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第140話 ホーンモビーディック
【確定ドロップアンケート。
1.使役タイプゴーレム(50.0%)
2.ダンジョンゴーレムの核(50.0%)
使役タイプゴーレムとダンジョンゴーレムの核が選択されました。】
美織の目の前に、小さなゴーレムと、ダンジョンゴーレムの核が現れる。
小さなゴーレムは地面に着地すると、美織を見上げてピョコッと首をかしげた。
そして短い手を差し伸べてくる。その見た目も仕草も、なんだかとても愛らしい。先程までのゴーレムからドロップしたものだとは到底思えないほどだ。
「ゴーレムの契約ね。ゴーレムが気にいるとああやって手を差し出してくるのよ。その手に触れたら使役が出来るわ。」
「そうなんですか?」
「まだ日本はテイムした魔物や、使役した魔物を町中で連れ歩けないから、普段はマジックバッグにしまわないといけないけど……。ゴーレムなら自力で姿を消せるから、普段使いの護衛にピッタリよ。」
「そうなんですね。かわいいです。」
美織はゴーレムに手を伸ばして触れる。触れ合ったところが光り、契約が完了した。
ゴーレムは嬉しそうに両手を上げてピョコピョコと飛び跳ねている。
「これで契約は完了ね。あなたの獣魔よ。」
と阿平が言った。
「これからよろしくお願いしますね。ピョコピョコ飛び跳ねているから、名前はピョコタンにしましょう。」
美織が微笑みながら言った。
:名付けのセンスwww
:なんだあれ、かわいいなw
:もとはあんなに恐ろしかったのに……
:政府の要人や金持ちがこっそり使役してるって噂だよな
:ドロップしたからって必ず使役出来るわけじゃないから、いおりんはついてたな
:ドロップした本人には必ず従うけど、他に手渡そうとした場合は人を選ぶって聞いたぞ
:じゃあいおりんに従うのは必然なのか
:ドロップアイテムとはいえ、意思があるからそうなるのか
:いおりんに従うつもりだったのに、知らんおっさんに譲渡されたら、そりゃ誰だって従う気はせんわなw
:確かにw
:弱い相手だったら従いたくないってのはありそうw
:マイ●ラのゴーレムみたいな、シンプルな見た目になっとるw
:マイ●ラより確実にかわいいだろw
:核はなんに使えるんだ?
:ゴーレム作成の研究に使われてはいるけど、まだ成功例はなかったキガス
:魔道具の素材になった筈
:なら高く売れそうだな
ドロップ品について詳しい有識者たちが、アイテムの効果を教えてくれている。
いつもかなりの数のリスナーが常駐しているが、今回は今まで配信にのったことのない朝霞ダンジョンだけあって、普段よりも人数が多く、その分有識者の数も多いようだ。
「さあ、ここから先は私たち2人だけの戦場よ。あなたたちには不可能な場所だから、ここで待機していてちょうだい。まだリポップには時間があるだろうけど、万が一わいてくるようなことがあれば、すぐに逃げてね。」
「了解しました。お2人の万が一に備えて、念の為待機しておきます。」
井村がそう言ってうなずいた。
「あなたは危ないから隠れておきましょうね。この中に入って下さい。」
美織に言われて素直にアイテムボックスの中へと入るゴーレム。
美織と阿平は頷き合って、最後のフロアへと進んで行った。そこは一面の海だった。足場になりそうなところは、ポツンポツンとところどころ点在する小さな島のみ。
そこに向かう道すらない状態だった。美織はこの場所の為に、魔力操作の練度を念の為高めておく特訓をしていたのだ。
美織と阿平が海面に一歩足を踏み出した。水面に波紋が小さく広がるも、2人とも海水に沈む気配はない。
この海は魔力を帯びた海だ。足の裏に練った魔力を集中し、接地面を波立たせないように魔力を注ぐと、こうして水面に立つことが可能になる。
紅茶のカップを指先だけで持つマナーが、そのまま足の裏に魔力を集中させる訓練になり、紅茶を波立たせない訓練が海面に魔力を注いで平坦にさせる訓練につながるのだ。
全身の魔力を凝縮し、一点に集中させることが出来なければ、こうして海面に立つことは出来ない。探索者たちの間では、“沈まぬ小舟”と呼ばれる戦い方だ。
:2人もと海の上に立っとるwww
:アメンボみてえwww
:どちらかっつーと、水蜘蛛の忍術だろw
:これが特訓の成果か
:改めてSランクのギルマスと同じことが出来るいおりんヤバくないか……?
「……くるわよ。」
遠くに水しぶきが立ち上がるのが見える。探索者でなければ気付かない程の距離に。
噴出しては消え、再び吹き上げながら、段々と水しぶきが巨大になりながら近付いてくる。それがホーンモビーディックの噴気であることがやがてわかる。
獰猛な目を赤く光らせたその物体は、全長100メートルを超える巨大な体の口を大きく開き、2人を飲み込もうと襲ってきた。
────────────────────
アンケート結果はカクヨムとアルファポリスとネオページの合計です。
アルファポリスで大賞に応募する為、旧作品を改変して投稿を始めました。
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最後の勇者のレゾンデートル~スキルなし判定された俺が隠しユニークスキル「ゲノムコントロール」で闇社会の覇王となるまで~
です。よろしくお願いします。
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小さなゴーレムは地面に着地すると、美織を見上げてピョコッと首をかしげた。
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「ゴーレムの契約ね。ゴーレムが気にいるとああやって手を差し出してくるのよ。その手に触れたら使役が出来るわ。」
「そうなんですか?」
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「そうなんですね。かわいいです。」
美織はゴーレムに手を伸ばして触れる。触れ合ったところが光り、契約が完了した。
ゴーレムは嬉しそうに両手を上げてピョコピョコと飛び跳ねている。
「これで契約は完了ね。あなたの獣魔よ。」
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美織が微笑みながら言った。
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美織と阿平は頷き合って、最後のフロアへと進んで行った。そこは一面の海だった。足場になりそうなところは、ポツンポツンとところどころ点在する小さな島のみ。
そこに向かう道すらない状態だった。美織はこの場所の為に、魔力操作の練度を念の為高めておく特訓をしていたのだ。
美織と阿平が海面に一歩足を踏み出した。水面に波紋が小さく広がるも、2人とも海水に沈む気配はない。
この海は魔力を帯びた海だ。足の裏に練った魔力を集中し、接地面を波立たせないように魔力を注ぐと、こうして水面に立つことが可能になる。
紅茶のカップを指先だけで持つマナーが、そのまま足の裏に魔力を集中させる訓練になり、紅茶を波立たせない訓練が海面に魔力を注いで平坦にさせる訓練につながるのだ。
全身の魔力を凝縮し、一点に集中させることが出来なければ、こうして海面に立つことは出来ない。探索者たちの間では、“沈まぬ小舟”と呼ばれる戦い方だ。
:2人もと海の上に立っとるwww
:アメンボみてえwww
:どちらかっつーと、水蜘蛛の忍術だろw
:これが特訓の成果か
:改めてSランクのギルマスと同じことが出来るいおりんヤバくないか……?
「……くるわよ。」
遠くに水しぶきが立ち上がるのが見える。探索者でなければ気付かない程の距離に。
噴出しては消え、再び吹き上げながら、段々と水しぶきが巨大になりながら近付いてくる。それがホーンモビーディックの噴気であることがやがてわかる。
獰猛な目を赤く光らせたその物体は、全長100メートルを超える巨大な体の口を大きく開き、2人を飲み込もうと襲ってきた。
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