか?」
石化を操る魔物はレベルが高いから、英祐にソイツを呼び出して貰って経験値を上げる時に、みんなに渡せたら安全に戦えるだろうな、と思った。
「いいぜ?バカみてーに数あるしよ。」
そう言ってくれたので、俺は石化を防ぐ護符をみんなの人数分アイテムボックスにしまった。
「サンキューな。助かるわ。」
「どうってことねえぜ。」
俺はその後で真剣な表情になった。
「つかさ、大事な話があんだけどよ。」
「──うん?」
「お前、死んだ時のこと、覚えてねーんだろ?」
「ああ、まあそうだな。」
「お前は、姿を奪われて死んだんだ。」
「姿を……?」
アスタロト王子は不思議そうな表情を浮かべた。
「厳密には、遺伝子情報を、だ。
遺伝子操作ってスキルを持ってる奴が、お前の遺伝子情報を奪ってお前の姿になったんだ。
この世界は同じ姿をしてる人間の存在が許されない。どちらかが死ぬことになる。
けど、そいつは幸運スキルの最上位互換スキルの激運を持ってて、常に運命に選ばれることになる。
遺伝子情報は保管出来るみてえだから、そいつが何かの気まぐれでお前の遺伝子情報を呼び出して、お前の姿になりでもしたら、また死んじまう。
そのことを国王に話して、常に国王のそばにいた方がいい。そいつが死ぬか、捕まるまでは、お前が危険だ。
襟足の長い茶色っぽい金髪の、キレイな男の姿を気に入って、それにいつもなってるみてーだから、そいつを見つけたら捕まえるようにも言ってくれ。」
「……分かったよ。
おめーが言うなら、多分そうなんだろうからな。」
アスタロト王子は頷いてくれた。
俺は、帰るよ、とアスタロト王子に告げて別れると、再び王子宮に隠密と消音行動で忍び込んだ。今度こそイエルさんのスキルを奪う為だ。
俺は窓から部屋を覗き込んで、ベッドの上を見た瞬間ギョッとした。イエルさんの隣には、裸の肩が覗いている国王が寝ていた。
また女王陛下が部屋にでもやって来たのだろうか。復活したとはいえ息子が1度死んだばかりだと言うのに、よくこんなことをする気になるものだ。俺はそっと窓をあけて部屋に侵入した。
寝ているイエルさんに触れる。
──奪う、奪う、奪う。
──与える、与える、与える。
イエルさんは目を覚まさなかった。
俺がホテルに戻り、エンリツィオの部屋を尋ねると、英祐が先に部屋に来ていた。アダムさん、カールさん、恭司もいる。
「──久しぶり!元気だった?」
嬉しそうに微笑む英祐に、俺もほっとして笑顔を浮かべる。
「首尾はどうだ。」
「奪って来たぜ、寵妃のスキル。」
俺にそう聞くエンリツィオに、頷いてそう答えると、俺はここまでの経緯を話した。
「姿を奪う男か……。やっかいだな。
分かった。全員に通達しておく。」
エンリツィオが真剣な表情でそう答えた。
「それとこれ。
王宮でアスタロト王子に貰ったんだ。
石化を防ぐ護符だってさ。
コイツを持って、英祐に石化を操る魔物を呼び出して貰おうと思うんだ。
石化が使える魔物は、一律レベルが高いだろ?経験値もうまいし、石化が防げるなら安全度も高いしな。
英祐、魔物の指定は出来るんだろ?」
「レベルとか、ある程度はね。
石化に限定して呼び出すくらいなら可能だよ。」
「いいだろう。──オイ。」
コイツを全員に配れ、と言われて、アダムさんが護符を受け取ると部屋を出て行った。
「よし、じゃあ、魔物を出したい場所に案内してよ。
早速魔法陣を作るからさ。」
英祐がそう言って、俺たちはエンリツィオ一家が管理している広い土地に向かった。伝聞が届いた部下の人たちも、ゾロゾロとどこかかから十何人が集まってくる。
1度に全員が持ち場を離れる訳にはいかないから、ここにいるのはチムチにいるエンリツィオの部下の3分の1らしい。
英祐が手をかざすと、空中に線が円を描き出し、巨大な魔法陣が広がっていく。それがビタッと地面に張り付いた途端、バチバチバチっという音と共に、たくさんの魔物が姿を現した。
「ちょっ、これ、いくらなんでも、種類多くないか?」
俺は魔物の姿を見て驚愕する。
そこに現れたのは、コカトリス、バジリスク、メドゥーサ、カトブレパス、玉藻前みたいな狐尾の美女の姿をした魔物5体だった。
「石化でレベルを限定して召喚したら、なんかこうなっちゃったみたい……。」
英祐がへへっと困ったように笑う。
「いくら石化を防ぐ護符があると言っても、この数は……。
俺たちのレベルじゃ、1~2体がやっとですよ。」
アダムさんが言う。
「何体か戻せないんですか?」
カールさんが聞く。
「強制転送魔法陣は一方通行だから、あっちに出口の魔法陣を敷いて来てないし無理かなあ……。」
「倒すしかねーだろ。
いいじゃねえか、1人1回ずつ、全部の魔物に攻撃を当てろ。
──最悪俺が倒してやるよ。」
「ボス!」
後からやって来たエンリツィオが不敵に笑う。みんな安心したように、一体ずつに攻撃を当ててゆく。
「──?
なんだ?」
俺は空中に新たな魔法陣が展開されてゆくのに気が付いた。
「英祐、あれ、お前か?」
「ううん、僕は何も──」
それは5つの強制転送魔法陣へと変わり、地面にビタッと張り付くと、魔物たちと、その近くにいたエンリツィオの部下たちを吸い込んでゆく。
「うわっ!?」
「なんだ!?」
悲鳴とともに部下たちと魔物がどこかに消えていく。
「──やれやれ。
魔王候補殿が、人間に加担してるという噂は本当だったか。」
「ランドルス将軍……!!
何故あなたがここに?」
英祐の知り合いなのか?驚いた表情で英祐は目の前の魔族を見ている。真っ赤な肌に裂けた口元から牙が覗いて、いかにも強そうでおっかない見た目だ。
「魔王候補殿がいなくなれば、次の有力候補はこの俺だ。
そういうことだよ、分かるだろう?
6人衆を従えずにこんなところまで来たのは浅はかだったな。」
……英祐を狙ってるってことなのか?
「──俺の部下たちをどこへやった。」
エンリツィオがランドルス将軍を睨む。
「邪魔だから、ちょっと遠くに行って貰っただけだ。別に死んじゃいない。
まあ、あの人数で、魔物に打ち勝てずに死ぬかも知れないがな。」
ランドルス将軍がクックックと笑う。
「──追えるか。」
「ああ、バラバラに散ってるけど、この国の中だ。」
エンリツィオに言われるまでもなく、俺はみんなの位置を千里眼で検索していた。今のところ全員無事だ。
「あいつをぶっ倒して、すぐにアイツらのあとを追っかけるぞ。」
「僕も手伝います!」
「──そう簡単にいくかな?」
「あっ!!」
どこからともなく飛んできた矢が英祐の腕に刺さる。ランドルス将軍に攻撃を仕掛けようとしたエンリツィオと英祐を嘲笑うかのように、微笑みながらアシルさんが現れた。
「……アシルさんが、この魔族を呼んだんですか?」
「追わせないよ。」
俺の問いかけに、アシルさんは答えずにただ微笑んでいた。
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手傷を負わされた英祐、エンリツィオ、──そして俺。
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